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2016年01月09日(土) | ♯366 北海道農業をグローバルな視点で考える編
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2016年01月09日(土) |  ♯366 北海道農業をグローバルな視点で考える編

森崎
「新年あけましておめでとうございます!
 2016年になりまして今年も北海道の色んな
 農産物や農業の魅力を発信していきたいです。
 なんとか今年は海外に行きたいですねえ

河野「全然言ってることが…」

佐々木
「今回は畑ではございません。
 私達がお邪魔しているのは札幌市中央区の
 喜久一(きくいち)本店。
 お正月もあけましたので豪華に参りますが…」

■喜久一(きくいち)本店
 札幌市中央区南13西8-1-20
 代表011-521-0143
 フリーダイヤル 0120-014191

佐々木
5名のゲストにお越しいただいております」

森崎
「どう考えてもゲストが座る椅子が
 用意されています!金屏風の前!」

河野「5名も!」

佐々木
「それではスペシャルゲストの皆さんです。
 どうぞ~」

「フーデミダァフ」
「ニーハオ」 「セラマ セジャラテ」
「ドブリーデン」「ハロー」

佐々木
「スペシャルゲストの皆さんは
 北海道大学の留学生の方々です」

今回のあぐり王国は北海道大学に通う、
外国人留学生を迎えた特別企画!

留学生の方々は、
オランダ出身のマライエさん、
中国出身の王さん、
マレーシア出身のメルバートさん、
ウクライナ出身のジュリアさん、
アメリカ出身の太洋さんの5名。

北海道大学で日本文化や農業、
そして工業など様々な分野を学んでいます。

河野「日本に来てどれくらいですか?」

ジュリアさん「3か月になります」

河野
「3か月でそんなに日本語上手なんですか!」

森崎
「日本語の他に何語を離せますか?」

ジュリアさん
「ウクライナ語・ロシア語・英語、
 ポーランド語を話せます」

森崎
「すげー!」

佐々木
「みなさん日本語はお上手なんですけど…
 ここからあぐり王国です。
 野菜についてどのくらい知っているか?
 事前にチェックさせて頂きました」
ということで日本でポピュラーな野菜
10種類を用意して、留学生の野菜に対する
認知度の高さを確かめてみました!
まずはウクライナ出身のジュリアさんから―

悩みながらもレタスのザルにホウレンソウを
置いてしまったジュリアさん。
しかし、残った野菜を見て、
何か思いついた様子…
消去法で悩んでいた白菜も分かったようです。

続いてはマレーシア出身のメルバートさん。
同じアジアの国ということなのか、
スピーディに野菜を置いていきます。

森崎「分かっている人の動きですね」

続いては中国出身の王さん。
やはりアジアの国ということで躊躇なく
決めていきます。

続いてはオランダ出身のマライエさん。
オランダ人の主食とも言える
ジャガイモから始まり
そのほかの野菜も順調に当てていきますが
ゴボウと長イモで悩んでしまいました…

最後はアメリカ出身の太洋さん。
やはり日本人の父を持つだけあって、
野菜選びもスピーディ。
しかしイマイチ自信がなかったのは…
「ニラ?ニラ?白菜…?そうかもね…うーん
 わかんないよね…」


2016年01月09日(土) |  母国料理は…刺激的!
佐々木
「マライエさんがゴボウと長イモを
 間違えてしまった以外は…全員正解!」
河野
「これは日本に来て分かったのか
 母国にもほぼ同じ野菜があるの?」

王さん「ゴボウ以外は全部わかります」

河野「中国にもある?」

王さん
「ただゴボウは日本に来てから
 初めて食べました

メルバートさん
「大根は日本の方が大きい!
 マレーシアの大根は
 ニンジンのサイズと同じ。
 日本は野菜のパッケージがキレイ!
 これは日本だけかな…」
マライエさん
「パプリカはどうして少なく売ってる?
 オランダではたくさんパプリカが売っていて
 たくさんバッグに入れて買うのに!!」

お国によって食文化も様々…ということで、
留学生の皆さんが大好きな、
母国の野菜料理を紹介!

ブロッコリーとマカロニをチーズで和えた
アメリカンな料理から
ジャガイモなどの野菜をひき肉と合わせた
和食のようなオランダ料理。
そしてマッシュポテトにお肉や野菜などを
加えたものをパンケーキの形にして、
サワークリームで味わうウクライナ料理など…
それぞれの国によって色々な野菜料理があります。

王さん「セロリ肉餃子です」

河野
「中国ではセロリ使うのはポピュラー?」

王さん
「セロリを使うのは普通ですね。
 白菜と同じレベルな感じで使います」

佐々木
「セロリおいしいですね!
 セロリの香り。このパワーすごいですね」

王さん
「餃子の皮は北海道産小麦です」

森崎「ありがとうございます!」

そしてさらにその国ならではの食材と
特徴的な味付けのこんな料理も…

メルバートさん
タピオカ葉とココナツミルクを煮た料理。
 タピオカの葉っぱをとって料理してます。
 東南アジアではよく食べられる
 伝統的な食べ物です」

なかをすくってみると…

佐々木「えええええ~」

河野「すごい量は言っていますけど?」

メルバートさん
「ちょっと口に入れる時、
 辛いかもしれない…」

佐々木アナひと口いただくと…

佐々木「刺激的!」

河野「おおお~Hot!」

森崎「辛いね!」

佐々木
「なんかグリーンカレーみたいな感じなんですよ」

佐々木
「このタピオカの葉っぱが・・
 うおっっゲッホッ!ゲボうおおっ

森崎「おい大丈夫か!!」

佐々木「ゲホゲッホ…」

突然やって来た辛さに
つっぷす佐々木アナ(笑)。

しばしむせておりました…。


2016年01月09日(土) |  あぐり王国クイズ大会!

佐々木「あぐり王国クイズ!」

ということで、あぐり王国の放送映像を
活用したクイズを出題!

その前に留学生の皆さんには、
北海道農業に関するいくつかの
基本的なデータでザックリと予習してもらい、
クイズに挑戦していただきました。

果たして農業に対する留学生の知識は
どのぐらいあるのでしょうか?
視聴者の皆さんも是非、
一緒に考えてみてください!!

クイズ①
「日本のお米には品質のランク付けがされていて
 もっとも高いランクは特Aと呼ばれています。
 私たちが主食として食べている
 うるち米と呼ばれるお米は現在北海道に
 十数品種ありますが、そのうち特Aランクを
 とっているのは何品種でしょうか?
 正解の数字を書いてください」

“お米”に関する問題。
視聴者の皆さんは、わかりましたか?
果たして留学生の答えは…

さてそれぞれの回答をオープン!

河野
「見たことがない数字が…??」

マライエさんの数字は?

森崎「Y品種??」

マライエさん「これはです!」

正解は?
森崎
3品種です!正解はいらっしゃらない…
 初めて今回特Aになった
 “ふっくりんこ”は道南の函館のほう。
 ななつぼしもありますね…」

王さん
「ななつぼしをいつも食べています!」

森崎「あああ~特Aランクです」

クイズ②
「高品質なお米を生産している北海道ですが
 北海道民が普段食べているお米のうち
 何%が北海道産でしょうか?選択です

 A約30% B約50% C約90%」

佐々木
「これは北海道に住んでいても
 難しいかもしれません…」

留学生の答えはご覧の通り。

森崎「王さんはCの90%」
王さん
「そうですね…北海道民だったら
 北海道米を食べているんじゃないかな?」

森崎
「正解は…Cの90%!」

佐々木
「自分たちの土地で作ったお米を
 自分たちで消費している!」


2016年01月09日(土) |  あぐりクイズ②
さてクイズ③は映像を見て答えますよ。
「子供たちが引き抜いたこの作物は
 ある調味料の原料なんです。
 その調味料とはいったいなんでしょうか?」

この問題は全員、
回答が見事に分かれましたが?

メルバートさん「とうがらし!」

マライエさん「だし!」

森崎「出汁の原料じゃないかと…」

太洋さんはターニップという野菜を
書いてますが…

河野
「ターニップという野菜がアメリカにある?」

太洋さん「そうですね」

森崎「正解は…砂糖です!」

王さんが正解でした。

森崎
「てん菜(ビート)を使って砂糖をとってます。
 日本では北海道が唯一であり 
 シェア100%を誇ります」

クイズ④
「たくさんの牛がぐるぐる回っている
 アトラクションのような施設。
 この施設では一体何が
 行われているでしょうか?」

 

視聴者の皆さんは、答えがわかりましたか??
留学生たちは、全員ミルクを搾る施設と回答。
正解は「全員正解です!」

佐々木
「これはミルキングパーラーという施設。
 一度に数十頭もの牛がこの中に入って
 自動でミルクを搾ってもらえる」

森崎
「ぐるっと一周するのに30分。
 着いたら自動的にミルカーがはずれ
 牛さんたちが自分たちで帰っていく」

クイズ⑤
「現在北海道で飼われているお肉用の牛の種類は
 それぞれ見た目に特徴を持つご覧の6種類です。
 その中で半分近くを占めているのは
 どの種類の牛でしょうか?」

北海道民なら知っていたいこの問題。
正解はもちろん、わかりますよね。

正解は…Eのホルスタイン種です。

太洋さんとマライエさん正解です。

佐々木
「北海道は酪農王国でありミルクを出すためとして
 ホルスタイン牛は活躍しているんですが
 雄や乳牛として役目を終えた牛は
 お肉として食べられています…」

森崎
「何度も牛の取材をあぐりっこ達と一緒に行って
 私達は牛の命をいただいているんだから
 感謝をしていただきますと言って食べよう…
 と言う話をしています」


2016年01月09日(土) |  おしるこ作り体験
クイズ⑥
「これは北海道の和寒町で
 畑に積もった雪の下に
 貯蔵するある野菜
 掘り起こしている所です。
 その野菜とは一体なんでしょうか?」
北海道ならではの貯蔵方法ですが、
この問題は和寒町という地域がポイント。
留学生たちはご覧の回答を出していますが、
この中に正解はあるのでしょうか…

正解は…キャベツです!

メルバートさん
「考えられない…キャベツが凍るんじゃない?」

森崎
キャベツは凍らない!
 北海道の雪はパウダースノーで
 空気をたくさん含んでいる。
 空気の層ができるので
 その下にある野菜は凍らない!
 こちらではキャベツだったんですけど
 たとえば他の町に行ったら雪の中から
 ジャガイモが出てきたり…
 ニンジンが出てきたりする」
森崎
「寒さを我慢することでデンプンが糖に変って
 野菜が甘くなるというわけです」

佐々木
「以上があぐりクイズでした」

メルバートさん
「キャベツが雪の下かた出る映像は
 障害忘れられないと思います」

王さん
「特Aの米のところが面白かった。
 日本のお米が美味しい理由は
 炊飯器だけではなく
 米そのものがおいしいからですね!」

マライエさん
「ホルスタインは北海道大学の近くにもいるので
 今度見たら、ああ肉にも使える!と思っちゃう」

最後に日本の伝統料理にチャレンジ!

道産のもち米と小豆を使った
日本の伝統料理「おしるこ」。
今回は留学生の皆さんに、
蒸したもち米からお餅を作ってもらい、
日本の食文化を体感してもらいました。

マライエさん
「クッキーの作り方みたい!」

ジュリアさん
「もちもちしていますね!」

太洋さん「なめらかですね」

初めて触れるお餅の手触りに、
留学生の皆さんも楽しそうな表情。
果たして自分たちで作った手作りの
おしるこの美味しさは??

ジュリアさん
「おいしいですね!
 もちもちしています」

王さん
「うまく説明できないんですけど
 幸せの味です!」

河野
「それ以上の言葉はないです」

マライエさん
「いろんな勉強ができて
 とても嬉しかったです!」

さて最後にリーダーから挨拶です。

森崎
「みなさま2016年も
 この番組にお付き合い下さい。
 森崎博之のあぐり王国北海道!」




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