佐々木 「こんにちは!あぐり王国です」
森崎 「馬がイッパイのところと言えば…」
佐々木 「そうです。今日のあぐり王国は 日高町門別にやって来ました」
森崎 「サラブレットの町ですよね」
藤尾 「あぐりっこ!前に進め!」
お馬の親子のように 行進してきた藤尾&あぐりっこ。
「パッカパッカパッカパッカ…」
藤尾 「ぜんたーい止まれ! せーの、ヒヒーン」
森崎 「おお、蹴ってる蹴ってる!」
佐々木 「軽種馬生産から野菜農家に 転換する方もいらっしゃるんですが そこで今、門別ではチカラを入れている 野菜があるんです。 それがコチラ!」
あぐりっこ 「なんぱく長ネギ?」 森崎 「そう!よく読めたね」
佐々木 「日高町門別ではまたチョット 違った工夫をしているんです」
森崎 「ビニールシートではない? では何で隠している?」
あぐりっこ 「しりたーい」
藤尾 「ボク、わかっちゃった…」
藤尾 「トリ肉!(ニッコリ)。 横から串さしたら ねぎまになる!みたいな」
森崎 「ハッハーン! (リーダーらしい寛容な対応)」
佐々木 「農家さんがどんな工夫を されているのか、 早速見にいこー!」
軟白長ネギ生産者 法山 啓二さん 「ビニールハウスは全部で 13棟あります。 長い時期で収穫できるよう 何段階にも分けてつくってますよ。 赤ちゃんネギも出荷できるネギも ありますよ」
森崎 「では順番に見せてもらいましょう」
最初のハウスは-
森崎 「あれれ、芝生みたいに 見えますけど」
法山さん 「ネギの赤ちゃんです。 種をまいてから 一ヶ月くらいですよ」
あぐりっこ 「細い!雑草みたい」
森崎 「きれー!」
あぐりっこ 「土の色が違う?」
法山さん 「火山灰で覆ってるんです。 こうすると 雑草よりネギのほうが先に 芽を出してくれるんです」
続いては生育120日目の状態を見学-
あぐりっこ 「さっきのに比べると 倍以上伸びてる!」
森崎 「すごい量がありますね」
法山さん 「実は土の中にもパイプが 入っていて、 そこにお湯を通して流しています」
森崎 「スゴイ!床暖房じゃん! もう食べられるんですか?」
法山さん 「まだですよ」
藤尾 「白い部分をこれから 作るんですね」
森崎 「次行きましょう!」
法山さん 「それはもみ殻ですね」
藤尾 「もみ殻で太陽の光を 遮断しているってコトなんですね」
法山さん 「こうすることで やわらかいネギが 仕上がるんですよ」
佐々木 「どういう仕組みなんですか?」
法山さん 「骨組みの上にビニールを被せて トンネルを作ります。 その外側にもみ殻を 平らになるように かけているんです」
藤尾 「なるほど。 骨組みのトンネルの 谷間の所にネギが 生えているんですね。 そしてその谷間が もみ殻で埋められているんですね」
法山さん 「収穫は手でやりますよ」
森崎 「刈らないんだ!」
あぐりっこ、収穫にチャレンジ!
あぐりっこ 「スパって抜けた~カンタンに」
森崎 「食べてみたーい」
法山さん 「どうぞ!」
森崎 「(モグモグ) …甘っ!なまら甘い! みずみずしい」
ところが-
森崎 「辛い、辛い、辛い」
藤尾 「生のネギって辛いイメージあるけど 最初は甘いんですね」
森崎 「やってみたい?みんな」
ではみんなそろって 「いただきまーす」
ゆめちゃん 「あまい!」
ゆきなちゃん 「からい!」
森崎 「りょうすけはどう?」
りょうすけくん 悶絶中…
佐々木 「みずみずしいですね」
森崎 「ネギジュース甘いよね。 けどアトから辛くなるから!」
むせる藤尾 「これ花粉症の人とか 鼻通りが良くなって イイかもしれない。 ツーンとくる! おクチ リフレッシュ!」
森崎 「すごい量の長ネギが 来ることになりますよね」
丹羽さん 「時期によっては 1000ケース以上の ネギが出荷されることもあります」
森崎 「今箱詰め作業が行われていて ドンドン後ろに置かれている!」
丹羽さん 「部会員それぞれが当番を決めて 品質を統一するために 検査をしています」
森崎 「自分たちで検査をするって どんなメリットがありますか?」
丹羽さん 「お互いのモノを見ることで 自分の悪いトコロを直し、 製品の均一化になっています」
藤尾 「本当に長さと太さが きっちりそろってますね」
森崎 「キレイだなあ~」
森崎 「美味(びみ)ネギ君って 書いてありますよね?」
丹羽さん 「いえ、違うんです」
丹羽さん 「門別という地域は 競走馬の産地ですので、 《美味い(うまい)》と 《馬(うま)》を掛け合わせた ネーミング、 【美味ネギ君(うまねぎくん)】で ブランドを統一しました」
森崎 「ダジャレですね」
丹羽さん 「そうです!」
もみ殻を使って育てられた 美味ネギ君は主に札幌や 関東・中京エリアに出荷。 軟らかくて甘みが強いと 各地で評判なのです。
【美味ネギ君】 お問い合わせは- A-coop門別店 TEL:01456-2-5407 A-coop厚賀店 TEL:01456-5-2814
森崎 「さあネギの袋詰め体験です! それではスイッチ お願いします! 早い!」
藤尾 「長さをそろえてからだよ」
あぐりっこ 「むずかしい! 入れるのが早くて難しい」
藤尾 「みんながやったやつ ちゃんと袋に入っているか?」
森崎 「あんだけムダな袋が でてきたけども!」
女性部 「まずこちらはかき揚げに なります。ネギの緑の部分 だけを使っています」
あぐりっこ 「おいしい!辛くない」
森崎 「緑のところなのに やわらかいんですねえ」
女性部 「軟白長ネギの特徴です やわらかくて甘いんです」
女性部 「つぎはネギとカツオ節を マヨネーズであえたものです。 地元のお米 【馬舞米(うまいべえ)】 と一緒に食べてみてください!」
森崎 「ヤベ、なまらイケる。 おかわり下さい」
女性部 「こちらは日高町の 特産品の3品です」
森崎 「ネギだけでなく、 アスパラとシイタケも そうなんですね」
女性部 「次は門別の特産品を使った 天ぷらです」
佐々木 「ネギの天ぷらって おうちでつくるんですか?」
女性部 「ただ切って揚げるだけなので よくやりますよ」
佐々木 「ネギのほうから テュルンと入ってきましたよ」
森崎 「ネギの攻撃!」
藤尾 「なんて甘い攻撃なんだあ!」
JA門別 鈴木 隆さん 「4月28日からのレース開催日、 門別競馬場のブースで 軟白長ネギ・シイタケ・アスパラを 販売します。是非お立ち寄り下さい! 待ってます!」
お問い合わせは- JA門別 TEL:01456-2-5111
関谷英治さんが管理する 広さ25アールの畑では、 ごぼうを一般的な秋ではなく 春に収穫しているんです。 80㎝程に育ったゴボウは 専用の収穫機械を使って 土から掘り出されます。 一日の収穫はおよそ4トン。 コンテナへの積み込み作業は 家族総出の大忙しです。
春堀りゴボウおいしそう! こちらの春堀りゴボウは 主に関東方面へ出荷されちると 言うことです。
では来週もホットな情報を お伝えしていきたいと思います。 また来週です。さようなら
森崎 「こんにちはあぐり王国です。 津別にやってきたぞー! 木がイッパイあるよ」
河野 「広大な大地ですねえ!」
佐々木 「3つのキーワードがあります。 ■農林水産大臣賞 ■オーガニック ■ピンチをチャンスに!」 河野 「農林水産大臣賞って、栄誉ある賞でしょ?」
佐々木 「こちらの賞を受賞した スゴイ達人が津別町にいるんです!」
河野 「収穫の達人やと思いますよ。 ハッて言ったら、 作物がウワッて、 なるんですよ」
森崎 「それ収穫の達人じゃなくて 気功じゃん、もう!」
佐々木 「お世話になります 津別町で農業を営む 高橋さんでーす」
森崎 「何か持ってらっしゃる! (私に頂ける?) ありがとうございます」
河野 「いきなりもらえるワケないでしょ!!」
佐々木 「こちらは高橋さんが受賞しました 農林水産大臣賞 農家の部のカップです」
日本を代表する“麦と土作り”の達人、 高橋和男さん。 高橋さんが取り組む、 麦の生産技術の向上や 経営改善の創意工夫などの 功績が認められ、 平成21年に大変名誉ある “農林水産大臣賞”を受賞されたのです!
高橋さん 「後ろの畑が 去年の秋にまいた 秋まき小麦ですよ」
森崎 「冬を越えて もう芽を出して いるんですね」
森崎 「麦づくりの達人であり 土もつくっているってコトですか?」
高橋さん 「麦の生育しやすい環境を つくるために、 たい肥などを入れて 土づくりにもつとめているんです」
高橋さん 「ココは240アールあるんですが 10アールあたりに3トン位の たい肥を入れてます。 (1アール=100㎡)」
河野 「じゃあ全部で 72トンもたい肥を入れるって コトですか?」
森崎 「化学肥料を使うと 土ってやせていく モノなんですよね?」
高橋さん 「化学肥料を減らす 目的もありますよね。 自然に近い形に畑を作れば 安心で安全な作物が 食べられますよね」
佐々木 「次のキーワードは オーガニックです」
森崎 「オーガニックって意味わかる? 自然のモノ、有機のモノで 作物を育てる… ってこと…なんです…」
河野 「あやふやなんですか!」
※オーガニックとは- 「有機」「有機栽培」という意味。 化学肥料や農薬を使用しない野菜や 添加物を含まない食品などを指す。
2つ目のキーワード “オーガニック”を求め、 やってきたのは山田牧場! まずはこちらの牛乳を一杯!
森崎 「うまい! ものすごいスッキリと 飲みやすい!みんなどう?」
あぐりっこ 「おいしい!甘い!」
佐々木 「みなさんが飲んだ牛乳が ジャーン、 こちらの牛乳なんですね」
森崎 「北海道津別町酪農家限定? オーガニック牛乳って 書いてあるね」 佐々木 「特別につくられた牛乳なんです。 早速こちらの牛乳を作っている 山田さんにお話を聞きましょう」
山田さん 「(厳しい基準をクリアして) 日本でこのJASが通ったのは 私たちが初めてなんです」
森崎 「日本に他にいないんですか?」
山田さん 「おりません。 我々5人だけなんです」
JAS日本農林規格を クリアした“オーガニック牛乳”! いったいどのように 牛を育てているのでしょうか! 子牛の育成舎をまずは見学- 山田さん 「草もトウモロコシも 全部オーガニック。 環境に自然に優しい 農業・酪農をやろうとなると 経費は掛かりますが その分だけ、 消費者のみなさんに ご理解をいただいてます」
続いてはお母さん牛のいる こだわりの牛舎へ-
山田さん 「牛も1つの命ある動物ですから 優しく飼いましょう! そして一日に一回は 必ず外に出して 自由を与えましょう! 牛のスペースをしっかりと ゆとりあるベットを確保 しましょう! そういう基準にのっとって 牛に優しい飼い方をしてます」
山田さん 「これがトウモロコシで 今、牛さんが主体で 食べているエサなんですが 匂いをかいでみて下さい」
あぐりっこ 「イイにおい」 「やさしいにおい」
山田さん 「糖度的には12.5%」
森崎 「リンゴ並みの糖度なんですね」
森崎 「誰もやったこと 無いことですよね」
山田さん 「最初は誰も分からなかった。 有機肥料を最初にまいても 雑草ばかり生えちゃって 牧草が育たないとかで 最初からやり直したりとか- そういったことの連続でした。 厳しい状況にまで 追い込まれましたね」
河野 「どうして あきらめなかったんですか?」
山田さん 「最初にやり遂げることが 我々の使命だと。 ここでくじけたら 男じゃないぞと-」
森崎 「すごい!」
山田さん 「津別を有機の里に しようと思ってます!」
河野 「あの光景は 何でしょうか?」
森崎 「えっ何ですか?」
河野 「なにかの冗談ですよね」
竹原さん 「これは玉ネギの苗なんですけど 苗の中に生えている 雑草をとっている所なんですよ」
河野 「えーピンセットで!」
森崎 「手ごたえとかどうですか?」
帰ってきた息子さんこと 竹原 宏太郎さん 「仕事している分には 面白いですね! ここまで面白いとは 思っていなかったです」
早速、あぐりっこ隊も 雑草とりにチャレンジです-
森崎 「さあみんな正座して! 草取りがんばるぞー!」
竹原さん 「それをピンセットで はさんで抜いていくんだよ」
細かい作業が続き-
森崎 「みんなチョット 後ろ見てごらん!」
JAつべつ 女性部直伝の 特製ジャガイモピザの作り方を 教えてもらいました。
※詳しくはレシピコーナーへ
森林セラピー弁当① 【津別のピタパンBOX】
「津別産の小麦粉を使っている ピタパンで、 野菜入りと鹿肉ハンバーグ入りの 2種類がBOXに入ってます。 野菜も津別産を使ってます」 森崎 「すごいオール津別産だ」
森林セラピー弁当② 【津別の彩り 切り株弁当】
森崎 「こちらももしかして…」
川瀬さん 「ハイ!すべて津別産です」
佐々木 「食べるのがもったいない位キレイ!」
河野 「ピンクのこのお花なんですか?」
川瀬さん 「ヤーコンの酢漬けなんです。 桜のカタチなんですけど、 津別町には《双子の桜》という 木があってソレを イメージしています」
【森林セラピー弁当】 お問い合わせはこちら- 地域再生プロジェクト推進協議会 TEL:0152-76-2151
※平成23年4月以降に 販売予定となってます。
小麦の香りがいいですね。うまい! このコーナーいいですね! 毎週ボクに担当させてください! おかわり!
【北のむぎっこ】 販売店舗は- ホクレンショップ各店・道内Aコープ ※ホクレングリーンでの取り扱いはありません。
■つぶあん・こしあん・メロンパン (各種1コ 108円)