突然ですが、皆さんは食品を買うとき、 どんな基準でお店を選びをしていますか?
インタビュー 「安さです!」「新鮮さとか値段です」 「近くて安いところ」 「安かろう悪かろうじゃいやだから そこそこ品質が良くて安いところ」 「値段と鮮度の良さで使い分ける」 「鮮度とかオーガニック食材で選びたいと 思っていますが、 それでは家計が破産しますので 品物によっては使い分けたり 商品によってスーパーは選び分けしてます」
やはり多かったのは価格。 消費者にとってもちろん重要な要素ですが、 食品の安全が求められる現代では、 品質を重視する声も少なくありませんでした。
ということで今回は、 そんな私たち消費者を第一に 考えた店舗作りと、 安全安心な品揃えにこだわり、 多くのファンに支持されている、 地域密着型の店舗に注目! その人気の秘密を探ります!
佐々木 「音更町木野地区にあります ハピオの前にやってきました」
藤尾「スーパーの前からって久しぶり…」
佐々木 「実はAコープチェーン北海道の中で こちらのハピオは売上No1! 」
森崎「すごいなああ~」
佐々木 「Aコープチェーン北海道というのは Aコープやホクレンショップなどあり 全道に約190店舗あるんです」
佐々木 「どうしてこんなにハピオは人気があるのか」
森崎「NO.1になる理由があるわけでしょ」
藤尾 「よく言いますよ。No.1を見ておけと。 No.1になる理由があるから勉強になるぞと」
するとリーダー、1歩前に出て 森崎「見とけよ!」
藤尾「なんのNo.1やろ?」
森崎「見とけ…」
藤尾「骨格の作りが違うな…」
森崎「この大きさじゃなく!」
さてさて今回も一緒に学んでくれる あぐりっこを呼びましょう。あぐりっこ~
佐々木 「ハピオは2つの店舗に分かれています。 まずはこちらに行ってみましょう」
ハピオの人気の秘密について、 店長の石田晴久さんに教えていただきます。
一行はさっそく野菜直売所がある 一つ目の店舗へ…
森崎「うわ~野菜がいっぱい」
石田さん 「こちらがハピオの直売所で “きのっ子ファーマーズ”です」
佐々木「木野だから“きのっこ”」
森崎 「地物がこんなに出ているの?」
石田さん 「こちらでは50~60種類を販売しています。 収穫したての野菜を生産者さんに運んで いただいて販売しております」
森崎 「つまり…あの方! お客さんだと思ったら、そうじゃないの?」
石田さん「生産者さんですね」
生産者の林真佐子さんです。
林さん 「当番制なんですが、 できるだけお客さんと繋がりを作って お客さんの要望にも応えて 私達もどんな野菜を どう売っていけばいいか… 考えながらやっていますよ」 森崎 「作った人とコミュニケーションしながら 商品が買えるわけ?」
石田さん「そうです!」
生産者による対面販売は、 10年ほど前から行われ、 常に新鮮で品質の高い野菜を提供。
林さん 「私は“卵屋”なんです。 自分でエサを配合しているんです。 小さい子からお年寄りまで買って行かれ このくらいは毎日完売でなくなってしまう」
藤尾 「けどこう実際に作っている方の話を聞くと いい卵だなあ安全なんだなあって 手に取りたくなりますよね」
新鮮で安全安心な野菜を提供する 「きのっ子ファーマーズ」ということで 地元産のミニトマトを試食して、 その実力をチェック!
今日収穫したてのトマトですが…
マヤ「甘いっ!」
とここで佐々木アナが 「あれ!?マヤちゃん! トマトが苦手なはず…」
実はマヤちゃんは去年1年間くるるの杜での 「苦手野菜を克服しよう」企画に参加。 苦手なトマトを克服しようと努力していました。
森崎 「忘れていたけど…トマト食べたね!」
マヤ 「こういう所だと新鮮な野菜だから 自分で野菜を育てる企画のときに 新鮮な野菜を食べてあま味があって おいしかったから、 これも同じかなと思って食べてみたら やっぱりおいしかった!」 大人も食べてみると- 佐々木 「フルーツみたいだね。 だけどちゃんと酸味も感じられる!」
藤尾「もぎたてのみずみずしさだね」
こちらは地場産野菜を中心に販売してますが お隣はスーパーマーケット部門です。 さっそくお隣に行ってみましょう♪
石田さん 「こちらです!売り場面積が約500坪。 天井の高さが8メートルです」
森崎 「天井高い!解放感がすごい。 向こうまで見渡せる感じがする」
石田さん 「こちらが野菜コーナーです。 木野産野菜を中心に販売しています。 木野産→十勝産→道産→国産の順で 品揃えをしています」
しかもこだわりはこれだけじゃなかった!
藤尾 「そうは言ってもあれでしょ? 半分にするサービル料ってことで 丸まんまの値段はとるんでしょ?」
石田さん 「サービス料はかかりません。 半分のお値段で販売いたします」
藤尾「お刺身も美味しそう~♪」
シュンセイ「ピカピカしている!」
石田さん 「こちらは乳製品・チーズコーナーです。 十勝産のチーズを中心に販売しています」
森崎 「これ…仕入れ担当の人、大変ですねえ」
石田さん 「そうです。それでも地元産の商品を 多く売りたい!ということで管理してます」
佐々木 「ものすごい種類がいっぱいあるね」
シュンセイ 「何を買おうか忘れちゃうぐらい…」
一行が最後に案内されたのは、 サービスカウンター。 消費者を大切にする ハピオ自慢のサービスを行っているんです。
石田さん 「商品を無料配達を行っています。 当日の14時30分まにで買い物をして頂ければ 当日中に配達いたします。 ただし木野市街限定となっております」
森崎 「本当に優しい地元に愛されるお店なんですね」
じゃ~ん もんすけです! Aコープチェーン道内売り上げナンバーワンのハピオ! 消費者への安全な食品提供の証となる、 HACCP(ハサップ)の認証を受けているんだよ。
ハピオ 赤間宏さん 「ハサップとは食品の製造過程で発生する 危険性を分析して、安全確保を行い 事故を未然に防ぐための管理・記録を 継続的行うシステムです。 ハピオでも2009年から導入し 8段階ある認証基準のうち7段階を スーパーマーケットのバックヤード部門で 道内で唯一取得しています。 これからもより安全で安心な地元の食品を お客様にご提供できるように 継続していきたいと考えております」
品質の高い地元産の食品を 安心して購入できるのは、 僕たち消費者にとっては一番嬉しいことだよね~
実はここハピオでは地元の小学生とできる ユニークな取り組みがあるんです。
その取り組みは―
石田さん 「ハピオでは『買い物ゲーム』を行ってます。 店内で買い物をしてもらいます」
さてどんなゲームなのかな?
ハピオが地元の小学生を対象に行っている 買い物ゲーム。ルールはまず2チームに分かれ、 渡される指示書に書かれた 「ミートソーススパゲッティ」と 「シチュー」の材料を店内で探して買います。 予算は1チーム1500円。 制限時間は15分。 そして、いくつかの注意事項もあります。
石田さん 「まず店内は歩いて買い物をしましょう。 紙に書いてないものを買っちゃダメ! ものをポケットに入れたら泥棒です!」
ではスタート!
シュンセイ 「ジャガイモ、ジャガイモ… ジャガイモ、ジャガイモ…」
さあコーナーにつきました。
シュンセイ 「ジャガイモは母さんが言ったんだけどね メークインは崩れにくいから カレーやシチューにはメークインが 良いよと言っていた!」
森崎 「シュンセイも素晴らしいし お母さんも素晴らしい。 ちゃんと教えてる!」
偉いぞ!シュンセイくん! ジャガイモとタマネギを難なく探し当てた 札幌チームは続いてホウレンソウ。
シュンセイ「木野産!」
森崎 「まさにここで取れたホウレンソウだよ… ホウレン草ってのはね…」
と、リーダーがうんちくを話だした途端、 マヤ「行こう!行こう!」
そうみんなは時間がないんです。
森崎「聞けよ!話!」
ピッピッピッ
「958円です!」
あぐりっこ「いえ~い!」
森崎「1000円かからなかったね」
続いては、十勝チーム!
藤尾 「じゃあみんなで買い物するぞ~」
あぐりっこ「おおお~」
マナサ「まずはトマト、トマト!」
藤尾「値段を見てるよ」
マナサ 「安いの!とにかく安いの! お金余ってもいいからさ」
非常に経済的な十勝チームです。
マナサ「2個買っちゃう?」 トシアキ「いいよ」
さあ次に進みましょう。
十勝チームは堅実に予算を考えた 価格重視の買い物を― 指示書にある食材を選んでいきますが、 じっくり値段を比べるあまり…
トシアキ 「58円…あっまた間違えた!キャハハハ」
マナサ「やあ~またなんで~早くしてよ~」
藤尾 「もうもう4分切ったよ。パスタ買わなきゃ」
トシアキ 「えっと158足す…あっ間違えた」
藤尾 「落ち着こう!落ち着こう!」 「3分30秒しかないよ!」 「3分30秒きったよ!落ち着こう」
すると―
トシアキ 「うるさいんだけど!!」
マナサ「アハハハハハ(大爆笑)」
このあと時間ギリギリで 最後のパスタを選んでレジへ。間に合うのか?
「1073円になります」
あぐりっこ「買えました~♪」
藤尾「セーフ!!」
あぐりっこ「いえ~~い」
石田さん 「後ろに日本地図がありますが 子どもたちに 食材の産地を意識してもらう ゲームだったんです」
それぞれのチームが選んだ食材を 地図に表すとご覧の通り。 産地の場所をイメージしやすくすることで、 “より北海道の食材を意識してもらう” という目的があったんです。
佐々木 「店内にある商品の中には国内の材料で作った ウインナーも売っているんですよね」
■こだわりの北海道産あらびきウインナー 338円
十勝チームが選んだ輸入品のパスタも、 産地を意識することで地元産に変わるのです。
■北のゆめパスタ 350円
森崎 「選択の幅がたくさんある ハピオはすごく楽しいですね」
石田さん 「子供たちに産地をさらに意識してもらいたい!」
北海道産の食材を使って料理を作るぞ~♪
ということでハピオのスタッフ赤間宏さんに、 道産食材を使ったお手軽ミートソーススパゲティと シチューを教えていただきます。
※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
さあみんなが作ったお料理をいただきましょう。 お味はどうかな?
シュンセイ「(指を立てて)グッド…」
マナサ「すごいモチモチしてる!おいしい」
マナサ 「本当に申し訳ないんだけど お母さんたちが作るより 自分たちで作ったほうが美味しい!」
森崎「お母さん頼もしいと思ってる!」
みんなで作ったら楽しいし美味しいよね。 お料理が好きになれば ショッピングももっと楽しくなるかも。 ハピオは困ったときには相談に乗ってくれる 優しい店員さんもいますよ。 みなさんもショッピング楽しんでみて下さいね♪
森崎 「我らが北海道が誇る田園風景だね」
佐々木 「今回は米作りなんですが ただの米作りではありません! 安全安心な米作り! そのヒントがあちらです!」
猛ダッシュするあぐりっこたち。 何やら手に持っていたり 仮装しているみたい…
あれ?河野くんがいつもと違う!
チャンコチャンコチャンコチャンコ♪
これはまさか…
チャンコチャンコ チャンコチャンコ♪
そうこれはまさかのあの有名な… ○○ょ○す○○??
さてさてここに今回の秘密があるんですよ~ ※河野君の踊りっぷりに 出演者も子供もスタッフも大爆笑… どうして河野くん、こんなに似合うの?
詳しく教えてくださるのは 米生産部会会長の加藤禎行さんです。 森崎「お米の品種は何ですか?」
加藤さん「ななつぼしです」
あぐりっこ 「知ってる~」「食べてる!」
森崎 「いまの小学生はお米の品種にまで あかるいですよねえ」
レンカ「おいしいよ♪」
それでは、この水田で行っている 安全安全な米作り。 ズバリその正体は何でしょう?
加藤さん「ハーブです!」
あぐりっこ「ハーブ???」
河野「みんなが持っていたのは?」
レンカ 「ティーポット、ティーカップ… ティーサー―ティー??」
河野 「ティーソーサーが ティーサー―ティーに!」
ほぼ合ってますよ~笑
佐々木 「安全安心な米作りの秘密はハーブです」
ハーブとは一般的に料理の香り付けや ハーブティーとして最近親しまれている植物。 保存料や薬などにも利用されるものですが、 それをどの様に使っているのかというと―
加藤さん 「ハーブを田んぼの周りに植えているんです」
さてハーブを田んぼの周りに 植えているとは?田んぼをよく見ると… 河野「これ?」
なんとなくモシャモシャしてますよ。
あぐりっこ 「ハーブだハーブだ」
ハーブだと思うものを摘んでみると-
あぐりっこ「匂いする~」
森崎「どんな匂い?」
アイリ「わ~すごい!」
レンカ「あまツーン!」
これはアップルミントというハーブ。 アイスの上に乗っていたり、 ハーブティーとしておなじみのハーブが 水田を取り囲むように生えています。 しかもアップルミントの他にも 様々なハーブが植えられていて―
加藤さん 「ヒメツルニチニチソウや ワイルドストロベリー」
あぐりっこ「いちご?いちご!」
加藤さん「ブルーキャットミントなど…」
森崎 「田んぼの周りにハーブを植えると 米にどんな良い影響があると思う?」
レンカ「ぐんぐん伸びる?」
アイリ 「米からハーブのにおいがする?」
レンカ 「虫除け?? 米につく虫が入れないようにする?」
森崎 「ハーブの香りを虫が嫌って 田んぼに来ないんじゃないか…?」
加藤さん「惜しい!」
水田の周りにハーブを植える理由、それは?
加藤さん 「お米にはカメムシという悪い害虫がいます」
あぐりっこ「あの臭いやつ!」
加藤さん 「その害虫が住めないように 田んぼの周りをミントで覆って カメムシが好きな草が生えないように しているんです!」
森崎 「雑草がたくさんあるとカメムシが寄ってくる。 そのカメムシは稲にも被害をおよぼしてしまう。 じゃあその前に― 雑草を生やさないように ハーブとか他の繁殖力の強い ニチニチソウなどを育てることによって…」 加藤さん 「カメムシが住めない環境を作っているんです」
河野「匂いじゃないんだ」
加藤さん 「最初はにおいで寄せ付けないと思ったのですが 生育場所をなくすことでカメムシが来ない」
ちなみにカメムシの被害をうけると、 こんなお米になってしまうんです。
森崎 「カメムシも生きるのに必死ですよ。 だけどこの中(田んぼ)はヤメテくれ~! そこでハーブなんですね」
加藤さん 「しかもハーブを植えることによって 農薬を減らすことができるんです。 だいたい昔に比べて半分ぐらいの 農薬の量になりました」
河野「すごい」
森崎 「手間もコストも減って安心安全が高まっている」
河野「いいことだらけじゃないですか!」
加藤さん「ハーブは見方です!」
田んぼ周りに広がるハーブ畑。 ここにみんなでゴロンと 寝っころがってみた♪
「気持ちいい~」「いい香り~」
ハーブ畑から眺める水田。 こんなことってなかなかできません!
河野「いいですね!」
さてここからは…
ヒロキ 「ハーブを植えるぞ~オー!」
今年からハーブを植えるという 前川和子さんの水田で ハーブ植え体験をさせてもらいました。
前川さん「グッと土を寄せてね」
佐々木「楽しいかな?」
ヒロキ「意外と楽しい!」
田んぼの周りに一定間隔でハーブを植えます。
森崎 「ハーブは繁殖力が強いから どんどん広がっていくんです。 一列で十分なんですよ」
さてあっという間に作業完了!
前川さん 「すごい大助かりです! ありがとうございました。 秋のカメムシが出るころには どのくらいになっているかなあ~って 楽しみもあります」
森崎「どうなったか見に来たいよね」
前川さん「どうぞ来てください!」
さてハーブの苗を植えたところで 小さな疑問が河野君に芽生えます。
河野 「ボクはどうして今日、 この格好をさせられているんですか?」
と、いぶかしげな河野君。 その心情を表すような空ですが、 あぐり一同は続いての水田へ― お話しを伺うのは峰延での米作りに詳しい 米作りを考える会会長、 井上耕太郎さんです。 こちらで行っている安心安全な米作りとは?
佐々木 「この箱の中にヒントがあるんです」
ということで箱の中身を確かめようと フタを開けたところ…
ギャアアアアアア~
響き渡る悲鳴…
河野「ついに来た!」
森崎「これドジョウ!河野君はこの為だね」
みなさんもお気づきだったでしょう。 河野君はドジョウすくいの格好だったんです。
さてあぐりっこ初めて見るドジョウに もうパニック…ところが数分後には 手に取って「こしょばい!」
だけどヒロキは「ボクは苦手なタイプ…」
ドジョウに大はしゃぎのあぐり一行ですが、 こちらで取り組んでいる米作りというのが、 このドジョウを水田に放し、 ドジョウが生きていける程 環境が良い水田でお米を作ろう! という取り組みなんです。
井上さん 「ちょうど今は産卵前なので 6月末ぐらいまでには産卵します」
森崎 「食の安全に消費者が興味をもった時代。 何を選ぶかというときに この田んぼはどじょうが元気に泳いでる というのはPRになりますよね」
森崎 「ドジョウは悪さをしません。 この子たちがノビノビと生きられる 田んぼ作りというのを生産者さんが 心がけて頂いているんです」
ということでみんなでドジョウを水田に 放すことに…
河野「いってらっしゃーい」
森崎 「のびのびと今、 自分の新天地を確かめるがごとく ゆっくりとドジョウが田んぼ中を スイスイ泳いでいます」
佐々木 「続いては、この時期あぐり王国が 田んぼに来たといえば これをやらない訳にはいきません」
もうワサワサしだすあぐりっこたち。
「田植え?」「えっ田植え?」
いつものことですが あぐりっこ達には何も知らせていません!
森崎 「すごい楽しみそうだけど? 田植えしたいの?」
あぐりっこ「した~い!」
森崎 「いっぱい植えなきゃいけないけどいーの?」
あぐりっこ「いい~!」
森崎「疲れるよ?」
河野「A・B・C・D?」
あぐりっこ「???E(いい)??」
では今年もやります!田植え体験! その前に…
じゃ~ん、もんすけです! ハーブやドジョウを使って 米作りを行っているJA峰延。 とっても歴史があるんだって!
JAみねのぶ専務理事 伊藤俊春さん 「私どもJAみねのぶは1914(大正3)年に 小林篤一先生とわずか36人の 同志の方々によって 産業組合として誕生致しました。 昨年おかげさまをもちまして 創立100周年を迎える事ができ 北海道の中でも歴史あるJAです。 JAみねのぶは “香りの畦みちハーブ米”のななつぼしと “土生米(どじょうまい)”のふっくりんこ、 この2つをイエスクリーンを取得して販売。 厳正なる出荷基準を設けまして 皆様方に安全安心をお届けしております」 ここはこの地域に農業をもたらした 小林徳一さんの自宅跡を公園にしたんだって。 100年の間尊敬されているなんて、すご~い!
さてそれでは田植えに戻りましょう! みんな着替えもバッチリ♪ さて一緒に田んぼに入りますよ。
「せ~のっ」「きゃあああ」
ずぼっ! はまってなかなか動けません。
「感触がああああ…」
さあ今回の4人は頑張れるかな?
森崎 「この田植えで全てが決まるからな! おいしいお米にしてくれよ!」
あぐりっこ「はい!」
森崎「気合い入ってんのか~」
森崎 「よーし行くぞ~ 田植えスタート!!」
ということで、 井上さんの水田をお借りして、 田植え体験をさせてもらう事に!
井上さんのご指導を受けたあぐりっこ。 田んぼにもあっという間になれ 真剣に田植えに打ち込んでいきます。
レンカもアヤナも両手でどんどん植えます。
佐々木「早いよ~」 森崎「両手植え早いね」
アイリはラインがずれてカメラマンさんの 足型に沿って植えてしまっていますが 軌道修正して問題なし!
あぐりっこたちすごい集中力です。
すると「おかわりお願いします」
苗がなくなりあぐりっこから 苗のおかわりが入りました。
森崎 「河野くんが行くからねえ~」
ノサノサと河野くんが田んぼに 入っていきますが…
ズボズボはまって なかなか前進しません。
するとスキップするかのように 河野君の所にやってきたレンカ。
河野「どうしたの?」 レンカ「早くちょうだい…」
アヤナも「おかわりくださ~い」
動けない河野君を見て タッタッタッと走ってくるアヤナ。
河野「あれ?あれ」
あぐりっこすごいスピードで 田植え技術を習得していき もう歩くのもプロ並みです。
そうこうしていると遠くから 「おかわりくださ~い」
河野くん 「みんな走れるの??」
なんて言っていると バランスを崩してしまって…
ペチャ…
はい。田んぼに四つん這い状態。
河野「これは予想外ですよ」
見兼ねて助けに入った佐々木アナも まさかの
ずり落ち!
全然抜け出せない大人たち…
森崎 「田植えより大変になることを始めるの やめてください!」
米作りが北海道で始まったのは140年前。 我々の祖先は改良を重ねながら、 毎年この時期になると家族や近所の人達と 力を合わせて苗を植えてきました。
ヒロキ「楽しい!慣れてきた」
アヤナ「冷たくなくなってきた」
レンカ 「大変でも毎日やりたい!気持ちいい!」
苗が育ち稲になり、稲に稲穂が実り、 稲穂から玄米、そして“お米”に―
そのお米を研ぎ、水を加えて炊く。
そうしてやっと私たちが口にする ‘ごはん’になります。
作物としてこれだけ言葉が変わり、 そして食べるまでの行程が多いのは それだけ私たちの生活に根付いている証。
米作りはこれからも私たちが受け継いで行く とっても大切な文化の1つなんです。
あぐりっこ「終わった~」
みんなお疲れ様~!!
ヒロキ 「楽しかったけど往復でやっていると 足や腰が痛くなってくる!」
アヤナ 「みんなが協力してくれたから 最後まで出来ました」
植え終わった田んぼを見てみると…
「曲がってる~」笑ってしまいました。
でも小雨が降って寒い中、 1時間以上もかけて1本1本植えました。
井上さん、田植え体験をさせて下さって 本当にありがとうございました!
とってもとっても良い顔になった あぐりっこでした。
さて最後にみんなで峰延エリアの おいしいものをいただきました。
朝取り野菜生産者の会の 藤井悦子さんと出町由美さんに 峰延産の美味しい食材で 腕をふるって頂きました。
「いただきま~す」
まずは豚汁です。
いっぱい働いたあぐりっこ。 声を揃えて「おいしい~♪」
藤井さん 「豚汁は地元の野菜と手作りの味噌で 作りました」
■美唄母唄 手作り麹とみねのぶ大豆の無添加味噌 500円
おにぎりもモッチモチ♪
藤井さん 「ドジョウが元気でいるってことは お米も元気ってことですよね」
あぐりっこ食らいついてます… 森崎「私達にとっても喜びのある米」
以前、あぐり王国で取材させて頂いた 峰延地区のハスカップ。 このハスカップの塩漬けもいただきました。 これが梅干しみたいでご飯にあうんです♪
森崎 「ハスカップの酸味とごはんのあま味が 合わさって、とてもふくよかで美味しい」
藤井さん「(家でも)よくやりますよ」
さて今日の体験を振り返ってみて どう思ったかなあ?
美唄から参加のアイリ 「お米とか今食べているハスカップとか 自分たちで植えて 自分たちで食べるっていうのが 自然だと思う」
河野「すごい言葉ですね…」
佐々木 「小学生として感じれたってことだね」
森崎 「流通とか豊かになっていくその逆で 自然とは違うものが発展して 便利なんだけど見落としがちなことも あるかもね… 子どもたちがそれを何となく感じてくれたら 今日はとても良かったかもと思います」
札幌チームと美唄チームがチカラを合わせ みんなでやりきることができました。
生産者さんの想いにも触れ、 美唄っ子にとっては ふるとさがとっても自慢できる!と 再確認できたかもしれませんね。
ハーブ米について分かり易く 教えて下さった加藤さん。 撮影の合間に ハウスの苗の水やりや苗運びの工夫を 教えて下さった前川さん。 田植えを温かくご指導してくださった井上さん。 みなさん本当にありがとうございました。