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2020年09月12日(土) | 直接コンテナへ!タマネギ列車は今日も行く!
2020年09月12日(土) | タマネギ畑へ!根切り作業とは?
2020年09月12日(土) | 収穫体験&タマネギ料理をいただこう!
2020年09月05日(土) | ♯584 北海道の新たな特産物・レッドビート編
2020年09月05日(土) | まさに手探りで挑戦中!
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2020年09月05日(土) | 鮮やかな赤に感動!!
2020年09月05日(土) | 収穫体験!
2020年09月05日(土) | レッドビートをいただきます!
2020年08月29日(土) | ♯583 札幌市・大浜みやこカボチャ編
2020年08月29日(土) | 特徴その1…砂の熱!

[+10] >>

2017年11月11日(土) |  年々高まる酪農ヘルパーの需要
北海道東部にある酪農が盛んな町、中標津町。
ここに、日本で最大の酪農ヘルパー団体が
あります。有限会社ファム・エイ。

ファム・エイでは、
およそ500戸の酪農家を対象にヘルパーを派遣。
酪農王国北海道の中でも、
屈指の酪農地帯である道東において、
縁の下の力持ちとして、
生乳の安定生産を支えています。

現在、酪農家の高齢化や後継者不足に伴い、
酪農ヘルパーの需要は増すばかり…。
同時に酪農ヘルパーの担い手も
不足してきています。

フェム・エイ 代表取締役 廣木聖隆さん
「酪農ヘルパーの認知度がまだ足りないので
 インターンシップを通して、
 酪農ヘルパーをしっていただこうと」
そのインターンシップ制度を利用して、
新陽高校の2人が研修を受けます。

今回、彼女たちの指導をしてくれるのは、
その道15年のベテラン酪農ヘルパー、
猪俣勇(いのまた・いさむ)さん。

猪俣さん
酪農ってこういうものなんだと知って欲しいし
 酪農ヘルパーという職業があることも
 知ってもらいたいし…

 そういう意味でインターンに来た子たちが
 発信源になってくれたらと思います」

9月16日、午後1時。中標津空港。
札幌から関さんと湊さんがやってきます。

迎えるのは猪俣さんと、
猪俣さんの先輩、剱持(けんもつ)康一さん。

釼持さん
「関さんと湊さん?
 はじめましてファム・エイです。 
 宜しくお願いします。では早速移動します」

釼持さん
「中標津に来たらやってみたいことは
 考えてた?」

湊さん
ソフトクリームが食べたいなあって(笑)
 おいしそう♪」

釼持さん「ソフトクリームは食べましょう!」
湊さん
やったー!うれしい!!」

2017年11月11日(土) |  酪農ヘルパーって何だろう?

ファム・エイに到着しました。

釼持さん「今日からインターンで来ました」

関さん 湊さん「宜しくお願いします」

釼持さん
「今日は一緒に入る2人を紹介します」

藤本健佑さん 鈴木佑香さん
「宜しくお願いします」

釼持さん
「2人には普段の仕事についていってもらいます」

猪俣さん
「佑香!ソフトクリームはどこがおススメ?」

鈴木さん
「一番おいしいのは(札幌の)八紘学園!
 今までで一番おいしかった!」

湊さん
「家に近くて毎週のように行ってます。
 めっちゃ美味しいです」

猪俣さん
「彼女は八紘学園を卒業して
 この会社に就職したんです」

湊さん「へええ~かっこいい!」

この日は酪農現場へは行かず、
翌日から行う作業や酪農ヘルパーについての、
説明が行われます。
釼持さん
「(酪農家も)休みをとって出かけたいけど
 仕事があるので抜けられないですよね。
 そういう時にどうするのかって時に
 必要になるのが酪農ヘルパーという仕事です」

釼持さん「朝早いよ大丈夫?」

湊さん「がんばります…」

釼持さん
「もし起きてこなかったら置いて行くからね

湊さん 関さん「えええ~」

釼持さん
「厳しく聞こえるかもしれないど
 お客さん(酪農家)が待っているので
 そこはしっかり時間を厳守してほしいです」

(リーダー)
さすがにちょっと緊張しているみたいだね…
ひとまずは、この研修の序の口、
オリエンテーションが終わりました。

まだ始まったばかりだけど、
今どんな気持ちかな?

関さん「緊張します…」

いや~そうだよね。
何もかもが初めてだもんね。

湊さん
「ちょっと緊張するけど、すごい楽しみです

わかるなあ~その気持ち。
ワクワクドキドキな感じがするよね。
ほかにも何か思ったかな?

関さん
「陽愛ソフトクリーム食べたかったの?」

湊さん
「うん!めっちゃソフトクリーム好きだもん。
 絶対おいしいじゃん!
中中標津のソフトクリーム」

そ、ソフトクリームかぁ~!
緊張しながらも、ある意味頼もしいね。


2017年11月11日(土) |  ありがとう…この一言につきる

そんな2人を、先輩酪農ヘルパーたちが、
ある場所に連れて行ってくれました。
中標津の人気観光スポット、
開陽台(かいようだい)展望館です。

関さん「めっちゃキレイ!すごい」

そこから望むのは、見渡す限りの大パノラマ。
気持ちがいいね~!

湊さん「いただきま~す」

でたあ!
ここのソフトクリームが絶品なんだって!

~ずっと食べたかった中標津のソフトクリーム!
 とっても甘くておいしかった!~湊陽愛

夜、剱持さんと猪俣さんが、
2人に酪農ヘルパーの魅力を語ってくれました。

猪俣さん
「酪農ヘルパーとして出向いていって
 酪農家の代わりに仕事をして
 終った時にすごく感謝されるの。
 『ありがとう』って。
 その言葉が一番やる気に繋がる」

よし!研修を終える時には、
酪農家さんに「ありがとう!」って
言ってもらえるよう、
是非がんばろうではないか!
(森アナウンサー)
9月17日、朝5時。
2人の酪農体験が始まりました。

湊さん「陽菜~!5時だよ~」

関さん「う~~ん」

湊さん「5時だよおお!起きろっ!」

「おはようございます…」

5時半に猪俣さんが迎えに来て、
農場へと向かいます。

猪俣さん「よく眠れた?」

湊さん
「寝れました…
 でもめっちゃ眠いです!」


2017年11月11日(土) |  命と向き合う!

着いて早速、酪農家、そして牛との対面です!

「うわ~でかいっ!」「おはようございます」

「宜しくお願いします」

酪農家 藤田晋さん
「初めまして。宜しくお願いします。
 どこから来たんですか?」

「札幌から来ました」

この農場のオーナー、藤田晋(しん)さん。
両親と妻との4人で、子牛まで含めて、
およそ290頭の牛を飼育しています。
藤田さん
「今回は両親が旅行でいないので
 酪農ヘルパーの2人に入ってもらって
 空いてるところで僕が仕事をする感じです」
年間で、延べ30日ほど、
酪農ヘルパーを利用しているという藤田さん。
今回は実際にヘルパーとして農場に入っている、
藤本さんと鈴木さんの仕事場にお邪魔する形で、
研修が行われます。
湊さん「でかい…めちゃ怖い!」
酪農ヘルパーの仕事は、大まかに言うと、
牛舎の掃除、搾乳、餌やミルクの世話、
これを午前と午後、2回に分けて行います。

関さんと湊さんの、酪農体験が始まりました。

■牛舎清掃■

~臭いがとてもキツイし、牛も怖くて
 想像以上に大変でした~湊陽愛

■搾乳■

~あまりにも牛が大きすぎて放心状態になった。
 牛さんも緊張したよね…~関陽菜

■哺育・育成■

鈴木さん
「こっち側に指を入れて…」

~子牛が小さくてめちゃくちゃ癒された!~
関陽菜

 
指をチュパチュパ吸われて…
湊さん「うわ~あったかい♪」

こちらは子牛に与えるミルクを配合中の鈴木さん。
何やら、壁に貼ってある紙を気にしながら
作業しています。一体何が書いてあるのでしょう。

鈴木さん
「上からみた牛舎の絵になっていて
 どの子牛にどのミルクをあげるのか、
 育成だったらどの牛に
 どの(エサの)配合だったりだとか
 サイレージはあげるのか?
 細かいところまで書いてあります」

酪農ヘルパーの仕事は、
単に作業を行うだけではありません。
藤田さんの農場では、藤田さんのやり方で、
ほかの酪農家の農場では、そこのやり方で…
というように、酪農家それぞれの作業手順を
守ることが大切です。

そのために、酪農ヘルパーにとっては
お客さんにあたる酪農家と、
蜜にコミュニケーションをとりながら、
仕事を進めていきます。

牛と向き合う前に人と向き合う、
酪農ヘルパーとはそんな仕事なのです。

~先輩ヘルパーさんは動きがテキパキしていて
 かっこよく、とても憧れた~関陽菜


2017年11月11日(土) |  テキパキ先輩を見習って…
(リーダー)
さて午前の作業を終えた関さんと湊さん。
下宿先に戻って、ちょっと遅め…というか、
かなり遅い朝ごはんです。

「いただきま~す」

たっぷり働いた後の朝ごはん。
感想を一言!

「すごい美味しい」「めっちゃ美味しい!」

午後もまだまだ仕事があるからね。
心置きなくがっついちゃってください!

午後4時30分。
夕方から夜にかけて再び作業が始まります。

午後5時

~昼寝をたくさんしたのに
 ねむくなってしまった。
 とてもおなかがすいた~湊陽愛

午後6時
子牛にミルクをあげ…

午後7時
牛のエサやり…

午後7時15分作業終了

午後10時30分

湊さん
「朝から搾乳体験とか色々な作業があって
 すごい疲れて…明日も朝早いので…
もう寝るか!」

翌日、天気はあいにくの雨。

朝5時に起きた関さんと湊さんは、
牛舎の掃除など、前日同様の作業を行います。

~本来は子牛が飲む牛乳を飲むために 
 搾乳している。命をいただいてると感じた~湊

この研修は3日目の午前の作業をもって
終了となります。
先輩ヘルパーの指導のもと、
2人は眠気と疲れと闘いつつ、
なんとか研修の全行程を終えました。
猪俣さん
「これで完全に終了です!」

2017年11月11日(土) |  酪農ヘルパーを通して見えたもの
湊さん
「全然やったことなくて
 牛にも迷惑をかけたと思うんですけど
 お世話をさせていただいて
 本当にありがとうございました」
藤田さん
「こちらこそ!
 短い間でしたが
 どうもありがとうございました」

リーダー
藤田さんから
「ありがとう」言って貰えたね。

関さん 湊さん
三日間本当にお疲れ様でした。

リーダー
札幌新陽高校の1年生、関さんと湊さん。
所属するアグリクラブで
酪農ヘルパー体験の報告を終えた2人に
改めて話を伺いました。

リーダー
「酪農ヘルパーって仕事をどう思った?」

湊さん
「まず酪農と言う言葉を全然知らなかったので
 酪農ヘルパーって仕事はもっと知らなくて
 ちょっとお手伝いな感じ…の想像を
 失礼ながらしていたんですが…

「でも行って見て思ったのが
 酪農ヘルパーもすごく牛のことを分かっていて
 “手伝う”って感じじゃないなって思いました」

リーダー
「自分でだよね。
 酪農家の代わりだもんね。代理だもんね」

リーダー
「今回2人が体験した三日間って
 楽しいことだけじゃなかったと思う。
 大変なこともあったと思う。
 この体験が将来役に立つと思いますか?」

関さん
「将来こういう職業に就いてみたい!
 1つの候補になりました」

リーダー
「酪農家になってみたい?」

関さん
「なってみたいって決めた訳ではないですけど
 酪農家の仕事もいいなって感じました」

リーダー
「素晴らしい!ありがとうございました」

リーダー
「酪農ヘルパーは酪農家を助けるだけでなく
 地域に新たな雇用を生み出して
 経済を活性させる役割も担っているんです。
 こうした職業に魅力を感じて
 地域や北海道の酪農を元気にしよう!という
 志しをもった人達がどんどん増えることを
 僕たちも期待しています」

みなさん、こんにちは!
今日は札幌初開催の「農」と「食」の
魅力を伝えるイベントのお知らせだよ。

今月22日と23日の二日間、
「アクセスサッポロ」で開催される
「北海道 アグリ・フードプロジェクト」!

道産食材や加工品などの130を超えるブースが出展し、
「農」と「食」を話題とした主催者セミナーも
開催されるよ!

23日木曜日には「あぐり王国」のステージが登場!
森アナウンサーが番組の舞台裏を話すよ♪
みんなも遊びに来てね~

【北海道 アグリ・フードプロジェクト】
日時:11月22(水)・23(木・祝) 10時~17時
場所:アクセスサッポロ 
    札幌市白石区流通センター4丁目3-55
詳しくは「北海道アグリフード」を検索!
※23日のあぐり王国ステージは10時45分を
予定しています

----------------------------------
11月4日のクイズ
「石狩で生産されている、
 焼くと甘くなる作物は何だったかな?」

正解は「サツマイモ」でした。


2017年11月04日(土) |  ♯450 番組初登場!石狩エリアで生産されている“サツマイモ”編

食料自給率221%
日本を代表する食料生産基地・北海道!

広大な大地と、涼しい気候を活かし、
多種多様な農畜産物が生産されています。

その一方で、ナスゴーヤなど、
高温多湿を好む野菜の栽培には、
不向きとも言われる北海道…。

ところが!

そんな暖かい地域を主産地とする 
あの作物が、
近年、北海道でも栽培が広まっていることを
ご存知ですか?

今週のあぐり王国ネクストは…、
番組初登場!石狩エリアで生産されている、
秋が旬の作物に注目です!

森結有花アナウンサー
「札幌市のお隣・石狩市にやってきました」

森崎リーダー
「お邪魔しま~す!」


「あぐり王国ですが今回で…
 放送450回を迎えます」

リーダー
うわああああお。やってるねえ。
 そりゃあ番組10年経つわ~」


「その放送450回の中でも
 まだ登場していない野菜
 あるんです!」

リーダー
ないないない…
 450回もやったら全部野菜網羅してます」

森「ところが石狩にあるんです!」

リーダー「分かった…鮭!

森「野菜って言ってるじゃない」

ではあぐりっこを呼びましょう!

今回のあぐりっこは…、
野菜のことをもっと知りたい!
頑張り屋の小学4年生、千葉美輝ちゃんと。
同じく4年生で、明るい笑顔がトレードマーク!
黒川倖大(コウダイ)君の2人です。

リーダー
「あぐり王国で初めて学ぶ野菜分かる?」

あぐりっこ「う~ん…??」


「こちらにヒントがあります。
 ヒント①焼くと美味しい!

リーダー「いっぱいあるよっ!」

森「ヒント②お菓子やお酒の原料に使用」

リーダー「ぶどう!でも焼いたことない」

ミキ「ナス?ないな~」

コウダイ「カボチャ?」

リーダー
「焼くと美味しい。お菓子になる…
 カボチャ切って種とって酒入れて飲むとか」

あぐりっこ「あははは」

森「ヒント③主産地は鹿児島県!」

リーダー
「ちなみにナスもカボチャも
 これまであぐり王国では取材してます。
 450回見ていたら分かるだろう?」

森「今いくつ?」
 
コウダイ「10歳です」

ミキ「9歳です」

リーダー「あははは」

「生まれる前からやってます」

リーダー
「この番組って…
 ミキが生まれる前からやっているのか!
 やってるなあ~~」

果たして450回目を迎えた番組が、
まだ一度も取材していない作物とは…。
早速、石狩の生産者のもとへ!


2017年11月04日(土) |  土の下からルビーの輝きが!


「JAいしかり青年部の皆さんがお待ちです。
 こんにちは~」

北海道では栽培が珍しい中、
JAいしかり青年部の皆さんがきっかけとなり、
生産が始まったという、その作物…。

部長の山内克彦さんに、
詳しく教えていただきます!

山内さん
「6年前から新たな作物に挑戦しようと
 栽培を始めました」

リーダー
「どこに育っているんですか?」

山内さん「実は…コチラです」

リーダー
「これっ?な~んだっ?」

森「2人、何だと思う??」

あぐりっこ「う~ん…」

リーダー
「食べられる所は見えるかい?」

ミキ「見えない」

リーダー
「という事は野菜はどこにあると思う?」

ミキ「土の下!!」

リーダー
「そうだ!土の下にあると予想できますな」

ミキ「ということは…」

山内さん「掘ってみてください!」

ミキ「ヤッター」

リーダー
「あぐりっこ達は何だか分からないけど
 掘ってみるんですか?」

JAいしかり青年部「はい!(パチパチパチ)」

その作物があるのは、
生い茂ったツルを取り除いた、土の中!
早速、スコップで掘り起こしてみると…?

ザクッザクッ

リーダー「何か出て来たぞ!出てきたぞ」

ミキ「ああああああ」

リーダー
でたああああ。2人これは何ですか?」

あぐりっこ
「サツマイモ!!!」

山内さん「正解です!」

リーダー「うわっでけーーーー」

ミキ「でっかい!」

コウダイ「大きい!」

リーダー
「ミキ!野菜の中で好きなものは何?」

ミキ「サツマイモ!!」

リーダー
「この子、実はあぐり王国に応募してくれた時に
 大好きな野菜サツマイモって書いてた!」

山内さん「お~出来た子だっ(笑)」

ということで番組初登場の作物サツマイモ!

焼き芋にして食べたり、
お菓子や焼酎の原料としても使われ、
日本の生産量の4割が鹿児島県
というサツマイモですが、
ここ石狩でも生産されているんです!


2017年11月04日(土) |  長く育てて美味しくするよ


「サツマイモって北海道のイメージが
 あまりないですよね」

山内さん
「そうですよね。僕たちも最初は北海道では
 とれないイメージがありましたけど
 最近は北海道の気候も暖かくなってきたので
 できるかも?と思ったのがきっかけです」

山内さん
「今では約10名の生産者
 年間約40トンを生産しています」

リーダー「40トンも作っているんですか!」


「見た目的には立派ですけど
 味では九州に及ばないということは…?

リーダー「味ね!味大事ですよ」

山内さん
「そこに関しては…
 北海道にも負けない自信があります!」

あぐり一行「??」

リーダー
「いや山内さん!
 北海道にも負けないじゃダメだ。
 今、大事な所ですよ。山内さん!」

山内さん
本州にも負けない自信はある!」

リーダー「そうそう!」

実際にサツマイモの主な産地をみると、
鹿児島、茨城、千葉、宮崎、徳島と、
暖かい地域ばかり。
石狩をはじめ、北海道でも生産が可能とはいえ、
一体どのように栽培されているのでしょうか?

森「栽培スケジュールです」

山内さん
「5月下旬から土作りとして
 “畝作り”と“マルチ敷き”」

リーダー「結構ゆっくりな感じですかね」

山内さん
ある程度の地温がないと育たないので」

リーダー
「そうか。暖かくなってからですね」

森「6月に入ると定植ですね」

山内さん
「イモと違って、種イモじゃなくて
 サツマイモの苗を植えます。
 このように斜めに指すと、
 節(フシ)の辺りから根が出てくるので
 そこから成長していくんです」

ミキ「おいしそ~う!!」

リーダー
「ミキはサツマイモが好きでしょうがない。 
 絵でもいい!」

もともと水はけが良い砂地を好むサツマイモは、
石狩の土壌に適した作物であり、
熱しやすく冷めやすい砂地が生む寒暖差が、
甘みにも繋がっているのだとか。
しかし、道外の産地と石狩では、
その栽培日数に大きな違いが…!


「10月ようやく収穫を迎えました。
 収穫をする時の目安とかは?」

山内さん
「移植してからの積算温度
 約2500℃越えた辺りが収穫の目安です」

リーダー
「積算温度で数えるんですね
 毎日の気温を足していって…
 2500℃になったら収穫。
 石狩の人は暗算が得意なんですね~」

例えば昨年の場合、定植した日を6月1日とすると、
積算温度が2500℃に達する日数は、
主産地の鹿児島で90日
石狩では139日と、
収穫までに50日ほどの差が出てくるんです。
さらに、気温が13℃以下になると生育が劣り、
霜にも弱い作物のため、北海道で栽培するには、
この定植と収穫時期の気温に、
気を使わなければいけないんです。


「積算温度が約2500℃になるまで
 待たないといけないけれど
 でも待ちすぎてしまうと
 霜が降りてきたり気温が低くなったり
 見極めが結構大変なんですね」

リーダー
「早く植えようぞって4月から植えても
 ダメなんですよね?」

山内さん「ダメですね…」


2017年11月04日(土) |  なぜか笑顔になるサツマイモ掘り♪

栽培方法に続いて、
収穫作業をお手伝いさせていただきます!

ミキ
「よいしょよいしょっ…
 出てきた出てきた!」

リーダー「これは発掘ですね!」

ミキ「もうすぐ取れる!取れたっ!」

リーダー「立派!すご~い」

続いて、リーダーも!

リーダー
「初めてですからね…
 うわ~こんな鮮やか色で出てくるんだ。
 やった~!!うわああああい!!」

森「大興奮。大ハシャギじゃないですか」

初体験のサツマイモ収穫に、
大興奮するリーダーの一方、森アナは…?

森「よいしょ…」

リーダー
「森さん。早速ですけど削りました…」

森「ウソ?本当ですか?」

ミキ「あああああ」


「逆に…
 傷つけないで収穫できるんですか?」

リーダー「できます!!」

このあとも宝探しのような収穫作業に
夢中になる、あぐりメンバー。
サツマイモを傷つけないよう、
丁寧に掘り出していきます。

リーダー「結構重いでしょ」

リーダー
「こうだい!いい汗かいてる~!」

リーダー「大変だったか?」

コウダイ「うん」

ミキ「疲れた…」

リーダー「でもどうだった?」

あぐりっこ「楽しかった!」

リーダー「良かったああ」

30分かけて50本ほどのサツマイモを収穫。
このように、手掘りでの収穫には、
時間も労力もかかるため、生産者によっては、
ニンジンやジャガイモの収穫機を使うことも
あるんです。

実際に、手掘りとどれだけスピードが違うのか、
見せていただくことに!

リーダー
「畝を切るように進んでいく」

ガタガタガタ…

すると!

ミキ「ああああああ!!」

森「どんどん出てきますね」

リーダー
「ラクだなコレ!
 土をふるい落とされるような感じ」

山内さん
「最後の収穫は手で拾います」

それにしても…
あぐり一行「すご~~~い」

リーダー「あっという間だった…」

こうして収穫したサツマイモですが、
実は、すぐに出荷するわけではないんです!
サツマイモならではの、意外な作業が…。



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