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2018年02月17日(土) |  うま味がブシューッ!噴き出す美味しさだ!

仲西さん
1日2回収穫します!」

リーダー「2回?」
森「何でですか?」

仲西さん
「2回収穫しないと大きくなり過ぎちゃうんで」


「そんなシイタケってすぐ大きくなるんですか?」

仲西さん
「大きくなるんです。
 だいたい(出始めてから)4~5日で収穫!」

リーダー
「4~5日でこんなに成長するんですか…」

仲西さん「だいたいそうですね!」

右側はシイタケの成長を早送りした映像です。
撮影から8時間ほどで、
ひと回り大きくなっていく様子がわかります。

それほど、シイタケの成長スピードは早いため、
収穫時期を逃さないよう注意する必要があるんです。

こうした丁寧な収穫作業や、徹底した温度管理、
こだわりの菌床栽培で育てられる
新十津川町のシイタケ。
一体、どんな味なのか試食させていただくことに!


「私達の目の前には
 仲西さんイチオシの食べ方
 シイタケをご用意いただきました」

リーダー「たまらないですね…」

イチカ「(ニッコリ)うん…」

仲西さん
「普通はバターとかしょう油とか…
 でもこれはうま味成分が多いので
 塩コショウだけで十分おいしいです」

リーダー「へええ」

仲西さん「ヘタを持って食べてください」

新十津川町のシイタケは
「5K-16」という品種で、
一般的なシイタケよりも肉厚で、
軸の部分が太いのが特徴なんです。

うま味もギッシリ詰まっているという、
その味は…?

リーダー
うわああああ!うま~い!
 うま味つえええええ。まだあるまだある!
 ずっと長く美味しいです」

「うわ~おいしい~!」

イチカ「うふふふおいしい♪」

ケイスケ
「香ばしいっていうか…かなり美味しい!」

リーダー
「菌床と原木だったら原木栽培の方が
 手間や昔ながらの製法でいいと思ってた。
 ただこの菌床栽培は
 甲乙つけられないです!
 すんばらしく美味しくて風味も豊か。
 味も濃い!!
 オレ、口の中で鍋つくれるもん!」

じゃじゃん!もんすけです!
焼いても良し、ダシに使っても良しと、
万能食材のシイタケ。
一体どんな栄養があるのか、
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ!

札幌保健医療大学 栄養学科 荒川義人教授
「シイタケは食物繊維が豊富で
 お腹の調子を整える効果があります。
 この食物繊維は満腹感を与えます。
 でもエネルギーになりにくいので
 肥満予防に繋がります。
 また糖分や脂肪分の吸収を緩やかにします。
 免疫力を高めてくれるレンチナンという成分や
 コレステロールを下げてくれる
 エリタデニンという成分…
 こういう健康成分を含んでいる!」

食べ応えがあるのに、
低カロリーな食材のシイタケ。
まだまだ寒い冬が続きそうだから、
お鍋に入れて、たくさん食べよっと!


2018年02月17日(土) |  シイタケの選果作業を手伝おう!

「収穫されたシイタケが運ばれてくる
 選果場にやってきました」
 JAピンネシイタケ担当の羽田さんです」

リーダー
「シイタケ担当っていうのがあるんですね!」

JAピンネ 羽田祐貴さん
「シイタケ生産部会の事務局担当してます。
 4軒全部のシイタケがここに集まります!
 1日平均100kg出荷されてきていて
 それを選別しています!」

リーダー「シイタケ100キロ!!」

羽田さん「約5000個だと思います」

リーダー「5000!!」

森「数えると嫌になりますよね…」

9月から翌年の5月まで、
水稲農家の閑散期に生産される、
新十津川町のシイタケ。
1日平均100kgほどを選別するということですが、
その見極め方とは…?

羽田さん
「この傘の部分を見て欲しいんですけど…
 開いているのは下の規格」

リーダー「そうなんですか!?」

羽田さん
「閉まっている方が変色が少ないということで
 棚持ちが良いということで市場価値が高い」

リーダー「今食べるなら?」

羽田さん
「どっちも美味しいです!全部美味しいです」

リーダー
味は変わらないんだ!
 じゃあちょっと…
 炭と塩コショウ持ってきて。
 実証しましょう」
 
森「さっき食べました!」

味は変わらないものの、傘の開き具合によって、
日持ち期間が変わるというシイタケ。
軸の根元をカットし、1パック5~7個で、
110グラムが目安ということで、
あぐりっこも選別作業を体験してみます!

パチンッ

リーダー
「軸を切って菌床を取り除きます。
 ケイスケ!
 さっき言われたこと覚えてる?
 シイタケには…??」

…(考え中)

ケイスケ「あんまりさわらない…」

リーダー「今どう?」

…(触っちゃってる…かも!?)

ケイスケ
「ちゃんと優しくやろうと思った!」

リーダー
「あっ反省したな(笑)
 結構気をつけないとメッチャ触っちゃうね」

ケイスケ君が選別したシイタケを
計量してみますよ。

すると-

リーダー
「ケイスケ!144kgだ!大サービスだ!」

こうして選別されたシイタケは、
隣の滝川市をはじめ、
札幌市内のスーパーや、
北広島のくるるの杜、
そして、遠くは神奈川県まで
出荷されているんです。

森「評判はどうですか?」

羽田さん
肉厚でおいしいと好評いただいております!」

リーダー
「そうでしょう…
 こんなに肉厚でうまみ成分が3倍以上ある
シイタケを食べたことがない!!」


「なんか通販みたくなってる(笑)」


2018年02月17日(土) |  シイタケ料理をいただこう♪


「新十津川町のシイタケを使った料理を
 生産者の仲西さん夫妻が作ってくれました」

リーダー「すごーい!」

詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180217&selectmonthforcal=201802


まずはシイタケの傘部分を丸ごと揚げたフライ。

ではみんなで「いただきま~す」

ザクッ♪

リーダー
「良い音したよ~」

ケイスケ「美味しいです!」

リーダー
「そうだろ。分かってるよ~
 おいしいだろうケイスケ!!」

ケイスケ
「サクサクした食感のフライが
 かなり美味しい!!」


「中がプリップリですよね。ジューシー!
 これ何個でもいけます」

続いては、軸の太さを活かした
「きんぴらシイタケ」。
軸の部分を細かく裂いて、
ゴボウの代わりに使ったという一品。


合いますね!きんぴらとシイタケ!
 軸の部分の食感がすごく良い!」

リーダー
「これシイタケなんですか?」


「リーダー!!リーダー!
 時間経つと味が変わってくる!」

リーダー「うるさいなあ(笑)」
 

「噛めば噛むほど
 うま味が出てくるんですよ。
 それがきんぴらの味と合わさって
 すごく絶妙なバランスですよ」

最後は、こちらの「シイタケソーセージ」。
実は、新十津川町内にあるソーセージ店、
「ヴルストよしだ」で販売している商品。

乾燥させたシイタケを細かく刻み、
道産豚にふんだんに練り込んだ一品。

本場・ドイツで開催された
ソーセージのコンテストで金賞を受賞するほど、
人気のソーセージなんです。

■IFFA2016金賞「シイタケソーセージ」
 100gあたり 432円(税込)~

≪ヴルストよしだ≫
住所:新十津川町中央6-99
電話:0125-72-2525
営業時間:10時~18時
休み:月・火(4月から月のみ)

リーダー
「これが受賞したんでしょ?
やっぱりシイタケだけに金賞(菌床)ですかね」

…??…

ハタと気が付く
仲西さん
あ…あああ!!そうですね」

リーダー「ちょっと上手すぎて…」

森「みんながついていけない高レベルな…」

リーダー
「さっと焼いただけですね」

イチカちゃん…ニッコリ♪

イチカ
「シイタケの味もするし
 ソーセージの味もする!」

リーダー
「う~ん。ぶりんぶりんだっ!
 この味わいもぶりんぶりん来ますね」 

リーダー
「どれくらい食べられる?」

イチカ
3枚くらいは食べられる!」

さて最後に-

リーダー
「菌床栽培の概念がものすごく覆りました」

仲西さん
「苦労はしますけど“おいしい”と言って
 もらえることが大変、励みになりまして
 消費者のみなさんに
 美味しいと言ってもらえるように
 頑張りたいなと思っております」

リーダー
「じゃあ炭で焼きますか?

また?

仲西さん「戻ります??」


嫌なら嫌って言っていいですよ(笑)」


2018年02月17日(土) |  お・ま・け

お・ま・け

シイタケの選別作業のお手伝いのこと-

リーダー
「イチカ。これ何gあると思う?」

イチカ「…130gくらい…??」

リーダー
130gくらい。
 目標は110gですけどね…」

リーダー
「じゃあイチカ(計量機に)乗せてみて。
 何gあるか見てみよう。
 どーだ?」

とても穏やかな雰囲気だったのが
突然一変!!

仲西さん
「おお~130ピッタリ!」

リーダー
「130ピッタリ!
 
お前天才か!?」

リーダー「すごいね~!」

みんなほんわか笑っちゃいました。

リーダー
「なにこの手!
 計りになってるの?すごいね~」

----------------------------------
2月3日のクイズ
「千本ネギを生産している町は、
 どこだったかな?」

正解は「比布町」でした。


2018年02月03日(土) |  ♯462 料理家が比布名産の千本ネギにふれる編

料理に彩りと独特の風味、
そして豊かな食感を与える食材ネギ!

全国各地で様々な種類のネギが
作られていますが、
雪深い極寒の北海道で、
厳しい気象条件を利用した、
珍しいネギが作られていることを、
みなさんご存知でしたか?

今回のあぐり王国ネクストは、
とある料理家一家からゲストを迎え、
真冬に出荷する名産ネギに注目です!

森結有花アナウンサー
「旭川市のお隣・比布町にやってきました。
 あはははははは…」

二人、笑いが止まりません。なぜか?

森崎リーダー
「今日はね…天気予報で言ってましたよ。
 できるだけお出かけを避けて下さいって」


「こんな天気の中、
 ロケできるんですかね…?」

リーダー
「俺たちの番組、農業番組だよな?
 農業あるかな?今日???」


「今回は比布町のとあるネギを学びます。
 ゲストと一緒に学ぶ…あの企画です!」

リーダー
「ゲストの方にこんな寒い北海道に
 来てもらって…」

様々なゲストが
北海道農業と食にふれるゲスト企画!
今回お越しいただいたのは…

リーダー
「来た来た来た…」

ゲストさん
「こんにちは~宜しくお願いします」

森「料理研究家の栗原友さんです」

栗原さん「初めまして~」

東京を拠点に活動する
料理研究家、栗原 友さん。
母親は人気料理家の栗原はるみさん。
世界中で出会った料理を
日本風にアレンジしたレシピ提案のほか、
料理教室の開催や料理本の出版など、
幅広い活動で食の魅力を伝えています。

リーダー「良い時きたねっ!」

栗原さん
色んな意味でワクワクしてます」

リーダー
「冬の北海道どうですか?」

栗原さん
「初めてです!こんなに真っ白な景色も
 顔に雪がビシビシくるのも…」

リーダー
「今日のここで畑のロケしますから!」

栗原さん「楽しみにしてます」

リーダー「畑どうなってると思います?」

栗原さん
凍っちゃってる…
 上とかパリパリになってる…?」


「生産者のもとに行くのはどうですか?」

栗原さん
すごい大好きです!
 美味しいとされる食材の根本を
 知ることができるので
 さらに美味しく感じられると思うので」

リーダー
「森さんもここまでの真冬の農業は
 初めてでしょう?」

森「真冬の農業は初めてです!」

リーダー「どう予想しますか?ネギ」


「予想ができないですよ。
 だって…雪なんだもん!!」


「こんな雪の中でネギでも野菜でも
 育つわけないって思っちゃいますけどね。
 だって人間だって厳しいんだから!」

ゲストの方には、
ちょっと厳しい環境ですが、
ここは北海道のリアルな冬を
体感していただきましょう!


2018年02月03日(土) |  雪の下からネギ登場!
ということで一行は、
比布町内で名産のネギを育てている
生産者のもとへ-


「実際にネギが生産されている現場に
 お邪魔しましょう」

リーダー
「すごい滑りますよ!!大丈夫ですか?」

栗原さん「大丈夫です」

リーダー
「面白い映像いらないですよ(笑)」

「こんにちは~」

農業を営んで50年というベテラン生産者、
橋本 四郎さん、77歳。
どんな名産ネギを育てているのでしょうか?

リーダー
「今みせてもらうのはハウス?畑?」

橋本さん「畑です!」

リーダー「畑にネギありますか?」

橋本さん「あります!」

あたり一面は、白銀の世界。
とりあえず、橋本さんのあとを追い、
ネギがあるという場所へ向かいます。

森「すごいしかないですよ」

橋本さん「ここなんです!」

リーダー「いや橋本さん…また…」

橋本さん「本当なんです」

栗原さん
「えー掘ったら普通にネギがあるんですか?」

森「そうとう雪が乗っかってますよ」

リーダー
「膝くらいまで雪がありますよね」

すると、おもむろに運んできたスコップで、
畑に積もった雪を掘り起こしはじめた橋本さん。
せっかくなので、ゲストの栗原さんにも、
人生初の雪かきを体験していただくことに!

栗原さん。一歩を踏み込んだところ

ズボッ!(ハマる)

栗原さん
「ぐわっ!!ウソでしょ!?」

リーダー
「あははは。そうなるそうなる!」

栗原さん
「ぬ…ぬわああ~」

全員で、重たい雪を掘り起こし続け、
60センチ程度の深さまで進めると…

森「見えてきました!」

リーダー「どうでしょう?」

リーダー
「でてきたよおおお」

森「雪の下にネギありましたね!」

コチラは比布町名産の
「千本ネギ」!

…なんですが、普段見慣れているネギとは、
かなり様子が…違う???

 


2018年02月03日(土) |  冬眠している千本ネギ
橋本さん
「雪の下で寝ている状態で
 成長はしていないんですよね。」

橋本さん
冬眠しているかんじでね」

リーダー
「冬眠してる!ネギが!なるほど
 雪にやられている訳ではないんですね」


「ダメにならないんですか?雪の下でも…」

橋本さん
「これであま味を蓄えているというか…」


「じゃあこれはこのまま雪の下で
 育っていくものなんですか?」

橋本さん
「(雪の下では)育ちはしないんだよね。
 このネギをハウスに運んで育てるんです」

ちなみに、雪が降る前の状態がコチラ。
千本ネギは、5月に畑へ苗を植え、
このように生育させるのですが、
一度雪の中で休眠させ、
再びハウスに移して栽培するそうなんです。

橋本さん
「普通のネギだと凍ると傷んで
 育たないけど、千本ネギは傷まないで 
 凍っても温度が上がると芽が出る!」

リーダー「今、掘ってもいいですか?」

橋本さん「どうぞ」

ということで、千本ネギを土の中から
掘り出してみることに!すると…

森「長い状態のネギじゃない!」

栗原さん「なるほど!すごーい」

リーダー「こんもり茎の部分!」


「あま味はここに
 ぎっしり詰まっている訳ですからね…
 それで、これが再び育っていくんですか?」

橋本さん
「そうです!」

リーダー
「これがハウスの中でどう育っているのか
 気になりませんか?」

栗原さん
「気になります!
 早く行きたいです!!」

森「それ寒いからじゃないですか?」

あははは


2018年02月03日(土) |  ハウスの中は…ネギの香りいっぱい♪

雪の下で一度休眠させたネギを
ハウスに移して再び生育させるということで、
その様子を見せていただくことに!

栗原さん
「うわっあったか~い!
 あああ良い香り~~♪」

リーダー「なってる~」

森「尖がってますね~」

リーダー「ピュンピュンきてる!」

栗原さん
「良い香りです~!深呼吸しちゃいます」


「これがさっきまで雪の中にあった
 千本ネギですよね?
 こんなに元気になるんですね~」

栗原さん
「あんなにびしゃびしゃだったのに…」

橋本さん
「12月の初旬に雪の下から掘って
 上の枯れた部分だけカットして
 移植するんですよ」

橋本さん
「土の中には熱線をひいて
 20℃の温度で保っているんですよね」

栗原さん「じゃあ土が温かい?」

橋本さん
「そうですね。
 そして移植して1か月くらいで
 出荷できる状態になるんですよね」

このように、苗を植える5月から出荷まで、
ほぼ1年がかりで行われる、千本ネギの栽培。
寒さに耐えて甘みをます、
生命力の強いネギですが、
名前の由来ともなる生育段階のある特徴が…

リーダー
「どうして千本ネギというんでしょうか?」

橋本さん
「1本で定植した苗が10~11月には
 分けつして15~30本に増えるんです」

森「1本のネギが何本にもなる??」

リーダー「分けつしていくんですね」


ああああ~根本から何本にも分かれる」

リーダー
どんどん増える…比喩で
 まるで千本のようだということで
 千本ネギというんですね」 

出荷には1週間ほど早いそうですが、
特別に収穫させていただけるということで、
ゲストの栗原さんが体験!

栗原さん「叩く叩く…」

栗原さん「取れました!」

森「すご~い!」

リーダー「ネギが詰まってそう」

香りをかぐ栗原さん

栗原さん「良いにおいです!」

リーダー
「あー鼻に刺してほしいっ!!」

豊かな香りが広がる千本ネギ。
とれたての生の状態で、
試食させていただきました!

2018年02月03日(土) |  生で食べると甘くて…辛味キターッ!

さて生で食べたご感想は?

栗原さん
おーーーーーーー
 甘い。そして辛い!!

栗原さん
「青いところのトロッとしたのが
 すごく甘いです。
 だけど、その後から
 バシッ!とくる辛味がきます。
 どーぞっ!!」

あははははは~

ではやってみますか?

もぐもぐもぐ…


あっ本当だ甘い!!すーごい甘い!」

リーダー「…からの~~」

辛味キターー!!

「うううううう」


「一口目食べた時の甘さは感動しますね。
 でも生で食べるものではないですよね」

橋本さん
「そうですね。作業しながらストーブの上
 ちょっと焼いて食べてる」

ということで、生産者ならではの味わい方!
根元の薄皮をむいて香ばしく焼いた、
橋本さんオススメの「焼き千本ネギ」
食べさせていただくことに!

栗原さん
「うううううう~ん!!!!
 甘いっ!!」

リーダー「うまいっ!」

栗原さん
「長ネギでもない。万能ネギでもない。
 不思議なネギの味!」

森「甘さとネギの味が濃い!」

リーダー
「焼いただけどこんなに甘くなるんだ。
 まるでフルーツとみまごうような甘さ」

橋本さん
良かったです。
 雪の下で眠らせたおかげでしょうかね」
収穫した千本ネギは、
1本1本お湯につけて薄皮をむき、
「旬の彩り」というブランドで、
3月まで出荷します。
こうした手間と時間をかけ、
比布町の名産ネギが届けられているのです。
栗原さん
「旬にとられたものが
 どうやって育てられたかを
 知りながらいただくと
 その価値も分かるし
 ありがとうと思うよね」

じゃじゃん、もんすけです!
厳しい寒さに耐えて甘みを蓄えた、
比布町名産の千本ネギ!
その栄養価について、
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ。

札幌保健医療大学 栄養学科
荒川義人教授
「千本ネギはアサツキともよばれている
 ネギの品種の1つで 
 例えば体内でビタミンAに代わる
 カロテン類も豊富ですが、
 匂い・辛みの原因である
 硫黄化合物アリシンが豊富に含まれているので
 ビタミンB1と結合して、
 体内に吸収されやすくなって
 結果的にスタミナアップに繋がる。
 アリシンはビタミンB1と結合して
 効果を発揮しますから
 ビタミンB1が豊富な豚肉やレバーと
 一緒に調理するといいですね」

豊かな風味と濃厚な甘みだけじゃなく、
栄養価にも優れた千本ネギ!
たくさん食べて寒い冬を乗り切りたいね。


2018年02月03日(土) |  千本ネギお料理をいただきましょう


「千本ネギを使ったアレンジ料理を
 料理研究家の栗原さんに作ってもらいます」

栗原さん
「1つはネギ焼きからヒントを頂いた
 ネギを焼いてマグロと食べるねぎま鍋って
 あるんですけど、
 そのねぎま鍋と焼きネギのアイデアを
 合わせた鍋を作っていきます」

生産者からヒントをいただいた焼きネギと、
豚肉などを煮込んで味わう鍋!
たったこれだけの材料で、
簡単に作れちゃいますよー!

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180203&selectmonthforcal=201802

栗原さん
「魚焼きグリルでネギを焼いていきます」

リーダー
「フライパンとかでもいいのかな?」

栗原さん
「フライパンでも大丈夫です。
 ただしっかり焼き色をつけて下さい。
 今回はこれを焼いて、そのまま切らずに!」

ネギにしっかりと焼き色が付いたら、
根の部分をカットします。
そして、適度に薄めためんつゆを鍋に入れ、
豚肉と豆腐を敷き詰めて、
先ほど焼いたネギを束ねていれます!

森「いやいやいや…折り曲げてる!!」

栗原さん
「焼いたネギの香ばしさがお鍋に移るので!」

リーダー「あとは煮立ったら完成ですね」

ご飯に千本ネギの餡かけて味わう丼や
お手軽おつまみも作って頂きました!

http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180203&selectmonthforcal=201802

栗原さん「召し上がってください!」

まずは千本ネギのあんかけご飯。

栗原さん
「大根おろしを崩しながら召し上がって下さい」

すると橋本さん
「いや~こりゃあうまいです!
 なんていうか…
 千本ネギの味もしっかり残っていて
 食べやすいです」

お次は千本ネギとチーズのおかか和え。

栗原さん「混ぜて召し上がって下さい」

幸子さん
「おいしいです!辛くないね!」

栗原さん
「チーズのコクがうまく調和するんですよね」


「じゃあこれいっていいですか~」

リーダー
「豚がネギしょってやってきたよ~」


「間違いないですねえ」

リーダー「しゃくれてる!」


「ネギがトロットロですね。
 豚肉の甘さまで引き立てているような
 感じがしますね!
 ネギの香ばしさが、
 ちゃんと豆腐に染み…
 うわああああおおおおお」
(美味しくて感動中)

あんかけ丼を食べて…

リーダー
おいしい~これはおいしい!
 ご飯には大根おろしだわ」

栗原さん
「さっぱりさせたくって。
 体が弱っている時に
 おネギいいじゃないですか。
 大根おろしも体に優しいので…」


「真冬で寒い中、作業をされる
 千本ネギに触れていかがでしたか?」

栗原さん
「すごい体力を使って掘り上げて、移して
 そこから大事に一か月間育てて
 本当に長い時間をかけられていて
 こんな素晴らしい食材に出会わせて下さって
 本当にありがとうございます」

リーダー
「橋本さん。こうやって新しい千本ネギの
 おいしい食べ方を知って、
 育てる時の気持ちは変りそうですか?」

橋本さん
「ますます元気に頑張れるんでないかな!」

最後は固い握手を!

リーダー
「今後とも宜しくお願いします!」




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