今月
2007年08月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
       
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:全て(3473件)
<<
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!①子牛はどこへ…?
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!②飛騨牛をいただきます
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!③北海道というチカラ!
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!④高知の酒蔵へ!
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!⑤生産者に救われた一言…
2021年03月20日(土) | ♯609 三石・花編①
2021年03月20日(土) | ♯609 三石・花編②
2021年03月20日(土) | ♯609 三石・花編③
2021年03月13日(土) | ♯608 新生活を応援!お弁当作りに挑戦編①
2021年03月13日(土) | ♯608 新生活を応援!お弁当作りに挑戦編②電子レジを活用しよう!

[+10] >>

2020年12月26日(土) |  ♯598 2020年傑作選③栽培スタート!ショウガ
料理の下味に、薬味に、そして紅ショウガやガリなど
漬物としても、私たちの食卓に欠かせない…ショウガ!
体を温める働きがあったり、殺菌力が強かったり、
ただ美味しいだけではない、健康食品でもあります。

あのポカポカする感じ…
これからの季節は、ますます重宝しますよね。
ということで、
ショウガの生産を始めてまだ間もないという栗山町へ。
(2020年10月24日OAから)

リーダー
「ハウス越しにショウガが見えてる…
 もう、えっ!!て感じだね」

森アナ
「生産者の岸田さんです。宜しくお願いします」
岸田慶志(ちかし)さんの農場では、
米をメインにショウガなども生産しています。
リーダー
「岸田さんはショウガを作って何年目ですか?」

岸田さん
「僕1年目なんですよ。今年初めての挑戦です」

リーダー「でも立派になってる!見たいみたい!」

岸田さん「見ますか!!」
オープン♪

森アナ
「うわあ~ショウガって葉っぱこうなってる?
 ピンピンですね!」
リーダー
「丈で言うと1メートル20センチくらいかな?」

森アナ「背が大きいですね。意外に」

森アナ
「この土の中にショウガが埋まっているんですか?」

岸田さん「そうですね!」

森アナ「どうなってるんだろう」

岸田さん
「これをショウガを切らないように…
 (スコップを斜めに入れます)」

リーダー
「ショウガ切っちゃったらショウガないですから…」

岸田さん「あははは」

さて土を掘り起こすと…

森アナ「あっ!見えてきた!きれいな色!」

リーダー「えっ待って!これごと?でけえ!」

岸田さん
「これごと…葉っぱを押さえて…」

すると両脇にショウガの葉を抱えて
ゆーらゆらと左右に引っ張ります。

リーダー
「こんな風に収穫するの???ダイナミック!」
森アナ
「えええええ~1株が大きい!!」

リーダー「1個1個とるんじゃないのね」

岸田さん
「そうなんですよ!これが新ショウガです」

岸田さん
「これの親(ショウガ)が…
 この茶色いの…分かりますか?
 この小っこいのが親で、これが増えます」

リーダー「こんな増えるの?!」

リーダー
「うわうわっでかいでかい!でかい!何これ!!」

リーダー
「なんかね…ボス感ハンパない!」

リーダー
「ショウガを始めるキッカケは?」

岸田さん
「このハウスは水稲の育苗ハウスなんですよ…」

リーダー
「ああ~田植えをしたら使わないですもんね」

岸田さん
「それを有効利用しようということで
 植えられるものを探していたら
 ショウガの話があったので
 それでやってみようと思いました」
岸田さん
「空知管内をはじめ北海道全体に
 新ショウガのおいしさをPRして
 盛り上げていきたいと思います」
リーダー
「田植えまでの作業をした後
 もう1作、作物ができる!
 収入もその分、増える!いいことですね!
 良かったっすね!
 ことしは収入増えそうですか?」

岸田さん「いっちゃいます!!」

森アナ「あははは」

リーダー「いっちゃうよ~~!!」

森崎リーダー
「私たちが北海道産の美味しいものを
 お腹いっぱい食べるために
 北海道農業は日々進化し続けています。
 
 あぐり王国はこれからも
 北海道の農畜産物を
 生産者への感謝と尊敬を込めて紹介いたします」
みなさんこんにちは!
今日は和牛プレゼントのお知らせだよ~

オホーツクのJAグループでは、
オホーツク管内の小・中学生を対象に、
パンフレットの裏面に記載された、
ご覧の牛の写真を見て、
「これだ!」と思った面白い一言を募集しているんだって~

応募いただいた方の中から抽選で29名様に、
オホーツクの美味しい牛肉をプレゼント!
詳しくはホームページをチェック!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!
森結有花アナウンサー
「さてあぐり王国は今回が年内最後の放送でした。
 次回は1月9日となります」

森崎リーダー
「今年も1年間、
 番組を北海道農業を愛してくださって
 みなさんありがとうございました。
 また来年も宜しくお願い致します!」

リーダー&森アナ
「よりお年を~~♪」

1年間ご視聴ありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します!(スタッフ一同) 

------------------------------------

12月19日のクイズ
「今回使った食材の産地は、
 都道府県で言うとドコだったかな~?」

正解は「北海道」でした。


2020年12月19日(土) |  ♯597 道産食材でクッキング祭り!編①
森結有花アナウンサー
「あぐり王国クリスマス直前!
 クッキング祭り~!」

森崎博之リーダー
「いくつになっても嬉しいです!
 クリスマスが大好きです♪」
森アナ
「今回はそんなクリスマスにぴったりなお料理を
 道産食材でつくっていきます!」

リーダー「サイコウじゃないか!」

森アナ
「今年は特にお家でクリスマスを過ごす…
 という方も多いと思うんですよね」
リーダー
「家にいるんだから皆で家事をやったり
 お料理をしたりっていうのが広がってますよね。
 僕もこの1年で色んな料理をするようになった!
 このあいだはミートソースを作りました。
 ソースを作るのに野菜を6種類くらい
 ただただみじん切りにした…(笑)
 2時間、みじん切りし続けたんだけど
 今日昼食べてきたら、やっぱり美味しいもん!
 こういう風に家で自分たちでお料理できるって喜びを
 今年はいただいたかなって…」

今回のあぐり王国ネクストは、
クリスマス直前!道産食材でクッキング祭り!
一流シェフに教わる、意外とお手軽・洋風レシピ!
今年のクリスマスは、お家で料理と食事を楽しもう!
塚田シェフ登場!
森アナ
「お料理は塚田シェフに教わります!」

塚田シェフは、札幌を拠点に、
北海道ならではの食文化を追求しています。
塚田さん
「道産野菜をたっぷり使った
 クリスマス料理を教えます!」

リーダー「嬉しいなあ」
ヤンソンを魅惑する料理って?
塚田さん「一品目は『ヤンソンの誘惑』です」

リーダー「ヤンソンってどなた?」

塚田さん
「北欧でクリスマスなどよく食べるお料理ですが
 ヤンソンさんというベジタリアンの方が
 ルールを破ってでも食べてしまったくらい
 美味しい良い香りがする
 ジャガイモとタマネギをベースにしたグラタン!
 アンチョビが入ってます」

リーダー
「アンチョビソースの香りが誘惑する…
 いいですね~誘惑されたい!!」

※作り方はレシピコーナーをご覧ください!


※詳しいレシピはこちらです

塚田さん
「今日はお二人にお手伝いしていただきます。
 まずジャガイモは皮をむいて
 玉ねぎは千切りにします」

まずはシェフのお手本。
ジャガイモは皮をむき
輪切りにした後、細切りにします。
森アナ
「こちらのジャガイモは
 今金町の今金男しゃくです!」

リーダー
「あの面白い部長がいるところですねえ
 懐かしいなあ~
 今年出会った中でもベストキャラでしたね」
全国にその名を馳せるブランドじゃがいも、
『今金男しゃく』。
生産者やJA今金町の弛まぬ努力があって、
去年、国から「GI登録」という
最上級のお墨付きをもらっています。
さてここでリーダーと森アナもトライします!

塚田さんからジャガイモの皮むきに関して
ポイントが!
「親指を支点にしてむきます」

リーダー
「ツルンと…
 自分だと(細かくやるけど)…
 そぐようにやるといいんだね」
さてジャガイモの千切りのポイントは…

塚田さん
「ジャガイモが安定しない場合は
 一箇所を切り落として
 その面を底にして安定させて千切りします」
リーダー上手です…

塚田さん
「リーダー、やってますね」
リーダー「森さんは料理やってる?」

森アナ「やってますよ」

リーダー「家で?」

森アナ「やってますよ。昨日もつくりました」

リーダー「何を作ったの?」

森アナ「ゴボウの肉巻き」

リーダー「一人で食べたの?」

森アナ「はい…」
リーダー「本当は一人じゃないですよね?」

塚田さん「一人じゃないですよね」

リーダー「一人でやります?ゴボウの肉巻き?」

森アナ
「だから冷蔵庫に10個も余っているんです…」

あははは(大爆笑)
続いてはタマネギの下ごしらえ。
半分に切ってから、薄切りにします。

森アナ
「ちなみにこのタマネギ。
 美幌町で取材したものです!」

リーダー「すごい美味しかったです」

森アナ
「そのタマネギを使わせてもらいます」
国産タマネギの半分以上を生産している、
ここ北海道。
そんな北海道でも特に生産量が多いのが、
今年取材した美幌町などを含むオホーツクエリア。
ここから、安全で安心、そして美味しいタマネギが、
全国の食卓に届けられています。
ではお料理に戻りましょう。

塚田さん
「油を少しいれて色が変わっていくまで炒めます。
 これは時間がかかるので並行してソースを作ります」
塚田さん
「簡単なホワイトソースのようなもの…」
鍋にバターをいれ、すりおろしたニンニクをいれます。
牛乳・生クリーム・塩・コショウを加え
ひと煮立ちしたら完成です!
タマネギをキツネ色になるまで炒めたら、
ジャガイモ、アンチョビと合わせ、軽く混ぜます。
混ぜ合わせた具材を耐熱容器に入れ
7分目くらいにホワイトソースを入れ
パン粉をまぶす。
200度のオーブンにかけて30分!
ジャガイモに火が通れば完成です。

2020年12月19日(土) |  ②ゴボウを叩いてクッキング?!
続いては『鶏肉のグリル・たたきゴボウと
ユリ根のトマトソース・山ワサビ添え』。
まずは、ソースで使う野菜の下ごしらえから。

※作り方はレシピコーナーをご覧ください!


※詳しいレシピはこちらです


バンバンバン

リーダー「ゴボウを叩いて叩いて…」

塚田さん
「こうやることで味が浸み込みやすくなる」

これを1㎝幅に切ります。

リーダー
「叩いて切っただけなのにいい香りします!」

森アナ
「このゴボウも取材した芽室町のゴボウです」
芽室町は、畑の土が柔らかいことなど、
ゴボウの栽培に適していて、
北海道一の生産量を誇っています。
豊かな香りと味わいが自慢のそのゴボウは、
「めむろごぼう」としてブランド化され、
全国に出荷されています。
タマネギはみじん切りにします。

リーダー
「頭の方を残して、先に切れ目をいれちゃう。
 奥行き面を入れてから
 最後に横から切っていく」
森アナ「これは清水町のニンニクです」
リーダー
「ニンニク肉祭り!
 今年は残念でしたけどね、
 来年はきっと開催してくれるでしょう。
 私も行きたいんだあ」
ニンニクをテーマにしたお祭りを開催するなど、
ニンニクを、新たな町の特産品としている清水町。

栽培も選別も大変な手間がかかる中、
高品質なニンニクを生産しています。
ニンニクを半分にカットして、つぶします。
つぶしたニンニクとベーコンを、
オリーブオイルで炒めます。

そこにみじん切りしたタマネギを入れて
さらに炒めていきます。

その間に、鶏もも肉に塩をまぶしておきます。

では焼いていきましょう!
ここでポイントが!
鶏肉をもってフライパンをなでるようにしながら
表面に火を少し通します。

塚田さん
「すこし(火に)なじませることで
 皮面を焼いた時の反り返しを防げる!」

リーダー「簡単な一工夫ですね」
ここでお鍋に戻って、
タマネギに火が通ったのでゴボウを加えて炒めます。

塚田さん
「ゴボウの香りがでるようにしっかり炒めます!」
リーダー
「この2つのお料理が合わさるって想像できないね」
ゴボウの香りが立ってきたら、ワインを加えます。

お好みでおしょうゆを入れ、
トマトを入れます。

塚田さん
「今回はミニトマトですがトマト缶でもOK」

これを中弱火で、じっくり煮詰めていきます。
並行してユリ根を茹でておきます。
ところで、このユリ根…
北海道が断トツで生産量日本一。
国産のおよそ99%が北海道産です。

栄養が豊富で、タンパク質はジャガイモのおよそ2倍、
カリウムは野菜の中でもトップクラスの含有量。
そして、腸の働きを整える食物繊維が含まれていて、
便秘やむくみの解消に役立つのだとか。
さてお料理に戻ります。
ソースを煮込んでいる間に
焼きあがったお肉を切っていきます。

リーダー「美味しそう~!」

お皿にソースを盛り、
そのうえにカットした鶏肉を並べる。
ゆであがったユリネに塩をまぶして、
お皿に盛りつける。

最後にイタリアンパセリを刻んでちらす。
塚田さん
「お子様だとこれでいいのですが
 大人だとちょっと刺激がほしいので
 山ワサビをすって乗せます」

リーダー
「へ~雪がパラパラ降ったみたいな」
塚田さん
「ローズマリーを乗せて完成です!」

森アナ「美しい~!!」

2020年12月19日(土) |  ③おしゃれなお料理にテンションUP
塚田さん
「三品目はそば粉のフリットです。
 北イタリアで伝統的に食べている
 『シャット』と呼ばれているお料理ですが
 前菜に食べる様なものです」

※作り方はレシピコーナーをご覧ください!


※詳しいレシピはこちらです


森アナ
「今日のそば粉は新得町です!」

新得町のソバは全国的にも有名で、
品質や栽培方法が国の表彰制度で
幾度となく最優秀賞に輝いています。
生産者の努力や工夫に、気候など自然環境も味方して、
高品質なソバが作られ続けています。
小麦粉・そば粉・塩・炭酸水・ビールを加えて混ぜる。

塚田さん
「炭酸水やビールを入れることで
 生地が膨らんでサクッと仕上がります」
森アナ「粘りがすごい!」
あとは、この生地にチーズをたっぷりと絡ませて、
揚げるだけです。
塚田さん
「シャットってイタリア語でヒキガエルの意味。
 なぜかというと揚げたときに 
 (油の中で生地が広がって)
 ヒキガエルのように見えるんです」
リーダーもやってみます!
塚田さん「うわっヒキガエルっぽいですね!!」

リーダー
「シェフ。僕がやった方がヒキガエルっぽいですよ」

塚田さん
「生地は膨らみます。
 あまり揚げすぎるとチーズが出てくるので
 その前に上げたほうが良いと思います」
さて見てみると…

リーダー「カエルっぽい!」

森アナ
「(私のが)一番カエルっぽい!!
 私のが一番シャットですよ」

リーダー
「カエルっぽいと言うか森さんっぽい」

こちらを盛り付けて完成です!!
豪華パーティー料理をいただきましょう!
ではいただきましょう!

森アナ「レッツパーティー♪」

リーダー「イエーイ!!」

森アナ「豪華ですね!いただきます!」
リーダー
「何から行こう!シャットから!
 甘くて優しい!」
森アナ
「あっモチモチだ。
 外の衣がフワッとしていて
 中がモチモチですね」

リーダー「チーズ饅頭みたい!ふわふわで!」
お次は鶏肉のグリルです!

リーダー
「う~ん!ゴボウのゴリゴリって食感のあるソース!
 歯ごたえのあるソース!これウマイ!」
森アナ
「あっゴボウ強い!
 チキンの柔らかさとゴボウのゴリゴリとした食感くる!
 噛んでいくごとにゴボウの香りと風味が広がっていく!」
リーダー
「ユリ根がケースみたくなってるから
 乗せちゃったりして…
 うーん!メッチャ合う。
 ユリ根の器の甘さ!!」
森アナ
「ユリ根がほっくほくですね…
 北海道の野菜おいしいなって思いますね」
最後にアツアツのグラタン!!
リーダー
「うまい!!これウマイ!
 めっちゃ簡単だったけど
 美味しいホワイトソースのグラタンだ」
 
リーダー
「素材がシンプルですよね。
 コイツは惑わせるぜ~!!」
最後に塚田シェフから…

塚田さん
「料理人として日々料理は楽しいと思ってやってますが
 それを楽しさ・美味しさを分かち合い
 一体感が生まれると家族の絆も深まりますし…」
塚田さん
「次の日に奥さまも優しいかもしれない!」

リーダー
「それ大事なことですよね。
 ぜひ道産食材でごちそうを作って
 楽しんでいただきたいですね。
 塚田シェフ、ありがとうございました。
 そしてこの道産食材の数々…
 改めて農家さんへ感謝がこもりました。
 たくさんありがとうございました!」
週刊あぐりニュース!
みなさんこんにちは。
今日はインスタキャンペーンのお知らせだよ!

ホクレンでは、つくる人と食べる人をつなぐ、
「“おいしい”はエールプロジェクト」の一環として、
「#アズキのキヅキ インスタキャンペーン」を
実施しているんだって~
みんなの大好きな和菓子や、ご当地自慢の和菓子など、
小豆を使ったオススメのお菓子を
インスタグラムにアップすると、
抽選で500名様にカタログギフトや道産小豆が当たるよ!
詳しくは、公式インスタグラム、
または「ホクレンおいしいはエールプロジェクト」で検索!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

------------------------------------


12月12日のクイズ
「今回取材したチーズ工房は、
 何というマチにあったかな」

正解は「ニセコ町」でした。


------------------------------------

2020年12月12日(土) |  ♯596 ニセコ町・チーズ編
突然ですが、問題です!
この漢字は、ある食べ物の表記なんですが
「乾」くに、酪農の「酪」」…何だかわかりますか?

答えは…チーズ!
「酪」は、牛やヤギなどの生乳のこと。
チーズは、その水分を抜いて作られることから、
この漢字があてがわれたそうなんです。

さて今回のあぐり王国ネクストは、
国産チーズの頂点に輝いたニセコ町のチーズ工房へ!
こだわりの原料と熟成方法を探ります!
眩しくて目が開けられません…ごめんなさい…
森結有花アナウンサー
「ニセコ町にやってきました」

森崎博之リーダー
「今日は天気がいいなあ~
 太陽さんも燦燦と照り付けてですね
 私たち目が開きません!」
森アナ
「今回はニセコ町のチーズ工房にお邪魔します!
 そちらの工房ですが…
 今年10月には発表されたジャパンチーズアワード2020で
 3部門で金賞に輝いています!
 しかも世の中に出回っている、
 ほぼすべての種類のチーズを作っているそうです!」

森崎リーダー
「世の中に出回っている、
 ほぼすべての種類のチーズを作っている?」

森アナ
「バラエティー豊かなうえに
 高い評価を得ているのがスゴイ!」

リーダー「すげーチーズ工房なんだな!」
ニセコチーズ工房へ!
ということで早速、ニセコチーズ工房にお邪魔しました!

■ニセコチーズ工房
住所)ニセコ町字近藤425-6
電話)0136-44-2188

森崎リーダー&森アナ
「こんにちは~よろしくお願いします!」

コチラの方が、国産チーズの頂点に輝いた
チーズ職人の近藤裕志さんです!
リーダー
「これじゃないですか!
 ここに今年のチーズアワード2020が
 加わるんですよね?」

近藤さん
「ちょうど後ろに賞状があります」

リーダー
「おめでとうございます!
 これまでも受賞しているけど
 1部門、2部門だったんですよね。すごいですね」

森アナ「おめでとうございます」
リーダー
「それで…めちゃめちゃ種類多いですよね」

近藤さん
「そうですね!
 種類は日本でもトップクラスだと思います」
リーダー
「チーズってウォッシュタイプ、セミハード…
 色々あるじゃないですか?
 常時どれくらいあるんですか?」

近藤さん「今だいたい24種類くらい…」
リーダー「作るの大変じゃないですか?」

近藤さん
「自分で首絞めてます(笑)!あはは」
金賞受賞のチーズのお味とは…?
果たして、金賞受賞チーズの実力とは…?
オススメのチーズを合わせ、
3種類を試食させていただくことに!
まずは、晩秋のニセコを染める紅葉をイメージした、
「二世古 椛(もみじ)」。
ジャパンチーズアワード2020、
非加熱圧搾4か月以上部門で、
金賞・最優秀部門賞を受賞したチーズです。
リーダー
「いただきます!
 うわシッカリしてる!
 ぶわーんと広がる牛乳の風味!すごい…
 無くなってからの方がうまいかも!」

森アナ
「うん…わあああすごい!
 噛んでくことにどんどんうま味が出てきますね!
 そしていい香り!おいしい!!」
続いては、青カビタイプの「二世古 空(くう)」。
ジャパンチーズアワード・青カビ部門で、
2016から3大会連続で最優秀部門賞を受賞したチーズです。

リーダー「淡い香りですね…」

近藤さん
「ブルーチーズとしてはそんなに臭くはないですね」
リーダー
「しかし食べたら青カビがガツーン!!
 でもすごい食べやすい!
 何これ?うちの息子でも食べられる!」

近藤さん
「苦手な方が食べられて
 あれ?食べられるって人もいます」

リーダー
「これも口の中にチーズが無くなってから
 さらにうま味が残る!」
森アナ
「うおおお来ますねえ!おいしい!
 ツーンと来る感じはないんですよ。
 ぐわんぐわんってうま味だけが口に広がる」
最後は、ウォッシュタイプの「二世古 風音(かざね)」。
外側を塩水やお酒で洗いながら熟成させた
強い香りが特徴のチーズです。
リーダー
「チーズの熟成の香りが強い!
 食べたらクリーミー!」

近藤さん「そうですね。味がキツイ訳ではない」

リーダー
「すっごく優しいまろやかな味わい!」

近藤さん
「そうですね。日本人が作ったチーズなので
 キレイな味を目指してます」
 
森アナ
「食べやすい!
 お子さんでも食べやすいと思います」
リーダー「なんかミルクのダシみたいな…」

近藤さん
「生乳の質は活かしながら作っています」
脱サラからチーズ作りへの挑戦!
森アナ
「工房は新しいですよね?」

近藤さん「今年の6月にできました。できたばっかり!」

森アナ「近藤さんが始められたたんですか?」

近藤さん
「もともと父が始めました!」
2005年に、
もともと小売業のサラリーマンをしていた
近藤さんのお父さんがニセコチーズ工房をオープン。

そして2010年、
同じく小売業のサラリーマンだった近藤さんも、
2代目チーズ職人として加わりました。

その後、ヨーロッパでチーズ作りの技術を学び、
今年の6月、コチラの工房を新築したのです。
近藤さん
「脱サラで始めたので
 常識的なつくり方を変えてみたりドンドンしていって
 ある程度ならった技術から自分流にして作っています」

リーダー「これまでの常識を覆す!」
近藤さん
「その代わり、メチャクチャ失敗しています!(笑)」

リーダー
「そりゃあそうですよね。
 いきなり上手くいくことなんてないですよね」
 
森アナ
「でもそれがチーズの歴史を変える挑戦かもしれないから
 しかも結果がついてきている訳ですから…!!」

2020年12月12日(土) |  チーズ作りの工房へ!
試行錯誤で作り続けるこだわりのチーズ。
その工房にお邪魔させていただきました!
リーダー&森アナ「うわああ」

近藤さん
「まだ生乳の状態で乳酸菌が入ってます」
森アナ「この生乳もこだわっているんですよね?」

近藤さん
「倶知安のは牛舎ですけどニセコのは放牧です」

森アナ「それがチーズ作りに適しているんですね」

近藤さん
「そうですね。牛が運動して草を食べると
 成分がタンパク質が高くなるんですけど
 タンパク質は分解すると
 アミノ酸とうまみ味成分になるんです。
 なのでチーズ作りには向いてます」 
森アナ
「近藤さん!まわりにズラーっと扉がありますね」

近藤さん「これは全部熟成庫です!」

リーダー「そんなにいります?熟成庫って?」

近藤さん
「やっぱりチーズ1種類ごとに
 どうしても温度と湿度が変わってきますし…」

近藤さん
「高い温度で酵母やカビを生やして
 すぐ低い温度に入れる!」

リーダー「温度を変えてあげる必要があるんだ」
チーズによって温度や湿度など、
熟成方法を変えるということで、
いくつかの熟成庫を見せていただきました。

まずは、温度と湿度が最も低い、
ブルーチーズの熟成庫から。

リーダー
「すごい!たくさんあるよー!
 アルミホイルで包まれてる!」
近藤さん
「空気を遮断してます。
 青カビが活動しすぎちゃうんで…」

森アナ
「9月26日とか色々と貼ってありますけど
 いつ頃作ったものがココにあるんですか?」
近藤さん
「日付の2か月前に作っています!」

リーダー
「僕らが入って温度が上がったから
 自動的に温度が下がるようになりました!」
続いては、最も高く温度を設定している熟成庫です。

近藤さん
「ここは試作しているチーズが入っています。
 パルメザンみたいなタイプです!
 匂いとかも全然違うと思います」
森アナ「ツーンと来ますね~!!」

リーダー「刺激的~!」
森アナ「ちょっとボロボロ…」

近藤さん
「それ失敗したやつです…あははは」

リーダー「失敗したらこうなるんだ」
近藤さん「この辺は比較的いいかな…」

森アナ
「1つのチーズを作るのに費やす時間は…?」
近藤さん
「ものにもよりますが、これは4~5年くらい…
 これは2年熟成なのですが
 味が分かるまでに2年かかる…」
そして最後は、金賞受賞の「二世古 椛(もみじ)」など、
3種類のチーズを熟成する最も広い熟成庫です。
リーダー「カワイイ♪あの色は?」

近藤さん
「色はアナトー色素という自然色素が入ってます」

森アナ
「熟成させると言っても
 ただ置いておくだけじゃないですよね?」

近藤さん
「拭いて管理していきます。1個1個」
チーズ1ピースの重量は、およそ7キロ。
熟成中は、チーズの表面を布で拭くという
重要な作業が行われます。
リーダー「拭くとどういう効果がありますか?」

近藤さん
「表面の水分を拭いてカビ生えを抑えるのと
 あまり生えすぎるとカビの味が中にはいって
 変な味になるので、それを極力抑えてあげる」

リーダー「どれくらいのスパンでやるんですか?」

近藤さん「最初の1か月は毎日拭きます」
森アナ「何個くらい?」

近藤さん「月に3回作るので…70個くらい」

リーダー「誰でもできます?」

近藤さん「誰でもできます」

リーダー「森アナでも?」

近藤さん
「できます!あ~でもけっこう重いですよ」

森アナ
「大丈夫です!チカラはあります!」

近藤さん「そしたら大丈夫だと思います」
自信がみなぎる返答に、
若干、不安は感じますが、
どんな作業も果敢にトライしてきた森アナ!
全力のチャレンジお願いします!

森アナ
「ゴシゴシいっていいんですか?」

近藤さん「ゴシゴシ行ってください」

ということでチーズを持とうとしますが…



動かない…。

森アナ「重たい!動かない!!!」
そのままで拭いてみます!

森アナ「けっこうカビがついてますね」
近藤さん
「では裏面も…一度もってクルッとひっくり返す」

…このひっくり返すのが出来ない!
重くて難しい!!
なんとかひっくり返したものの指が挟まった!
森アナ「痛い痛い痛い!!!」

リーダー「なんて不器用!!」

森アナ、お疲れ様でした!
いかに大変な作業なのか、しっかり伝わりましたよ!
リーダー「はいあと68個です!!」

森アナ「いや…無理無理無理…」


2020年12月12日(土) |  チーズとお酒のマリアージュ♪
森アナ
「さて続いてはニセコチーズ工房さんの
 代表的なチーズ雪花(せっか)の
 仕上げ工程を見せていただきます」
クリーミーで濃厚なフレッシュチーズに、
ドライフルーツをまぶした、
フレッシュタイプの「二世古 雪花(せっか)」。
国内外のなだたるコンテストで受賞歴を持つチーズなんです。
森アナ
「チーズとこの色鮮やかなのは何ですか?」

リーダー「超カワイイです~」

近藤さん
「ドライフルーツです!
 パパイヤとパイナップルのドライフルーツに
 ラム酒が入ってます」
森アナ
「では雪花を作っていただきましょう」

ドライフルーツのバットの中にチーズを入れて
コロコロコロコロ…

リーダー
「雪玉をつくっているみたい!
 雪玉に花が咲いたように
 見事に飾り付けられました」
近藤さん「これを150gに直します」

リーダー
「これで完成!素敵ないお化粧をしたみたい」

森アナ「きれい!」
仕上げの作業を森アナも体験します!

森アナ「けっこう硬いです!」

やってみますが…
リーダー
「最初から行程が違いますよ。
 雪玉をころがすような感じですよ」

コロコロコロコロ…
森アナ「付きました!いいんじゃないですか?」

近藤さん
「ただこれ…
 このスピードだと夜中までかかります…」

リーダー「そうですよね~」
近藤さん
「こちらはスイーツのような味なので
 そのまま食べても美味しいですが
 僕のおススメは日本酒です!!
 すごい化学反応が起きるくらい
 吟醸酒と合わせると化けますね!!」

リーダー「うわ~やってみたい!」

ということで…
チーズとお酒の極上マリアージュを堪能しましょう!
森アナ
「ここからは美味しいチーズとお酒の
 マリアージュを楽しみましょう」

リーダー
「そもそもチーズにお酒はバッチリ合いますもんね。
 でも中でも選りすぐりのマリアージュを
 教えていただけるんですね!!」
近藤さん
「まずピザなんですけども
 クアトロフォルマッジオ雪花。
 4種類のチーズのピザなんですけど
 うちの工房のミモレットとゴーダ、モッツアレラ、
 最後にパパイヤ・パイナップルの雪花です」

森アナ「このチーズに合わせるのが?」

近藤さん
「ニセコのスパークリングワインです」

ではいただきま~す!

リーダー
「うわ、うまい!デザートピザ!うんまーい!」

森アナ
「うわおいしい~
 ドライフルーツのあま味がチーズに溶けていくような
 お互いを引き立てているような感じ!!」
さてワインとの相性は…?

リーダー
「あ~うまい!甘いデザートピザに
 辛口のスパークリングで
 シュワッとお口をリセットしてくれるかんじ!」

森アナ
「合う合う合う!間違いない!
 スッキリしてるので、ワイン飲んだらまた食べたい!
 いくらでもいけちゃいますね。この組み合わせだと」

リーダー「これはうまいねえ」
続いては、二世古 雪花(せっか)の
「パパイヤ&パイナップル」と、
倶知安町にある二世古酒造のフルーティな吟醸酒!
リーダー
「うーん…こうくるんだ。
 すごく楽しい…スイーツみたい!」

森アナ
「うんケーキ!デザート!
 チーズがすごくクリーミーであまさが上品!
 このドライフルーツのフルーティーさも
 いきているんですね」
日本酒と合わせてみますが…

リーダー「あ~う~」

近藤さん
「化学反応くらい味が変わって美味しくなります」

リーダー
「広がる~~
 チーズの旨みがブワッて何倍にも広がりました!!
 うま~い!」
森アナ「うわっピッタリ!!絶妙ですね!」

もうやめられません…

森アナ
「どっちもあま味があるので
 ケンカするのかなって思ってたら

 日本酒がチーズにあまさを豊かにしてくれますね!
 なんかこの為にお互い生まれてきたような感じ!!」
最後は、二世古 雪花(せっか)の「ラムバナナ」と、
余市町の洋酒メーカー「ニッカ」のウイスキーです!
リーダー
「バナナごろごろヨーグルト!
 食感がすごい!」

近藤さん「バナナはセミドライなんです」

森アナ
「最高!!バナナやラムのおいしさを
 チーズがキレイに広げてくれるような感じ!
リーダー
「そしてここにウイスキー…
 うわ~これは合うわ…なんか至福!!」
森アナ
「ウイスキーの香りが重なると
 より大人な感じ…
 ご褒美感のある楽しみ方!」

リーダー「作ってくださってありがとうですね」
国産チーズの現状と未来とは…?

近藤さん
「日本にチーズ自体が世界のコンテストで賞を
 取り始めていて、
   世界が注目し始めています。
 まだ日本はチーズの歴史が浅いので
 まだまだ技術は上がっていくと思ます。
 僕ら世代の人間は作り方をどんどん変えて
 年ごとに美味しくなっていっているので
 本当にこの先は世界のトップも夢ではない!」

リーダー
「進化を重ねていくんですね。
 素晴らしい!贅沢な時間を頂戴しました。
 これからも期待しています! 
 ごちそうさまでした」
週刊あぐりニュース
みなさん、こんにちは!
今日は、JAようていからのお知らせだよ!

年末年始の縁起物「ゆり根」が最盛期を迎えているんだって!

種から収穫までに6年もかかるゆり根。
国産の99%は北海道で生産されていて、
JAようていでは、そのうちおよそ6割を生産しているんだよ。

茶碗蒸しや炊き込みご飯はもちろん、
素揚げや炒め物といった簡単な調理でも
存分に味わうことができるよ。
旬のゆり根を是非食べてみてね!


以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

----------------------------------
br> 12月5日のクイズ
「今回取材したキムチ工房は
 なんて村にあったかな~?」

正解は「新篠津村」でした。

----------------------------------

2020年12月05日(土) |  ♯595 新篠津村・キムチ編①
漬物として、焼肉の相棒に、ご飯のお供に!
調味料として、炒め物に、汁物に
これさえあれば、食卓がより充実すること間違いなし!

今回のあぐり王国ネクストは、
新篠津村にある、キムチ工房に注目します。
森結有花アナウンサー
「新篠津村にやってきました!」

森崎博之リーダー
「ちょくちょくこれまでも来てますよね。
 米が盛んですよ。村の半分、田んぼなんだって!」

森アナ
「今回はそんな新篠津村でご飯にも合いますね。
 キムチに注目します」

リーダー
「大好き…うちでも作ってます!
 少しすっかい(すっぱい)のが好きね。
 3週間くらい経ったのが食べごろ」

森アナ「え~3週間?」
リーダー
「それで食べきれない時はキムチ鍋ですよ。
 うまいです。乳酸菌がガンガン出て
 旨みがたっぷりですね!!!!
 あ~腹減ってきた…」

森アナ
「お腹減ってきましたね。
 なんと元米農家の方がキムチを作っているそう…」

リーダー
「ご飯がたくさんある村ですから
 そこでご飯に合うおかずを作るってことは
 それは理にかなっていると思う」

森アナ
「20年以上家族だけで経営している
 工場があるようなのでお邪魔して
 キムチ製造方法を見せていただきましょう」
さあ到着しました。

■造り家(つくりや)
住所)新篠津村第35線北32
電話)0126-58-3532
リーダー&森アナ「こんにちは~」

佐藤勇さんにお店のあらましをお聞きします。

造り家 社長 佐藤勇さん
「平成11年11月11日11時11分にオープンしました」

リーダー「偶然ですか?」

佐藤さん「あははは」
佐藤さん
「元々は農家の4代目なんです」

水田を減らして畑を増やすという
国の政策に合わせて、
ハクサイの栽培を始めたのが
キムチ造りへのキッカケでした。
佐藤さん
「新篠津村だけがハクサイを作っている訳ではなく
 どこの産地も野菜を作り始めたので
 自分たちが作っていた頃は
 まだ札幌市場も飽和状態じゃなかったんだけど
 5年…10年…と経つ頃には、
 市場が飽和状態となってしまい
 価格が全然安定しないんです」
佐藤さん
「それでね…
 ただ生産して市場に売るだけでは
 食べていけないということで
 母ちゃんに
 『キムチを作る勉強をしてみないか?』と提案して
 韓国に何度も行ったんです。
 ところがねレシピが無いんですよ。
 おばあちゃん達の手加減・あじ加減だけで
 非常に親切に教えてくれるんですよ。
 それをメモしてくるんですけど
 女房がそれを帰ってきて作るんですけど
 同じ味にならないので、
 『お父さんもう1度行こう』と言って
 また韓国に行って…
 何度も韓国に行きました」
農作業と並行しながら
キムチ造りの試行錯誤を重ね、商品化に成功。
21年前に開業しました。
リーダー「水田の方は今は?」

佐藤さん
「キムチはサイドビジネスと思って始めましたが
 全国的に広がったので
 キムチの生産が追い付かない状態になって
 農作業の傍らという訳にいかなくなったので
 今は農業はしておりません」

リーダー
「それほど人気商品でヒットした…
 という訳ですね!!!」

佐藤さん
「一応は家族4人でやっていますが
 生活かろうじてできるようになりました!」
全国各地から、取り寄せの注文が届く、
造り家(つくりや)のキムチ。
その人気の秘密の一つが…
人気の秘密は…?
佐藤さん
「うちの商品は食品添加物使ってないんです」

リーダー
「無添加!!
 無添加というものに認識を広げたいですね」
リーダー
「防腐剤は無くても自然のもので
 例えば塩をたくさん入れれば防腐効果はある!
 砂糖ってものも防腐効果はある!
 そうやってできているのが漬物。
 漬け物は保存食品な訳です!」
 
リーダー
「という訳で
 どうぞお買い上げください!!!」

森アナ
「あははは!これは買わさりますね!!」

さて、このキムチはどのように作られているのか…
工房におじゃまします。
キムチ作りの工房にお邪魔します!
佐藤さん
「こちらが下漬け担当です」

息子さんの義浩さん!
佐藤さん「お嫁さんの円さんです」

円さん「宜しくお願いします」
佐藤さん「一番奥がうちの奥さん…」

奥様の美知代さん「熟成しています!」

あはははは(みんな大爆笑)

リーダー
「すごいリアクションに困ることを言いますね…」

森アナ「キムチジョークね!」

リーダー「ご家族で経営されているんですね」
リーダー「こちらにたくさんハクサイがあります」

佐藤さん
「まず最初にハクサイを持ってみてください」

リーダー「おおお~ズシッときます」

森アナ「立派ですね」
佐藤さん
「これほとんど外葉がないでしょ?
 通常市場に出すには2.7kgでいいんですが
 それがこれは4kg以上あるんです」

リーダー「もともと大型のハクサイ?」

佐藤さん
「農家さんにすごく大きく育ててもらっているんです」

リーダー
「外葉を取ってるけどこれだけ大きく重たい!!
 もともとすごい大きさののもの…」

佐藤さん
「そういう風に育ってくれたものを
 あえてお願いして使っています」

2020年12月05日(土) |  キムチづくりを支える下漬け工程 ②
さて下ごしらえをみていきましょう。

リーダー
「ハクサイを1/4に切ってます」

義浩さん
「芯の部分は食べられないので
 漬ける時も邪魔になるのでカットします」
義浩さん
「そして重さを計って記録します」

森アナ「何キロになったらいいんですか?」

義浩さん「だいたい40~45kgぐらい」
リーダー
「全体量の何%!という風に塩に漬けるんですよ。
 だからこういう計量が重要なんですよ」

森アナ「ほ~なるほど」

リーダー「何個ではなく分量が大事なんですよ」

森アナ
「そうなんですね!次は洗っていくんですね」

リーダー
「ハクサイって洗う時は流水で洗うのではなく
 ちゃんと溜め水で洗うのが大事なんです。
 小さな砂とか小石とか虫など
 自然なので入ってる場合があるんです。
 それを溜め水で振り落とすのが大事なんです
 ご家庭でもやってみてください」
リーダー
「これハクサイの切り方が面白くて
 葉が密集しているところには切らずに
 芯だけ切って割くようにすると…」

リーダー
「こちらの葉っぱがボロボロ出てこなくなる!」

森アナ「あ~そうか」

義浩さん「さすがですね。ご存じですね」

円さん「やってる人みたい」

リーダー「すみません。出しゃばりで」

美知代さん
「いろんなお仕事されているんですね」

リーダー「そうなんです…色んな事!」

リーダー
「さあ洗ってます洗ってます。
 重要な工程ですね」

義浩さん
「この工程に限らず
 1つ1つしっかりしないと
 最後の商品にしわ寄せが全部きますので。
 1つ1つ念入りに…」

義浩さん
「これは天日塩です。
 やっぱり甘さが違います。
 漬け物の材料ってシンプルなので
 とにかく基礎調味料は良いものを使った方が
 仕上がりが違います!!」

リーダー
「カッコイイ~嬉しいなあ!
 本当にその通りですよ!
 なんでここケチった?ってとこ、
 よくあるんですよ~~」

森アナ「話が合いますね」

リーダー「働きたいわ、ここで!!」

義浩さん
「そしてこうやって塩をふります」

リーダー
「ちゃんと葉っぱの間にも塩が入るように…」

義浩さん
「塩の濃度を立体的に感じてやるんです」

義浩さん
「塩は上から落ちますよね。
 上の方を強めにして下に落ちていくように…
 濃度を上を濃くして下の方を薄くする」

リーダー
「ではどんどん上のほうが塩が多くなるんですね」

あっという間に樽いっぱい。

義浩さん
「最後の塩は優しくかける」

義浩さん
「ここに少し残った塩は呼び水と言って
 塩水を入れることで
 下からもジワッと漬かる」

リーダー
「なるほど…塩は全体量の何%くらいですか?」

義浩さん
「だいたい3.2%~3.3%、3.4%、3.5%…
 その時のハクサイの感じで調製して…」

これに重石を乗せて、1週間くらい冷蔵庫で漬け込みます。
ここまでが下漬けの作業。

ハクサイの下漬けをいただきましょう!
義浩さん
「ハクサイの塩漬けです!」

リーダー
「いただきます!甘い!」
リーダー 
「ハクサイのあま味ありますね。
 塩味はありますけど丸くって尖ってない!
 ジワッてくるハクサイのあま味。
 でもオレ…これでいいな~~
 十分おいしいなあ~
 キムチにしないでもいいかなあ~」

円さん
「こっち待ってますから(笑)」


2020年12月05日(土) |  漬物だけでなく調味料としてもキムチ活用術!③
では次の工程にいきましょう。

佐藤さん「こちらが本漬けの工程です!」

本漬け工程をみていこう!
佐藤さん
「下漬けが終わって脱水した状態です」

美知代さん
「ヤムニョムというキムチペーストを挟みます」

リーダー
「ヤムニョムは何からできているんですか?」

美知代さん
「ニンニク・トウガラシ・ショウガ、
 ゴマ油・魚介類です!」

リーダー
「美味しいものばっかりじゃないですか」

美知代さん
「旨みたっぷりの調味料がいっぱい入ってます」

リーダー
「ヤムニョムも韓国で買ったものでなく
 自家製のヤムニョムですね!」

美知代さん「はいそうです!」

リーダー
「この味を韓国から持って帰ってくるのが
 大変だったんですね」
美知代さん
「日本のお母さんが自分家で漬物を漬けるのと一緒で
 ヤムニョムは何g何gって
 韓国の家庭ごとに味が違のでないんです。
 (自分で作った時は)
 小さな計りで1g増やした…2g増やした…と試す!」

美知代さん
「結果が出るまで1週間くらいかかるんです。
 そうやって細かい数字で色々試して
 株数を増やしていって
 何日後にどのくらいなるって作っていきました」

リーダー「いや大変…」

美知代さん
「地道なんです!
 夜中に計りみながら作ったんです。
 当時私が忙しくて食事の支度なんて
 ほとんどしなかったの。
 だからその時、お父さんが食事の支度をしてくれた!」

リーダー
「二人でやってたんだ。
 今は賑やかになりましたねえ。
 いいお嫁さん来てくれて!!」

美知代さん「そうなの!!!声を大にして良いのよ~」

円さん「(ここのシーン)使ってください!」

森アナ「あははは」

自家製のヤムニョムを葉の間に塗り込み、
1週間くらい冷蔵庫で漬け込みます。

造り家では、添加物を使っていないので、
雑菌などの繁殖を防ぐため、
下漬けも本漬けも2℃くらいの温度で、
じっくり発酵させています。

時間と共に味が変化!味比べ!
と、ここで味見タイム。
発酵の段階が違う3種類を食べ比べます。

森アナ
「まずは浅漬けのもの!」

リーダー
「もうおいしいよ!ヤムニョムうまい!
 旨みの固まり!オレ浅漬けでいいなあ」

森アナ「次は食べごろです」

リーダー
「うん!食べごろ!!!」

美知代さん「一番愛される味」

リーダー
「角が取れててまろみを帯びて優しい味になってる」

さてお次は…

リーダー
「賞味期限が切れるころの熟成が進んだもの!
 うはははは(笑)すげー1番好き!!
 さっきまで美味しいって言ってたけど
 上があるんですね。うめー」

キムチを調味料としてどんどん活用しよう!
さてお次はこのキムチの活用法です!!

森アナ
「ここからは奥様にキムチのちょっと変わった食べ方を
 教えていただきます!」

美知代さん
「そのまま食べても美味しい漬物ですが
 旨みがたっぷりなので
 お料理に調味料として使っていただければ
 今までのお料理にコクが出るような感じになります」

リーダー
「キムチって余っちゃう時もあるじゃないですか。
 そういう時に違うアレンジができると嬉しいですね」

美知代さん
「立派な調味料ですよ!
 でははじめにカレーです!!」

森アナ「おいしそう」

美知代さん
「自分でスパイスをブレンドしてます。
 キムチを入れると辛味や甘さや塩分が
 微妙に変わってくるので
 自分なりに調合したスパイスを使っています」

キムチをカレーにそのまま入れます!

美知代さん
「キムチを入れてからは
 煮込まない方が風味がいいです!」

リーダー
「トッピングとして添えるんじゃなくて
 入れちゃうんですね」

美知代さん
「鍋に入れた方が味に深みが出てきます」

リーダー「うまそう!」
美知代さん
「次はナムルですね。
 茹でたもやしとニンジン。
 水分を入れないように…
 ニラもサラッと茹でたほうが美味しさがでます。
 キムチの量はご家庭に合わせた量で!
 お子様がいたり辛いのが苦手な方がいる場合は
 控えたり、大人だけの場合は辛くても大丈夫。
 最後にごま油。
 これを入れるとナムルの味になります。
 ちょっと辛いなと思ったら
 お好みでお砂糖で味を調えます!」

リーダー
「美味しそう!混ぜただけ!」

美知代さん
「次はサラダのドレッシングなんです。
 キムチを買った時に下に汁が残るでしょう?
 そのキムチの汁とマヨネーズをあえると
 すごい簡単にキムチドレッシングになります」

リーダー「なに~~!!!」

美知代さん「すごいオススメなんですよ」

リーダー
「利用方法分からなくて捨ててたかな…」

美知代さん
「勿体ない!一番勿体ない!
 これを生野菜とか温野菜とかに
 ちょっとかけていただくだけです」

※詳しいレシピはこちらです

キムチ料理をいただきましょう!
さあキムチパーティーです♪

料理した3品のほか、みそ汁と、
その薬味としてのキムチも用意してもらいました。

まずはキムチカレー!

いただきま~す!

リーダー
「うま~~い!
 後味にハクサイのザクザクザクって食感!
 旨みすごいね!
 キムチの旨みが主張してきますよ」

お次はナムル!!!
森アナ
「美味しいですねえ。
 食感がまずいいですし
 キムチが入っているから
 ニンニクだとかいろんな味がしますね!」

サラダはどうでしょう…

森アナ
「ドレッシングになってます!
 おいしい!!
 クリーミーでマイルドな中に
 キムチの辛味とか旨みがきますね!」

続いて、キムチ入りみそ汁をいただきます。

リーダー
「食感が豊かでほのかなチゲ鍋みたいな感じ。
 これ…ハマるな!!」

見も心も温まる「造り家」のキムチでしたが…

佐藤さん
「でもね森崎さんとかね食べてる姿みてね
 いくらね仕事と言ってもね…
 本当に美味しそうに食べられるから…」

 
リーダー
「いや本当においしいんですってば!」

美知代さん
「本当に嬉しいです。
 食べっぷりがいいです!」

リーダー
「本当に美味しいものをいただきました。
 キムチが調味料になるって
 新たな食文化まで教えていただいて
 よりキムチが好きになりました。
 今日はありがとうございました」

週刊あぐりニュース!
みなさんこんにちは!
今日は、ホクレンからのお知らせだよ~!

ホクレンでは、北海道日本ハムファイターズと
共同で実施している、
「北海道農業応援プロジェクト」で、
インスタグラムキャンペーンをやっているんだよ!
応援プロジェクトの公式アカウントをフォローして、
「北海道産の農畜産物」を使った料理の写真を投稿すると、
抽選で15名様にファイターズ選手のサイン入りヘルメットや、
道産野菜があたるんだって~!たくさんの投稿、待ってるよ!

■詳しくは「ホクレン」で検索してね!!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!


-----------------------------------

11月28日のクイズ
「芽室町のゴボウ生産量は、
 北海道で何位だったかな~?」

正解は「1位」でした。

----------------------------------



TOP(全件表示)