本格的な夏到来! 皆さん夏バテ対策は万全ですか?
森崎 「夏だな~!!」
あぐりっこ「ハイ!!」
佐々木 「今日は夏にピッタリの野菜を 勉強してもらいます」
あぐりっこの前に登場した野菜。
リーダー達からは見えますが、 あぐりっこ隊には何の野菜か見えません!
リーダー 「この野菜の名前、知っているかな?」
河野 「僕この時点で意外です… 北海道でこの野菜って…」
その野菜とはゴーヤ! 夏にピッタリの理由とは何でしょう? 荒川先生に聞いてみました。
では早速あぐりっこ達に “触って”何の野菜か当ててもらいましょう!
コトノちゃん 「(触ってすぐに)キャー」
ゴツゴツした独特の形をしているゴーヤ! あぐりっこは触っただけで分かるかな?
セナちゃん 「ボコボコしてる…多分…わかった!」
森崎 「箱の中は何だ?せーのっ」
あぐりっこ 「ゼ…」 「ゴーヤ」
河野 「チョット待ってチョット待って! ゴーヤの前に“ゼ”って聞こえた」
森崎 「コトノちゃん、何て言おうとしたの?」
コトノちゃん 「ゴーヤ!」
さあ今回も大爆笑からスタートしたあぐり王国!
今回のテーマはゴーヤ。 なんと沖縄料理で有名なゴーヤが 北海道で作られているんです。
『JAあさひかわ』『JA東旭川』 『JAたいせつ』の3つのJAの連合会 《JA旭川青果連》が出荷しているゴーヤは 旭川のお隣・鷹栖町を中心に栽培されています。
今回ゴーヤについて教えてくれるのは 12年前から鷹栖町でゴーヤ栽培を始めた ゴーヤ部会長の東出明男さん。 南国野菜ゴーヤを北海道で栽培するこだわりを 教えていただきましょう。
森崎 「ゴーヤはどこにあるんですか?」
東出さん 「ゴーヤは向こうにあります」
河野 「ハウスだ~」
まずはリーダーが1人でハウスをチェック。 すると…
森崎 「スゴイわ!南国だぞココは! 北海道に南国があったぞ!」
東出さん 「南のモノだから暖かい方がイイからね」
河野 「じゃあ行って見よう!!」
森崎 「飛行機に乗らなくても南国に行ける」
ではハウスに入ってみると-
あぐりっこ 「アツイ!」
森崎 「入った瞬間、空気変わるね」
ハウスの中は40℃以上! そんな中で育っているゴーヤを見てみましょう。
森崎 「ゴーヤってツルなんだね。 どんな野菜みたいかな?」
あぐりっこ 「キュウリ」
東出さん 「そうです、キュウリの仲間です」
まずはゴーヤの花を見てみましょう。
東出さん 「雄花と雌花があってね、 実が生っているやつが雌花!」
森崎 「なるほど~雌花の下に実が生ってる。 これが大きくなってゴーヤになるんだ!」
東出さん 「雄花を取ります。 この雄花を雌花にくっつけます。 つけたら立派なゴーヤになります」
森崎 「花粉をつけるんですね!」
森崎 「手でやるんですか?」 東出さん 「はい手で!」
河野 「えっ手でやるんですか受粉?」
森崎 「1個1個、東出さんが受粉してるの?」
東出さん 「そうです!」
東出さん 「そうでないとゴーヤがダメになる」
40℃を超える灼熱のハウス内で 毎日手作業で行っている受粉作業。 東出さん達生産者のこうした努力で、 安定した収穫量が確保されているんです。
4月中旬に種をまいて 5月上旬にハウスに定植したゴーヤ。
森崎 「ツルをズーっと伸ばしたら 僕らの身長超えますね!」
東出さん 「秋までには20m超しますね」
河野 「はあ~~?? プールとか25mぐらいやからね!」
東出さん 「収穫しやすく、日が当たりやすく… 横に“はわせる”ようにするんだわ… これ(ツタ)がぐるっと回ってきて ズーーっと向こうまで行きます!」
河野・佐々木 「ズーーっと!!」
東出さん 「はい!」
森崎 「どうしてゴーヤ栽培を始めたんですか」
東出さん 「うちにバイトに来ていた女性が フィリピン人女性だったので、 『ここでゴーヤ作れないの?』って聞かれて…」
東出さん 「翌年種を買って色々勉強して 作ってみた結果… 作れるようになった!!」
森崎 「東出さんジェントルマン! 作ってあげたんでしょ~」
東出さん 「どっこに~~」
佐々木 「想いを叶えてあげた方ですよ~」
ゴーヤをじっくり観察しましょう。
森崎 「近くで見るとね… イボイボの中にトゲみたいな…」
ではゴーヤを収穫してみましょう。
森崎 「どの辺りから切ったらイイですか」
東出さん 「太っていく付け根の5ミリほど上を 切ってください!」
収穫仕立てのゴーヤ。 いつもの取れたてをリーダー、生食です!
森崎 「(ガブリ)…おいしい! 苦いんですけど 出てくるゴーヤジュースはおいしい」
あぐりっこもゴーヤ初収穫体験! 顔より大きいゴーヤが取れました。
4月から始まる鷹栖町でのゴーヤの栽培。 収穫は7月から10月までの4ヶ月間です。
あぐりっこ隊も生で食べてみたい! チャレンジしてみると-
ショウヘイ君 「苦い!けど水分おいしい」
ミウ君 「いけちゃう。苦いけど…そんな苦くない。 思ったほど苦くない」
女子チームは… セナちゃん 「苦い…けっこう苦いけど いけるっちゃあいける」
東出さん 「新鮮でスゴクおいしいと評判なので 取引がけっこうあります」
鮮度が命! 東出さん達ゴーヤ部会が育てたゴーヤは、 札幌や旭川・釧路など、 ほとんどが道内に出荷されています。
森崎 「ゴーヤジュースを作ろう!」
一斉に「イエ~イ!!」
佐々木 「リトルジュースバーさんが…」
森崎 「僕、大好きです!」
佐々木 「そのリトルジュースバーさんが オリジナルレシピを考えてくれました」
今回は札幌のフレッシュジュース専門店 「リトルジュースバー」に、 ゴーヤを使った絶品オリジナルレシピを 教えていただきました。
《リトルジュースバー》 札幌市中央区南4条東3丁目11-1 TEL 011-213-5616/FAX 011-211-6255 営業時間11:00~20:00 水曜日定休
河野 「プロが!」
佐々木 「はい!フレッシュでおいしく飲めるモノを 考えてもらいました」
まずはゴーヤの下処理をしていきます。
ゴーヤを縦に切って ワタの部分を取り除き、千切りに。
《ゴーヤグリーンジュス》の材料です。 ゴーヤ…30g、ゴールデンパイナップル…100g 固形ヨーグルト…50g、キューブアイス…3個 レモン絞り汁…30cc、シロップ…20cc、 ハチミツ…20g
※詳しい作り方はレシピコーナーへ
「スイッチオ~ン」
ミキサーにかけて完成です!
森崎 「うわ~スゲエ色だあ」
ではみんなで… 「いただきま~す!!」
さてお味はどうでしょうか???
ショウヘイ君 「おいしい」
東出さん 「これはオイシイですよ~」
森崎 「いけますか?」
東出さん「いけます!!」
コトノちゃん 「苦味もあって甘味もあってちょうどイイ!」
河野 「おいしい!苦味を上手に使っている! 嫌な苦さじゃなくて、酸味と苦味で ものスゴイ爽やかちゃいます!」
森崎 「元気がでるジュースじゃない?!」
大絶賛のゴーヤジュース。 みなさんもお試しくださいね!!
JAあさひかわの川島綾乃さん、 出戸美保さんから ゴーヤ料理を教えてもらいました。
まずは沖縄料理の定番メニュー、 ゴーヤチャンプルをアレンジ。 地産地消スペシャル“ゴーヤチャンプルー”の 作り方を教えてもらいました。
※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
森崎 「みんなで作った 旭川ゴーヤチャンプルー完成!!」
「イエーイ!」
あぐりっこ 「おいしい!!」
森崎 「ウマイ! すんごい色んな野菜の甘味出てる」
河野 「野菜の甘味の中のゴーヤの苦さ。 ちょうどイイ!!」
佐々木 「みなさん、東出さんのお話にありました フィリピン人のテスさんに来て頂きました」
市原テスさん 「コンニチハ」
森崎 「あなたですか??」
佐々木 「フィリピンではゴーヤは よく食べるんですか?」
テスさん 「1か月に3回くらいは食べますね」
河野 「なかなか日本では言わないペースですね」
さらにおススメメニュー、 夏にぴったりゴーヤの和え物も 教えてもらいました。
森崎 「涼しげ!」
佐々木 「マリネみたい!」
ミユ君 「おいしいです」 コトノちゃん 「ツナとか入っているやつは トマトと一緒に食べると苦味とミックスして すっごい合ってて、とてもおいしい!」
子供にも大人気のゴーヤ!
ゴーヤを食べて夏を乗り切りましょうね。
こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。 今日は道東の中標津町から 「ビデオレター」が届いています。
夏季交流会実行委員 JAけねべつ/JAなかしべつ 青年部のみなさん 「あぐり王国をご覧の皆さんこんにちは! 地平線が丸く見える町、 中標津では牧草の収穫中です。 僕たちが考えたプランで あなた方をご案内します。 中標津に来てください!待ってま~す」
中標津町では町内の農業青年と 独身の女性との交流会を企画しています。 酪農に興味がある、 道内在住の独身女性のみなさん。 中標津町でこの夏、 楽しい思い出づくりをしてみませんか? 酪農体験やバーべキュー、 知床クルージングなどもりだくさん。
日程は、8月26日からの2泊3日。 応募の締め切りは今月27日です。
のどかな風景のなかで酪農体験。 すてきな出会いがあるかもしれませんね。 以上、週刊あぐりNEWSでした。
《中標津町農業青年との夏季交流会!》 日程:8月26日(金)~28日(日)2泊3日 参加資格:道内在住の20~35歳の独身女性 費用:ひとり1万円(交通費・宿泊費込み) お問合せ:0153-73-3111(中標津町農業委員会)
■主催 中標津農業後継者対策協議会
※締切りは7月27