みそ汁やそばの具材として 調理される食材『なめこ』 独特の食感と風味が特徴のなめこには、 豊富な栄養価と驚くべきパワーが 秘められています!
天使大学看護栄養学部 荒川義人教授 「なめこの“ぬめり”はムチンという成分。 糖分・脂分・刺激の強いアルコールを 包み込んでくれてお腹や体に 優しい働きをしてくれるのが特徴です」
しかし道内で生産される“しいたけ”や “えのき茸”に比べると あまり食べられていないのが現状なんです。
街頭インタビュー 「2ヶ月に1回ぐらい(しか食べない)」 「1年に1回食べるか食べないかぐらい」 「大根おろしの上に乗せる…くらい?」 「お味噌汁に入れるしか無いと思う」 「思いつく料理…無いですね!」
調理法が少ない!? いやいや栄養価に優れた食材を もっともっと食べましょう!! 調理法はもちろん生産者ならではの料理など コレを見ればバッチリです!
では一緒にお勉強していくあぐりっこ紹介! 小学5年生のソラちゃんと 小学6年生のナツミちゃん。 初参加の小学5年生のコウタロウ君と 小学6年生のヒカル君、以上の4名です。
河野「みんな、なめこ好き??」
ヒカル 「トロトロしているところに うまみが入っていて美味しい!」
ではまず“きのこ”についてお勉強!
佐々木 「きのこは菌類に分類されます。 この菌というのは 地球上にある種類が… 7万種類もあるそうです」
一同「え~そんなに!!」
佐々木 「そして名前の付いているきのこは 2000種類あるそうです」
佐々木 「なめこ以外にきのこの名前知ってる?」
ソラ「まつたけ」 ナツミ「ぶなしめじ」
佐々木 「みんながそうやって食べるきのこは 50種類ぐらいなんだって!」
コウタロウ「少ないっ!」 河野「そんなものなんだ」
佐々木 「そのうち、ここ愛別町では “まいたけ”や“しいたけ”をはじめ 5種類のきのこを作っているんです」
佐々木 「こちらのフリップは愛別町を中心とした JA上川中央で出荷しているきのこ量です。 なめこ・えのきだけは道内ナンバー1の 出荷量となっています!」
森崎 「えのきだけは全体の80%越えですよ!」
とここまで順調に進んできたのですが、 あぐりっこのヒカルからピシッと一言!
ヒカル 「80%はギリギリ越えていないです!」
森崎「んっ…えっ…(凍るリーダー)」
暗算5段のヒカルは計算が大得意! なので一瞬で計算して…
ヒカル 「80%だと3240トンだから…」
ヒカル 「50トン足りない!!」
森崎 「あっ…そうだ…しまった! ウソをつくと糾弾される…」
河野「ダメですよ!」
ヒカルに指摘されて少々落ち込むリーダー。 ですがここ愛別町のキノコの出荷量は とにかく「スゴイ!」というのは 一同納得できました。
ではJA上川中央の正確な出荷数を 学んだところで、 愛別町のきのこ栽培のパイオニアと言うべき、 なめこ生産者のもと来ました。
お話を伺うのは中田栄一さん。 きのこ栽培をはじめて40年という、 愛別町のきのこ博士です。
さてあぐり一行がお話を伺っているのは 巨大な工場の前!
佐々木 「こちら建物でなめこを栽培している?」
中田さん 「ここはなめこの菌を育てる培養センター」
森崎 「体育館ぐらいの大きさがあるんじゃない?」
中田さん 「広い場所が無いと健康ななめこを 育てることが出来ないんです」
では早速“なめこ”工場を見学しましょう!
あぐり一行 「おじゃましま~す!うおお~~」 「キノコの匂いする!」 「見たことない機械がいっぱいある!」
中田さん 「ビンにおが粉を詰めているところです」
佐々木 「おが粉だけが入っているんですか?」
中田さん 「おが粉の他に“ふすま(麦のから)”、 “おから”やウイスキーの搾りかすを混ぜて きのこの栄養になるようにしてあります!」 森崎 「なんか美味しそうですね!」
中田さん 「健康に育つように栄養も入れています」
栄養分をたっぷり含ませたおがくずは、 培養基(ばいようき)と呼ばれる 瓶に詰めて蓋をしたあと、 大きな窯で余分な菌などを 120℃で高温雑菌!
そして無菌状態に保たれた部屋で なめこの菌を植え付けるんです。
中田さん 「その過程で約8割が 良いキノコが出来るかどうかが 決まります! だから一番大事な部分です」
河野 「野菜の土作りと同じ…ですね」
続いては菌を成長させる 《培養室》を見学させてもらいます。
森崎 「それにしても愛別、寒い~」
扉オープン!
一同「うわ~~」
森崎 「うわ~すごい、マンション!」
中田さん 「(培養基が)約26万本あります!」
森崎「全部なめこですか?」
中田さん「そうです!」
積み上げられたなめこのビン。 中身は一体どうなっているのかな?
中田さん 「菌が回って きのこが発生させられるようになると 黄色くなってきます」
森崎 「なってる、なってる!」
河野 「あの…ここすごく暖かいですね」
中田さん 「春夏秋冬の夏の状態ですね。 ここは空調栽培といって冷暖房が 完備されている中でやっています。 さきほどの施設は春を想定していて、 そして温度を段々と上げていきます」
河野 「それぞれの場所で四季を想定して 温度を設定しているんですね」
23℃に保たれた培養室で およそ2ヶ月、菌を培養。 各施設で室温を変えて 人工的に夏や秋の季節を作ることで 一年中なめこが出荷できるのです。
佐々木 「ここ以外にも、このような施設が 町内にはあるのですか?」
中田さん 「そうですね。きのこの種類によって 温度や環境が少しずつ違ってくるんです」
森崎 「そうですよね。全然違いますもんね…」
ここで愛別町内で栽培されている なめこ以外のきのこ4種類を 中田さんに詳しく教えて頂きます。
《えぞゆきのした》 森崎 「コリコリと風味がたまんないです!」
中田さん 「えのきだけの元がコレなんですよ」
《えのきだけ》 中田さん 「えぞゆきのしたを原種にして 改良したのがえのき茸です」
《まいたけ》 中田さん 「愛別産のまいたけはクキの部分が多くて そこに“うまみ”があるんです! 愛別町では特にそれにこだわって 栽培しています」
佐々木 「それぞれ育つ環境は異なるんですか?」
中田さん 「えのき茸の場合、 培養期間は25~26日でいいんですけど まいたけですと45~50日。 なめこが60~65日ぐらいかかるんです」
一同 「え~そんなにかかるんだ…」
きのこについて学んだところで、 いよいよ、なめこが収穫される 発生室という場所へ移動します。
森崎 「さあ発生室だよ…うわ~~!」
目の前の棚には モシャモシャとなめこが実ったビンが 並んでいます!
森崎 「これが見たかったんです~~」
河野 「ワッシャワシャッ!」
佐々木 「またちょっと気温が違いますね?」
中田さん 「ここが秋の気候を想定しています。 13度くらいになってます」
中田さん 「温度が下がったら その刺激で出てくるんです!」
あぐりっこ「へえ~刺激で…」
秋の気温を想定した室温13℃の発生室で、 およそ15日~20日間成長させて なめこは収穫されるんです。
よ~く近くで見てみると…
ソラ「テカッている!」
ちょっと触ってみると もうヌルヌルしていますよ。 さてこの後、 どうやって収穫するのでしょうか?
早速なめこの収穫を見せてもらうと、
大胆にハサミでザクザクザクザク…
森崎「うわっ、そんなに!」
ビンから飛び出たなめこを ザクザク大胆に切っていきます。
中田さん 「これがなめこの収穫なんです!」
さてザクザク切る以外にも こんな方法があるそうで…
中田さん 「今は株のまま取って包装して出荷する… ほらっこうやれば取れる!」
そう言って中田さんが培養基から スポンとなめこを取り出しました。
森崎 「うわ~!まんま、とれたよ!」
中田さん 「これで包装して出荷できますよ」
あぐりっこ「へえ~」
佐々木 「じゃあ全部収穫は手作業なんですね」
ではあぐりっこがなめこの収穫に挑戦!
ナツミ 「なんか…ザクザク切れる! 気持ちいい!! 」
コウタロウ 「切っているときに シャックっていう感じがある!」
河野 「収穫後ははどうするんですか?」
中田さん 「中身を出して有機肥料に 変わっていきます」
収穫後のおが粉はたい肥として 再利用されているんです。
じゃ~ん、もんすけです! 独特の食感とヌメリが特徴のなめこ。 一体どんな栄養があるのかな?
天使大学栄養看護学部 荒川教授 「なめこのヌメリは“ムチン”という成分。 ムチンは糖とタンパク質が混ざって 出来ている物で、糖分・脂分・刺激の強い アルコールを包み込んで吸収を抑え お腹や体に優しい働きをするのが特徴です」 そのほか消化吸収を助ける食物繊維や、 粘膜を保護してくれる ビタミン(ナイアシン)も豊富なんだっ! 美味しくて栄養もたっぷりのなめこ。 僕も沢山食べよっと!
森崎 「きのこってシーズンは秋ですよね? でも年中いつでもなめこが楽しめる! それはこうして温度管理がなされて 収穫してくれるからですよね?」
中田さん 「施設全体の中では 春夏秋の気候を作っているんで、 発生室はいつでも秋なので 秋をみなさんにお届けしています」 森崎 「体にいい、し美味しいし!」
中田さん 「まだまだ色んな食べ方があると思うので PRしていきたいと思っています!」
レシピコーナーになめこ料理の アップしていますのでご覧くださいね!
みんなできのこ料理をいただきましょう!
佐々木 「愛別町はもち米の産地としても有名! お正月も近いということで… きのこを作っている方と もち米を作っている生産者の方々に 来てもらいました」
ということで今回は愛別町名産の キノコとお餅を使ったコラボ料理 「きのこ大福」を教えて頂きます!
まずは愛別産の「はくちょう餅」で お餅作りから!
炊きたてのもち米をある程度 つぶしたところで、いよいよ餅つきです。
続いて、なめこ・えのき茸など 4種類のキノコとひき肉が入った中華餡を お餅で包んでいきます。 餡を包んだあとに軽く形を整えたら 「きのこ大福」の完成です。
※詳しい内容はレシピコーナーへ!
あぐりっこ 「うお~~」「なめこ、でかっ」
森崎 「なめこ、大きいですね~ これは絶対、オレ好きだ」
さてさてお味は? ソラ 「美味しい! (お餅とキノコの相性は)抜群!!」
コウタロウ 「うまい!」
さて一日なめこ栽培を学んでみた感想は?
ソラ 「作っている所から見て 段々学んでいって、最後にお鍋とか きのこのお餅も食べられて すごく美味しかったから、 もっときのこを食べたいと思いました」
ヒカル 「きのこについてあいまいな イメージしかなかったけど、 こうやって栽培方法とか きのこの色んな美味しさを知って よりきのこと身近になれた気がします」
みなさんも食卓に気軽に なめこを取り入れてみてはいかがですか?
本当においしくてお腹が温まる一日でした!
さて今回が「あぐり王国北海道」の 年内最後の放送でした。 ここでリーダーからご挨拶を…
森崎 「2012年も北海道中で美味しいものを頂いて たくさんのステキな農産物を紹介させて いただきました。 番組を支えてくださった皆さん、 本当にありがとうございます。 来年2013年もたくさん北海道の魅力を 伝えてまいります。 来年もよろしくお願いします」
森崎・河野・佐々木 「よいお年を~~!」
来年の放送は2013年1月5日スタートです。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします!
2012年 4月 それは、リーダーのこの一言から始まった。
森崎 「今年みんなにやってほしいことがあります。 それは… 2012あぐりファーム始動!」
そこで四人のあぐりっこは 種の勉強からスタート。 畑で使う道具を調達。 ビニールでトンネルをつくり、 いろんな作物の成長を見守ってきました。 しかし彼らに課せられた任務は これだけではなかったことを 皆さん覚えていますか?
森崎 「ジャーン!みんなが考えたものを 商品化しようってこと」
そうなんです! 「ホクレンくるるの杜 農畜産物直売所」で 販売する商品をプロデュースする事が あぐりっこに課せられた任務! 6月の放送で既にアイディアを発表していました。
ユウト 「もんすけじゃがいもクッキーです」
ナツキ 「トマトとカラーピーマンのクッキー。 トマトクッキーって聞いたことないから!」
ナナカ 「道産の大豆を使った味噌で豚汁うどん!」
ヒイナ 「野菜が苦手な人でも食べられるものを作りたい」
みんなのアイディアをみると、 クッキーなどのスイーツが多数!そこで、 あぐりっこがプロデュースする商品は 「スイーツ」に決定します。
8月9日。この日は真夏の炎天下! 畑ではオクラが豊作でした。
オクラがなっているのを初めてみたあぐりっこ。 「うわっ唐辛子みたい」 「いつも食べているのよりデカイ!」とビックリ。
さらにハウスの中ではトマトが鈴なり! 熱い熱いハウス!収穫は大変!額には汗~
だけど収穫したてのトマトの味は? 「甘い!」「甘いしか出ないかな~」
まさにアメとムチ?を知った夏の体験でした。
9月4日。ハウスのカラーピーマンが 収穫適期。 こちらもちゃ~んと実ってくれました。 しかし、この日のメインは《スイカ》!
お味は「甘い~」「ジューシー!」
10月28日。あぐりファームに訪れた秋。 まだまだ美味しい野菜を運んできてくれます。
この日はジャガイモを収穫しました。 「でっかい!」 「《さやあかね》より少ないね…」
~あぐり絵日記より~ 今日はじゃがいもと玉ネギを収穫しました。 風が強くて寒かったし 土が目に入って痛かった!でも 立派に育ってくれてありがと~!! 作物には旬があり品種によっても いろいろな違いがあることを じっくり体験できた時間でした。 この経験を糧に美味しいスイーツのプロデュース、 頑張ってよね~!
河野(どうもこちらももんすけの真似をしてます) 「デハ、ミンナ、コッチダヨ! もんすけデス!」
森崎 「今のなんですか?なんですか? 」
もんすけのモノマネで喉も体も温めて 達人のところにレッツゴー!
早速お会いしたのは長ネギなどを栽培している 水上勝敏(かつとし)さん。 「畑で待ち合わせ」ということでしたが-
水上さん 「ゴボウ堀り手伝いにきたのかな?」
森崎「なに掘り?」
水上さん「ゴボウ掘りだよ!」
一同「ゴボウ掘り??」
森崎 「こんな寒い中、ゴボウ掘り!!」
雪の下の畑を掘り起こすと みっしりゴボウが列になっています。
水上さん 「ゆっくり引っ張ると折れないでとれるよ」
ゴボウが傷つかないように ギリギリまで掘り起こし、 力いっぱい引き抜いていきます。
うあ~と雄たけびをあげながらゴボウを 引っ張るナナカ。
みんなで手助けすると すると丸々と太ったこん棒のような ゴボウが出てきましたよ。
ここでリーダーもゴボウ抜きに挑戦! 「ヌヌヌオ~~!!」
河野「負けないで~」
森崎「うわっ」
スルッと最後は抜けました。 これもビックリするほど立派なゴボウが2本!
と…もっとビックリすることが!
なんとリーダーまさかの青っぱな! 力みすぎちゃったのかしら…
河野 「ちょっと!40過ぎてるんですから! そんな小学生みたいな青っぱな、 ありますか?!」
まさかのハプニングもあり、 ゴボウの収穫に夢中になってる あぐり一同ですが、 今回の目的を思い出したようで…
河野 「水上さんはこの“ゴボウ”を使って 何を作りのですか?」
水上さん 「それはね~ あとは奥さんの仕事だから!」
河野 「奥様がゴボウを使って 色々な物を作っている!」
水上さん「うち来る?」
ということで早速…
佐々木 「水上さんのお宅にお邪魔しています!」
森崎 「お邪魔してま~す!寒かったね~外ね!」
水上さん 「そうでしょう~ハハハ 寒いし泥は汚いし大変だったしょっ」
森崎「おうちは暖まります!」
今回お邪魔している水上農園は、 ゴボウだけではなく、 自家製の作物を使って あるスイーツを作っているんです。 それは…
水上さん「おか~さん!」
するとキッチンから「ハ~イ!」
登場したのは奥様の由美子さん。
手には何やら持っていますが 一体コレは何なんでしょうか?
森崎「コレは何だ?」
あぐりっこ「クッキー!!」
そう、水上農園では野菜を使った 手作りクッキーを製造し販売しているんです。 そのこだわりを由美子さんに聞いてみよう。
由美子さん「卵も自家製です」 河野「もともとニワトリは飼っていた?」
由美子さん 「イヤ、飼っていないです。 クッキーを作るためにニワトリを飼ったんです」
安心で安全なものを食べてもらいたい! という気持ちは材料選びに表れています。
森崎「100%メイドイン水上ですね」
由美子さん 「100%でもないんです。 うちはお米農家ではないので “ゆきひかり”という低アレルギー米を 作っている方が栗山にいて、 お米はそこから分けてもらっています」
「なんでクッキーにお米が必要なんですか?」
由美子さん 「小麦が食べられない子にも 低アレルギー米といわれている この“ゆきひかり”を使ってみたら どうかな~と思って…」
森崎 「小麦アレルギーの子どものために! じゃあお米は米粉になるんですね。 米粉にしてお米のクッキーを出しているんだ。 思いやりクッキーですね」
一同「チョ~かわいい!」
では水上さん自慢の野菜クッキーを食べて アイディアの参考にしよう! レッツ、クッキーパーティー♪
まずはビーツの赤い色が鮮やかな こちらのクッキーから!
森崎「素朴なおいしさ!」 ユウト「美味しい!」
由美子さん 「後に口に少し残るのは お米のひき方によるものです。 細かくしてしまうと実が詰まるので…」
森崎 「サラサラっと無くなりながらも 歯ごたえが出るようにしているんですね」
由美子さん 「そういう製粉の仕方で…自家製粉なんで!」
お皿に並んだ色々なクッキー。 このクッキーは何の野菜から出来ているのか? 当ててみると…
ナナカ「これ…玉ネギのにおいする!」 森崎「あっ玉ネギだ!甘い!」
森崎 「いろんな野菜をクッキーにしますよね。 何でもかんでも同じ作り方じゃないですよね?」
由美子さん 「玉ネギは2年ぐらいかかって やっと作ったんです。 どうやって玉ネギを入れようかって すごく考えて…」
河野 「水上さんは長ねぎ農家さんですよね。 だけど長ねぎのクッキーが無いですいよね?」
由美子さん 「焦げ目が多くなったりですとかあって どうしたもんかね?って考え中です」
森崎「何年考えてるんですか?」
由美子さん「2~3年考えています!」
一同「うわ~」 美味しさの裏にある 大変さもわかってきました。
ヒイナ「他に工夫しているところはありますか」
由美子さん 「そうですね… 素材の味を変えないこと! いつも同じ味にすること! 一番難しいことだけど…」
ナツキ 「どうしてクッキーを作ろうと思ったんですか」
由美子さん 「農家と一緒に平行してやると 農家の方がおろそかになるので、 それで長持ちするのは何だろうと考えた時に クッキーが一番長持ちするんじゃないかと思い クッキーにしました!」
由美子さん 「ちょっと大きめのみじん切りにしてください」
さてあぐりっこがお手伝い!
男子チームは小麦を粉にする作業を体験!
水上さんは自家製の小麦を自分で製粉しています。 どんな風にするのかというと…
製粉機に小麦を入れてスイッチオン!
粗めに砕かれた小麦は一つ目の網に落ちます。 ここで粉になったものは下の容器に。 ならなかった方はもう一度ふるいにかけます。
森崎「2回ふるいにかけるんですね」
由美子さん「これをもう2回かけるんです」
森崎「まだやるんだ!」
製粉した小麦粉を触ってみると… 「うわ~~~!」
ユウト「ツブツブだったのがこうなるんだ…」 ナツキ「ずっと触っていたい!」
さあこれで準備完了です。
ではクッキーを作っていきましょう。 まずは卵を割りますが あぐり一同、卵の色にビックリ! 「レモンイエロー!」
水上さん自家製の卵は 野菜の色を生かしたクッキーにするため 黄身の色が薄いんです。
ひたすら混ぜます… しかも手早く混ぜます…
とココでナナカの力強い泡立て器使いに 命名されたのが「ナナカにこん棒!」
とにかく混ぜます!
次に小麦粉を加えて混ぜます。
出来た生地にゴボウを加え さらによ~~く混ぜます。 その後、冷凍庫で2時間寝かせたらスライス。
最後にオーブンに入れて20分!
由美子さん 「焼きあがりました~~」
あぐり一同 「うわ~スゴイ!」 「ゴボウの匂いする!」「良い匂い」
ではみんなで「いただきま~す」
森崎 「言われなきゃわからない物じゃないよね。 香りと食感・味。 バッチリ“ゴボウ”だと判りますよね。 野菜でクッキー作りだとしたら やっぱり…こうであってほしいなあ~」
素材の風味や特徴を上手く引き出している 水上農園のクッキーを食べて、 あぐり一行からあるお願いを…
森崎 「あのですね~お話した通り彼らは 自分達で商品開発を! と思いながらもですね 小学生だけでは難しいところもあります… 色々とお手伝いいただけないでしょうか?」
由美子さん「う~ん、どうしよう…」
あぐりっこ「お願いします!」
由美子さん 「どうしましょう。 お願いされますか! みんなで一生懸命 一歩から考えながら作ってみようか?」
河野「うわ~良かった!!」
パチパチパチパチ
さあ心強い大先輩と一緒に 小学生のあぐりっこが 商品開発に挑戦していきます。 さて一体どんな物ができるのか??
次回まで乞うご期待下さい!
こんにちは週刊あぐりニュースです。 じゃがいもの消費拡大を狙った ユニークなホームページ 「じゃがい問題研究所」に 気になる研究レポートがアップされました!
その最新研究レポートは、 「日本のメタボはじゃがいもが救う?!」
肥満割合が上昇中の日本、 でもダイエットは難しい… そこで「じゃがいも」が登場です。 カロリーは低く満腹感のあるじゃがいもは、 まさにダイエット向きの食材だそうです。 ホームページではダイエットレシピも公開中。 皆さんチェックしてみて下さい。
また道外では 「北海道じゃがいもフェア」が開催され、 最大8種類のじゃがいもをPRし 多くの注目を集めています。 これからも北海道産じゃがいもと 「じゃがい問題研究所」要チェックです!
HPアドレス じゃがいも問題研究所 http://www.jagaimondai.jp/