森崎 「うらほろちょう~~」
河野 「やめてもらってイイですか? 苦情きますから…」
松坂 「さあ、今回私たちがやってきたのは 人口5800人、十勝の浦幌町です」
河野 「面白いって言われてから 答えられるものって なかなかないですよ!」
松坂 「期待してますか!」
河野 「豆の加工製品と言ったら…」
森崎 「おう、言ったら!?」
河野 「…(パクパクパク…)」
河野 「飛び降ります」
森崎 「河野くん!許してあげて~」
河野 「何も思い浮かびません! 行かせてください!!」
松坂 「さて、ここでちょっと問題です。 みなさん、この言葉知ってますか?」
森崎 「フリーズはね、凍るって意味なんだ。 ドライはわかる?」
あぐりっこ 「ビール」
河野 「天才!」
松坂 「フリーズドライとは、 食品をマイナス30℃で急速に凍結、 真空状態で水分だけを取り除いて 乾燥させたモノを言うんです」
森崎 「カップ麺のかやくとかが そうなんだよ!」
松坂 「こちら浦幌では、大豆や小豆、 白花豆などのフリーズドライを 作っているんです! まずは、試食させてもらいましょう」 一同 「やったーーー」
松坂 「こちらに並んでいるのが 浦幌名物フリーズドライの豆製品です!」
河野 「すごい、いろんな種類がありますね」
JAうらほろ 平崎 陽一さん 「現在5種類のフリーズドライ製品を 作っています」
平崎さん 「まず黒大豆をご試食下さい!」
森崎 「うわっ軽い!」
あぐりっこ 「かるーい」
森崎 「姿カタチは本当に変わらないよね! 味もそのまんまだね」
あぐりっこ 「おいしー」
松坂 「香りもする!」
森崎 「白花豆もそのまんま」
あぐりっこ 「サクサクしてる!」
あぐりっこ 「スナックみたいだね!」
森崎 「河野君どう」
河野 「お水入れたら戻りますよ! これ!!」
平崎さん 「ハイ、戻りますよ」
森崎 「じゃあここから煮物とかできる?」
平崎さん 「そのまま投入して頂いて良いですよ」
河野 「煮汁とか味がスグに しみ込むんじゃないですか?」
森崎 「そうだよね、カラカラだから 水分欲しい~って感じだもんね。 調理がしやすいですね」
平崎さん 「豆は冬の間もずっと貯蔵して 少しずつ加工品にしたり そのまま生豆で販売したりしてます」
森崎 「冬の間 貯蔵する必要があるんですね!」
フリーズドライはどのように 作られているのか!? 早速フリーズドライ工場に やって来ました。
森崎 「いろいろあるけど、 何だかわかるかな?」
あぐりっこ 「これはイチゴ!」
森崎 「軽いですね。 まるで宙に 浮くんじゃないかと思えるくらい!」
松坂 「イチゴの香りがしますね」
あぐりっこ 「甘酸っぱい!」
森崎 「口の中でだんだんイチゴになっていく!」
森崎 「それに味が濃い!」
浦幌フリーズドライ株式会社 製造部 平尾 太さん 「固形分を凝縮している状態なので 味がとても濃く感じられると思いますよ」
森崎 「次は何だと思う」
あぐりっこ 「豆腐!」
森崎 「マシュマロにも見える」
あぐりっこ 「砂糖かなあ」
松坂 「あっ!! これはアイスクリーム じゃないですか!」
森崎 「あれ、まさかの大人が言っちゃった! 子供にわからせたかった…」
松坂 「…ス、スミマセン…」
あぐりっこ 「これアイスなの?すごーい」
松坂 「フリーズドライには、 《インスタント食品》《非常食》 《アウトドア食品》《宇宙食》 《医薬品》など色々な用途があるんです」
森崎 「軽くなっているから 運搬に便利ですよね」
平尾さん 「野菜であればほとんど水分なので 1/10の軽さになってしまうんです。 しかも、あらかじめ加工したものを 乾燥させるので、調理の際は 必要な分だけ入れてお料理できますよ」
森崎 「保存性も高いですしね」
平尾さん 「それに低温で乾燥させるので 栄養が損なわれないんですよ」
いよいよ工場内部へ…。 乾燥させる前の重要な 《下処理》を見学-
モクモクと煙が上がる 不思議な機械に-
森崎 「何か実験が失敗しているんですか?」
平尾さん 「こちらで黒大豆を蒸しているんです」
森崎 「ちょっと、イイですか?」
森崎 「ニンニン!」
松坂 「あっ忍法!」
河野 「おっ消えた!!」
と、一通りやって満足した大人たち。
蒸しあがった黒大豆は-
あぐりっこ 「うわあーツヤッツヤだあ」
森崎 「こうして加工したものを フリーズドライにしている。 だから我々は手間をかけずに そのまま食べたり調理したり できるんだね!」
平尾さん 「フリーズドライ用の乾燥機です」
松崎 「大きいですね!」
森崎 「気圧を下げることによって 低い温度でも水分が飛んで 水蒸気になるんだって! だから凍ったモノの水分だけが 抜けるんだよ」
気圧を下げて真空状態で 水分を蒸発させると-
あぐりっこ 「冷たいの?」
平尾さん 「ちょっと冷たいかな」
あぐりっこ 「すごーい、白くなっている!」
平尾さん 「乾燥あがりましたね」
河野 「あの…聞いていいですか?」
河野 「この機械おいくらするんですか?」
平尾さん 「1億円以上しますね」
一同 「えええ~」
あぐりっこ 「絶対買えない~!」
松坂 「浦幌産のお豆を使ったお料理を 作りましょう。集まって頂いたのは ビーンズクラブの皆さんです」
森崎・河野 「ビーンズクラブ??」
ビーンズクラブ 佐藤とも子さん 「上浦幌で豆腐づくりをする グループです!」
あぐりっこ隊、お料理に挑戦! 一品目は《豆腐入り白玉団子》
あぐりっこの腕前に ビーンズクラブも身を乗り出し-
佐藤さん 「うん、うまいかもしれない!」
河野 「ライバル出現!みたいな感じですか?」
本当にあっという間に完成!
※作り方は“レシピ”コーナーで
あぐりっこ 「このジュースって何ですか?」
佐藤さん 「黒豆のジュースです」
一同 「え~ブドウジュースだと思ってた」
佐藤さん 「黒豆だけなんです」
一同飲んでみると…
あぐりっこ 「ブドウジュースだよお~」
森崎 「これ、ぶどうだ!」
あぐりっこ 「コレ、すっごく美味しい! 毎日、飲みたい!!」
森崎 「これ売ってないんですか?」
佐藤さん 「残念ながら売ってません」
一同 「えええ~~おいしいのに~」
河野 「なんて反響なんでしょうか!」
佐藤さん 「うれしい!作ったかいがあります」
河野 「表面はちょっとトロッとして、 中のほうはサクサク!」
松坂 「噛んでいくうちに うまみが出てきますね」
森崎 「ここまで来ると美味しいものに 出会えるんだなー。 また食べに来ていーい?」
佐藤さん 「是非、お越し下さい!」
あぐりっこ 「ココ お店開ける!」
佐藤さん 「ホント!ありがとう」
JAうらほろ 林 義勝さん 「JAうらほろでは 加工製品の取り組みを 平成16年から始めました。 当時地元のおいしい豆を 多くの方に知って頂きたいと 思っていたところ、 付加価値をつけて販売できる フリーズドライ製法と出会いました」 ※放送した番組の中で 林様のお名前に誤りがありました。 お詫びして訂正させていただきます。
JAうらほろ 林 義勝さん 「これまで5種類の製品を手がており、 現在では《そのまま食べる十勝の豆》 という商品でリリースしています。 今では大手デパートなどからも声が かかるようになり、人気商品となっております」
ご購入はこちら- JAうらほろ TEL:0155-76-4011 FAX:0155-76-4626 (お電話でのお問い合わせは9時~17時まで)
《そのまま食べる十勝の豆》 黒大豆(80g/1袋)400円(税込/送料別) 金時豆(80g/1袋)400円(税込/送料別) 白花豆(80g/1袋)430円(税込/送料別)
※なおJAうらほろホームページ (http://www.netbeet.ne.jp/~ja_urahr/) からもご購入できます。