今回紹介する農産物、 3つのヒントから番組はスタート!
1 古代からクスリとして 利用されていたほど栄養タップリ。
2 日本へは江戸時代に オランダから伝わりました。
3 グリーンやホワイトなど 色違いもある野菜です。
松坂 「あぐり王国 IN なよろーーーーー!!」
森崎 「なよろっーーーーー!!」
松坂 「今回 名寄にやって来ましたのは 紹介する野菜の生産量が 全道一を誇っているからなんです。」
あぐりっこ 「えっ?えっ?なんだろう…」
松坂 「実はアスパラです! 正確には グリーンアスパラガスといいます。」
一同 「グリーンアスパラガス」
森崎 「この畑では何本のアスパラが 収穫出来るんですか?」
木田さん 「え~~~とね。 1うねに450株でしょ。 それが15列あるでしょ。 うまく育てば1株から だいたい35本は出てくるから…」
木田さん 「約22万本かな!」
木田さん 「早いよ~。1日で5cmぐらいは伸びるけど 雨が降って夏の蒸し暑いような日だと 10cmくらいは伸びちゃいますよ。」
一同 「えっ!?2メートル!!」
木田さん 「枝とか細い葉っぱが出てくるの」
河野 「先っぽの穂みたいなところが 開いてくるんですか?」
木田さん 「そうそう!」
これが成長したアスパラの様子。 いつも目にしているアスパラからは 想像できない光景です
名寄のアスパラの収穫は、 5月から7月までのおよそ2ヶ月間。 収穫期間後は雪が降るまで、 茎や葉を伸ばし、日光に当てます。
森崎 「見るとアスパラって 紫色の部分もありますよね?」
木田さん 「最初出てくるときは白。 これがホワイトアスパラです。 土を盛って日に当てないように育てると ホワイトアスパラが出来ます。 土から頭を出すと紫色になって 日が当たると緑色になるんですよ。」
木田さん 「これがアスパラの株。根っこの部分です。 これは去年の夏に役目を終えて 掘り返したものですが、元気な株の根は エンピツのようにプリプリと太いんですよ。」
森崎 「その根が土の中にウジャウジャと 生えているんですね!」
木田さん 「生で食べたことないよ!!」
森崎 カリッ♪ 「あまいっ!うまいっ!!」
木田さん カリッ♪ 「うん。食えるね!!」
森崎 「でしょうーー!!うまいべさ!!」
それの様子をみて…
河野 「うねとうねの間が ずいぶん広いですよね?」
森崎 「もっと狭くすれば もっといっぱいとれるのに」
木田さん 「アスパラ栽培についての試験結果があって これが美味しいモノが たくさん収穫出来る方法なんですよ」
こちらでは、新品種のテストや 新たな栽培方法などおいしいアスパラが たくさん獲れるよう研究しています!
そして、それらの研究の成果を 生産者へフィードバックしているのです。
JA道北なよろ 池田さん 「生産者のみなさんから 25cm以上に育ったアスパラが 届けられまして、ここでは 23cmの長さに切り揃えて 出荷しているんですよ。」
森崎 「確かにお店で売られているアスパラは きっちり長さが揃っていますよね!」
森崎 「わぁ~見てご覧! どうなってる?」 あぐりっこ 「並んでる!」
JA道北なよろ 池田さん 「ここではアスパラを 2L、L、M、Sの 4種類の規格に選別しています」
最終的には 150gとか100gずつの束になって テープで結束されていました。
そして結束されたアスパラは 発泡スチロールの箱に入れられたあと 一度冷やして、フタをします。 鮮度を保った状態で 全国各地のアスパラファンに 届けられていました。
天使大学の荒川先生に アスパラの栄養について伺いました!
荒川先生 「アスパラガスは特徴的な成分として ルチンという成分を含んでいます。 これは血管を丈夫にする成分として 知られています」
荒川先生 「そして名前にもなっているんですが アスパラギン酸というアミノ酸を たくさん含んでいます。 このアミノ酸は肝臓の機能を高めてくれたり 疲労回復に繋がる効果の あることが知られています。
栄養たっぷりのアスパラ! ぼくももっといっぱい食べよっと!