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2010年09月11日(土) | ♯111 有名○○を支えるのは清里の女性たち?編
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2010年09月11日(土) |  ♯111 有名○○を支えるのは清里の女性たち?編

佐々木
「こんにちは!あぐり王国です!」

森崎
「すごいキレイ!後ろの山は?」

佐々木
「斜里岳です!登りたい…」

森崎
「イエ農業やります!さて今日やって来たのは?」

佐々木
「じゃーん!清里町ですよ」

佐々木
「こちらは広大な畑がある場所なんです。
 その畑では小麦も作ってますが、
 おイモやビートも作ってます!
 広い畑の多くでこのような作物を作ってますが…
 それ以外にも“ある取り組み”
 行われているんです」

森崎
「???」

佐々木
「実は清里町は女性パワーがスゴイんです!
 そして今日お勉強するのが、コチラ!」

森崎
「あぐりっこのライバル?○○○っ子?
 幻の○○○○??
 何なんだ?
 よし!今日は清里町の秘密を暴きましょう!」

訪れたのは雄大な斜里岳を望む道東・清里町。
今回は農業を支える女性パワーに注目!
あぐりっこのライバル○○○っ子や
幻の○○○○とは?

早速あぐりっこ隊と一緒に
2つの謎解き&お勉強!とその直後…

ゴゴゴゴゴゴー

佐々木
「スゴイ大きなモノがやって来ました!」

収穫しているのは清里町三大特産品の一つ小麦! 
清里産小麦の収穫量は、年間11.5万トン。
今年4月に種をまいた春まき小麦で、
うどんなどに使われる
「春よ恋」という品種なのです。

森崎
「すごい迫力だな!」

タイヤの隣に並んでみると-

一同「スゴイ大きい!」

佐々木
「さておっきな重機を運転していた高見さんです!」

JA清里町 高見 則之さん
「これはコンバインと言います。
 農協で三十数台持ってます」

札幌ドームおよそ430個分もの
広大な小麦畑がある清里町!
小麦が雨に当たらないよう
短期間で刈り取るため、
33台ものコンバインがフル稼働するのです!

と、突然-
佐々木
「あぐりっこのみんな!今日は何と!
(力を入れて…)
あぐりっこの
ライバルがいるらしい!!」

 
河野
「何なの?そのキャラクター?」

さて今回のキーワードは「女性パワー」。
その1つ「○○○っ子」って一体なんだ?

佐々木
「清里町の農業を盛り上げる
 チカラになっているんです!」

森崎
「ちっともわかんないですよ!」

佐々木
「高見さん!ヒント頂けませんか?」

高見さん
「○○○っ子ですか…
 伊藤さんのお宅に行けばわかると思います」

早速伊藤さんを訪ねることに-


2010年09月11日(土) |  あぐりっこのライバル出現!○○○っ子とは?

森崎
「ボクたち何もわからずに来たんですけど…
 とにかく伊藤さんに会え!と。
 ○○○っ子ってわかりますか?」

JA清里町○○○っ子部会長
伊藤 田鶴子さん
「ウチのハウスの中におります!
 行って見ましょう」

河野
「このハウスの中ですね」

森崎
「あぐりっこVS何っ子?」

あぐりっこ隊のライバルとは?
ハウスに移動してみると-

○○○っ子
「えっと、えっ、せっ、せっーの!」

こんにちは~

私たち

いちごっ子で~す!

(ニコッ)
……(アレっ奥さま方…)

森崎
「何ですか!?」

河野
「扉閉めさせてもらってイイですか?」
 
森崎
「なるほど、みなさんが
 いちごっ子さんなんですね!」

森崎
「では改めて紹介しましょう!
 JA清里町いちごっ子部会
 みなさんです!」

パチパチパチ…

森崎
「まあ、いちごっ子スマイル!」

河野
「キレイないちごがイッパイ!」


いちごっ子
「やだ~
 
 ガハハハハ!!(笑)」

河野
「ものスゴイパワーを感じるんですけど!」

いちごっ子部会とは農家のお母さんたち
総勢13名で構成されていている部会で、
夏に使わないビートの育苗ハウスを有効活用して
いちごの苗を専門に栽培をしているんです。

森崎
「なぜイチゴの苗を作っているのですか?」

伊藤 田鶴子さん
「栃木県の人に頼まれたというか。
 北海道は涼しくてイイ苗がとれるんです。
 向こうは暑くて苗の病気が多いので
 ココで苗を作って(栃木県)持って行ったら
 イイいちごがとれて…喜んでもらってます」

ジャーン!もんすけです。
年間20万本!
イチゴの苗を育てるスペシャリスト、
いちごっ子部会!
その発足についてお聞きしました。

JA清里町 山賀 章子さん
「ウチの苗を出荷している栃木県佐野市では
 生産者の高齢化や人手不足・苗の病害が
 問題視されていました。
 平成8年から、北海道の涼しい所で
 良質な苗を作る取り組みを行い、
 平成11年には
 《清里町いちごっ子部会》を設立しました」

いちごっ子部会の皆さんが育てるのは、
大粒でジューシー、
日本で一番作られている品種の“とちおとめ”!
栃木でおいしいイチゴが実ってほしいよね。

2010年09月11日(土) |  太郎に次郎に三郎?苗の栽培方法とは?

伊藤さん
「女性のみの生産部会でほぼ苗作りを
 しているということで、
 《オホーツク農業振興賞》という
 賞をいただきました!」

森崎
「すごいじゃーん!」

河野
「この人とにかくね、
 賞とった人にウルサイんですよ!」

女性パワーの熱気に包まれたハウスの中。
なんとその気温41℃!
この暑い中でどういう作業を
しているのか教えてもらいました。

伊藤さん
「3つ並んだプランターの中央にあるのが親株です。
 親から出た子株を育てていきます。
 隣のプランターは太郎です」

河野
「真ん中が親株。その両横が太郎という
 1つ目の分かれた株なんですね」

森崎
「太郎が第1株なんだ」

河野
「太郎の株から出た細いクキを
 たぐっていくと…」
2つ目の株にたどり着きました!

伊藤さん
「これは次郎です!」

森崎
「次郎株!これは第2株だ!」

次郎からまたクキをたどって行くと今度は三郎株。
三郎(第3株)の次は四郎(第4株)…と
どんどん繋がっていきます!

伊藤さん
「まだあるよ!」

河野
「四郎(第4株)から五郎(第5株)!
 五郎で終わりでイイですか?」

伊藤さん
「いいですね」

森崎
「太郎(苗)はココで育てて、
 子供達(次郎~五郎)を出荷しているんですね」

伊藤さん
「苗の容器はアイポットって言います」

育成ポット「アイポット」の中を
覗いてみると- 

森崎
「根っこだらけ!」

佐々木
「密集してる!ビッシリですね」

森崎
「これはイイ育ち方をしている根っこですか?」

伊藤さん
「ハイ!根っこが白いしね!」

佐々木
「ちょっと美味しいそうじゃないですか?
 チョコレートみたいで」

森崎
「食べてみても?」

河野
「ダメです!苗!根!」

さて女性パワー1つ目の謎は解決!
○○○っ子は「いちごっ子」でした。
2つ目の謎「幻の○○○○」とは?

伊藤さん
「いちごっ子部会の一人が携わっていますよ。
 成田範子さんです」

早速一行は成田さんのハウスへ移動!


2010年09月11日(土) |  幻の○○○○発見!栽培の秘密はム○?

森崎
「幻の○○○○って一体なんですか?」

○○○○生産者 
成田範子さん
「実はインゲンなんです!」

森崎
「サヤに入っているからサヤインゲン?」

成田さん
「サヤインゲンです」

森崎
「だけど何が幻なんですか?」

成田さん
「実はセリに出る前に買い手が
 ついてしまうんです」

森崎
「市場に出す前にもう買い手がついちゃう!
 つまり市場に並ばないってコト!だから幻だ」

成田さん
市場の方は見たコトがない!
 上層部の方しか見たコトがないんです」

清里町の4軒の女性の生産者が
育てる幻のインゲン!
関西方面の高級料亭などで
使われることが多いため、
味はもちろん、見た目も重要!
収穫時には厳格なチェックが行われているのです!

あぐりっこ
「スゴイ真っ直ぐだ!」

成田さん
「選果基準がホントに厳しくて
 真っ直ぐなモノだけしか出さないんです」

そして幻のサヤインゲン栽培の秘密が
成田さんから明かされた-

成田さん
「実はを使っているんですよ!
 サヤインゲンにつく悪い虫がいるんですが
 ソレを退治してくれる虫を使って、
 化学農薬を減らすように努力して
 健康的なサヤインゲンをつくっているんです」
 
一同
「ムシ?」

成田さん
「葉の後ろに忙しく歩いている虫いますよね?」

佐々木
「忙しいです!この虫!!」

成田さん
「それがイイ虫なんです。
 この虫が害虫を退治してくれるんですね」

河野
「この虫をどこかから持ってきて放す?」

成田さん
「そうです!このケースに入ってます。
 ミヤコカブリダニと言います。
 容器の中に5000頭いるんですよ」

幻のサヤインゲンの栽培方法にビックリ!
そしてもちろん知りたいのは、そのお味-

とれたてのサヤインゲンを生で試食!

あぐりっこ
「あまいっ!」
「シャキシャキしてる!」
「おいしい!!」

森崎
「女性が色々と付加価値を高めながら
 おいしいモノを【from北海道】で
 出しているんですね!
 女性パワー炸裂ですね!」

成田さん
「頑張っています!」


2010年09月11日(土) |  畑の真ん中で贅沢クッキング~!

佐々木
「大自然の中、
 清里町のおいしいモノを使って
 お料理をしましょう!」

河野
「イエーイ!気持ち良すぎる~!」

続いては青空クッキング。
長イモ生産者の黒田明美さん達と
清里町の美味しい野菜を
たくさん使ったメニューを作ります。
そのメニューとは?

黒田さん
「春まき小麦を使って、あぐりっこ隊と一緒に
 ピザをつくろうかなと思います!」

森崎
「トッピングはすべて清里町のモノ」

河野
「長イモもあります。
 結構大きいけどコレもピザにのせちゃう?」

黒田さん
「おいしいですよ!」

地元食材を使ったピザ作り! 
あぐりっこ隊もクッキングスタート!
オリーブオイルとニンニクをのせた生地に
自由に具をトッピングしていきます。

サヤインゲン・ナス・トマト・玉ネギ・ピーマン
ニンジン・ゴボウ・長イモ…

野菜盛りだくさんの贅沢ピザが完成!

河野
「ピザを焼くのは!(改めて言い直して・・)
 ピッツアを焼くのは
 ワタクシにお任せ下さい!」

 
河野について移動していくと-

河野
「ご覧下さい~!」

森崎
「石釜!」

河野
「用意していただいちゃいました!」

早速ピザを石釜にセットして待つこと3分…

森崎
「河野くん来たよ~」

河野
「よいしょ!ピッツア焼きあがりました!」

一同
「うわ~~~!!」
「おいしそう~~」

みんな一緒に「いただきまーす!」
そのお味は??

コウタ君
「うまい!」

アリサちゃん
「野菜がおいしい!」

カズト君
「最高!」

最後にみんなで
「ありがとう清里!ごちそうさま~」

佐々木佑花の「週刊あぐりニュース」

こんにちは!週刊あぐりニュースの時間です!
今週は「朝ゴハンが日本を救う!」
そんな話題です。

みなさんが何気なく食べている毎日のごはん、
これが突然食べられなくなってしまったら
どうしますか?

農林水産省は先月、平成21年度の
国内の食料自給率が前年度から1%低下し、
40%となったことを発表しました。

これは先進国の中でとても低い水準。
もし世界で食料危機が起こったら
輸入に頼っている日本は、
あっという間に
食料不足になってしまう可能性が高いのです。

そこで解決策のひとつとして
有力視されているのは「朝ゴハン」を食べること。
農林水産省の調べでは、
現在日本の人口の1割を超える人が
朝食を食べないそうです。
日本の朝ゴハンといえば、ごはんにみそ汁ですが
より多くの人が朝ゴハンに国内で作られる
お米や野菜を食べれるようになれば
生産量も増えて、食料自給率もアップ。
1年間でなんと最大1兆8000億円という
新たなマーケットが生まれ、
国内経済の活性化にもつながる
という試算も出ています。

朝食を抜くと貧血や免疫力の低下、
そして肥満の原因にもなるそうです!
健康のためにも、
朝ごはんはしっかりと食べたいですね!
それではまた来週!




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