河野「いろいろありますよ~」
森崎「久々に来たよ~」
あぐりメンバーがやってきたのは 美瑛産の美味しいものが揃う 美瑛選果(びえいせんか)内の選果市場。 こちらの直売所、 試食コーナーが充実しているのが 大きな特徴ということで…
みんな試食をパクリッ!
ヒナタ「おいしい!」
河野「野菜の試食もありますよ」
森崎 「イモだカボチャだ!なんでもあるね」
タケシ「なんかが違う!」
河野 「野菜だけでなくてこんなのもある! 食べて何をしたものか…分かるかな?」
白いキューブ型の軽い食材ですが…
ミウ 「なんかね…フワッとしているミルク」
河野 「ここにあるものは すべてフリーズドライなんだよ! あずきとか…」
美瑛の魅力がぎっしり詰まった美瑛選果。 個性的なお店の秘密を探っていきましょう。
■美瑛選果 選果市場 住所:美瑛町大町2丁目 電話:0166-92-4400
では美瑛選果の魅力を一緒に学んでくれる あぐりっこを紹介しましょう。
いつも元気な芳形武志(たけし)くん、 好奇心旺盛な佐藤優成(ゆうせい)くん。 そしてお家がケーキ屋さんの 佐藤光向(ひなた)ちゃんに 明るくて活発な佐伯桜優(みう)ちゃんです。
森崎「どうですか?このお店は」
タケシ「試食が出来てお得!」
ミウ 「レストランではないけど そんな感じがするぐらいキレイだった!」
森崎 「美瑛ブランドの自信の表れが このお店ですなっ!」
ではJAびえい自慢の美瑛選果を 一から考えたという北野さんに 美瑛選果の狙いを聞いていこう!
JAびえい 常務理事 北野和男さん 「本物の味をどう消費者の皆さんに 伝えていくか?というのが ここ美瑛選果の目的であり『見て』 『触って』 最終的には『食べてもらう』という 総合的な施設でないと意味がないと思った」
美瑛選果は美瑛産の野菜が たっぷり味わえるレストラン、 気軽にテイクアウトできる商品を 売っているお店、 そして直売所で構成されています。
北野さんたちは 「美味しい美瑛を発見するショールーム」 をテーマにお店を考えていきました。
直売所内の商品ディスプレイにも気を遣い、 調理スペースを設け 作物や加工品の試食を充実させることに! こうしてJAびえいの作物を PRする場所を作ったのです!
森崎 「食べ比べが出来て選ぶことが出来る。 私たちも選果が出来ているんですよね」
タケシ「良いところだ!」
森崎 「良いところだよね。わが町にも欲しい!」
タケシ「家の隣に欲しい!」
森崎 「タケシ!オレと考え方、一緒!」
佐々木 「さてこちらが美瑛選果の加工野菜です」
袋にトウモロコシがたっぷり入ってますが 実際に持ってみると…
ユウセイ「軽いっ!」
選果市場には食品中の水分を凍結させた 特別な方法で乾燥させて作る 「フリーズドライ商品」や、 冷凍野菜など旬のおいしさを閉じ込めた 加工品も充実しています。それもそのはず! JAびえいでは地域の企業と連携した 専用の加工場を持っているんです。
河野 「そのままの野菜を売った方が 正直、楽じゃないですか? 加工して売ろうと思ったのはなぜですか?」
北野さん 「1年を通してどうやって美瑛のものを 売っていくか?と考えると加工がいい!」
作物には旬があり通年で 提供するのは難しいことです。 そこで加工品として付加価値をつけることで 一年中、美瑛の作物をPRできると 考えているんです。
佐々木 「加工品だけじゃないんです。 美瑛選果はどんどん進化しています。 今一番の注目はどんな農産物ですか?」
北野さん「小麦です!」
タケシ 「北海道でも小麦は作られているんだって ビックリしました…」
森崎 「作ってるんだよタケシ~ 安全安心な美味しい道産小麦を作ってる」
様々な作物を加工してきたJAびえいが 今、商品開発として注目しているのが小麦。 超強力粉として知られているゆめちからを使い 去年秋、パンとラスクの販売が始まりました。
早速リーダーとあぐりっこで パンを買いにいくことに―
やって来たのは去年10月、 JAびえいが地元産の小麦をPRするために 作ったという美瑛小麦工房。
森崎 「パン屋さんと言うからクリームパンとか 買おうと思ったら… 売ってる商品が2種類しかありません!」
美瑛小麦工房 青山あさみさん 「食パンとラスクの専門店です」
森崎 「あぐりっこ4人と俺とゆうかちゃん… 6枚でいいか?」
やや考えて…
タケシ「イヤッ河野君!河野君」
森崎 「そうかそうか!良かった言ってくれて… 言ってくれなくてビックリしたよ…」
ということで食パンとラスクを購入。
青山さん 「良い素材を使っていますので 裏切らない味です!」
■美瑛選果 美瑛小麦工房 住所:美瑛町大町2丁目 電話:0166-92-3000
※金・土・日曜のみ営業です
購入したのはコチラ!
□びえいラスク(12枚入り)755円 □美瑛ゆめちから食パン(5枚入り)370円
森崎 「このパンを食べると 普通のパンを食べられないって人が 続出なんだって!ただ… ちょっとお高かった!」
北野さん 「本物の味はどうしても高くなるんです!」
河野 「こだわっているんですね!」
北野さん 「そうです!美瑛の酪農家さんが絞った ジャージー牛から作ったバターを使用。 小麦はゆめちから!」
森崎 「地元にこだわったパンですよね」
森崎 「このパン食べたら他のパンが 食べられなくなるかもしれない… どうする?食べる、食べない?」
あぐりっこ「食べる~~!」
森崎「食べるよな」
さて食パンを持った感想は 「モチモチしている!」
では焼き立ての食パンをいただきましょう。
ユウセイ「うまい!柔らかい!」 ミウ「美味しい!小麦の味がする」
ヒナタ「他のパンと全然違う!」
森崎「うまいね」
佐々木「もっちりしてる感じ」
続いてはラスクを試食。
ユウセイ 「うまい!食べた人全員、笑顔になれる♪」
ミウ 「バターの味とかもちゃんとしていて しかもすごくカリカリで美味しい!」
森崎 「『北海道で小麦が作られているの?』 とか 『小麦が緑色なのは知らなかった』 とか これが(子供の)リアルだと思います。 (子供と作物の)間にこういう商品があると 子どもたちの体験として違うのかなと思う」
北野さん 「その通りですよね。私もそう思います」
美瑛産小麦の美味しさを体感したところで あぐりっこチャレンジ!
佐々木 「あぐり王国のオリジナルパンを あぐりっこに考えてもらおうと思います!」
北野さん「よろしくお願いいたします」
あぐりっこ「ヤッタ~~!」 タケシ「嬉しい~」
テンションアップのあぐりっこ! ルールは簡単。店の加工品を 『野菜・レトルト』『ジャム・あん』 『冷凍食品』『フリーズドライ・お菓子』 4つのカテゴリーに分けました。 この中からチームごとに2つずつ加工品を選び、 パンを作ってもらいます!
みんなが選んだカードは… こちらの通りになりました。
佐々木 「それぞれのカテゴリーから1つ選んで ミックスさせて下さい。 最後には北野さんに食べてもらいます!」
では早速、商品を選んで行こう!
佐々木 「玉ねぎを使ったパンはどうだろう?」
ミウ「ジャムと合うかな?どうかな?」
ユウセイ「ワイルドなパン!」
タケシ 「い~ね!それ逆にマイルドなパン!」
河野 「逆にマイルドね。 ワイルドであり逆にマイルドなパン!」
ミウ 「なんか…新食感のような新感覚なパン!」
悩むのも…また楽しい! 試食しながらイメージを固めていきます。
タケシ 「これなんか合わなそうなんだよね…」
ミウ 「パンの中にお米を入れる??」
タケシ 「これをちょっと替えてみる?」
河野 「そこを替えるとふりだしに戻っちゃうのさ」
両チーム 真剣に選んだ結果…
佐々木 「女子チームが使う食材は カボチャあんとお米で…」
ヒナタ・ミウ「パンを作りま~す!」
河野 「男子チームはブルーベリーと ダイスミルク!これでパンを…」
ユウセイ「作りたいと思います!」
タケシ「…ます!」
ということで、 ここからはパンを作って25年。 美瑛小麦工房の工場長・園田重信さんに 相談しながらパンを作っていきます。
佐々木「みんなが選んだ加工品です」
河野「ほ~女子チームそれですか…なるほど」
佐々木 「どんなパンを作りたいか? 工場長のアドバイスをいただきながら 考えていきましょう」
さて女子チームは?
ヒナタ 「ごはんとカボチャあんを混ぜて (パンに)包むか混ぜるかして焼く!」
あぐりっこの独創的なアイディアを聞いて イメージを膨らませた工場長。 早速一緒に作っていくことに! まずは男子チームから―
園田さん 「まずダイスミルクを潰します」
河野「こういう使い方もあるんだ」
園田さん 「パン生地を伸ばします。 これはゆめちからブレンドです」
河野 「もっちもちのパンに(砕いた) ダイスミルクをくっつけました~」
そしてブルーベリーとダイスミルクを たっぷり乗せて包みます。 ここが一番の難関!ちゃんと包めるかな?
タケシ君、パン生地を持った瞬間
タケシ 「すっごいモッチモチ! 赤ちゃんの顔(肌)みたい」
初めてのパン作り。 少々強引に包み込みましたが完成!
園田さん 「もう少しガス抜きして欲しいなあ」
慣れない作業に悪戦苦闘しながらも なかなか楽しんでいる様子。 ここで男子チーム、作業終わり!
続いては女子チーム。 ごはんとカボチャあんを使ったパンに挑戦!
まずパン生地を伸ばしていきます。 そこにカボチャあんをたっぷり塗ります。
佐々木「キレイな色してるねえ~」
ミウ 「いつもお店に売ってるようなパンでなくて それとはまた違う新感覚のパンを 作ってみたかった!」
佐々木 「これはたぶん食べたことないと思う」
園田さんもつかさず「ないね!」
最後は棒状に丸めて完成!
ヒナタ「面白かった!」
佐々木「まだまだ作るぞ~」
作るごとにコツをつかんでいく 女子チームも無事、作業終了!
後は工場長にお願いして しっかり焼いていただきます。
じゃ~ん、もんすけです! 北海道の空の玄関口・新千歳空港に 美瑛選果の2号店があるのをご存知ですか。 全国から集まるお客さんで大賑わいのお店に 佐々木アナウンサーが行ってきました。
佐々木 「お客さんがズラ~っと並んでいます。 みなさんの声を聞いてみたいと思います」
行列の目当ては… ここでしか買えない「コーンパン」! 日本中にファンがいるんです。
兵庫県在住の女性 「どうしても買いたくて並びました」
北海道在住の女性 「美瑛のものはなんでも美味しいので コーンパンなら間違いないと思い購入!」
もちろん 様々な加工品も大人気。
東京都在住の女性(バター男爵いも購入) 「手軽に食べられるし子供のおやつに ちょうどよかったので まとめて買ってみました」
北海道在住の男性(フリーズドライ商品) 「たぶん賞味期限も結構ありますもんね。 お土産としては渡しやすいものだと思う」
北海道在住の女性(フリーズドライ商品) 「フワッてした食感がして…けど ちゃんとした歯ごたえもあって食べやすい」
美瑛の魅力… 加工品を通して伝わってるな~!
さてさて美瑛選果に戻って…
園田さん 「ハイ!焼き上がりました~」
森崎「すごいじゃん!」
河野「ちょっとすごいんじゃない」
ユウセイ 「良かった~破裂しているかと思った」
園田さん 「みんなが一生懸命作頑張ったから いいパンが出来たと思います」
こちらが男子チームのパン テーマは「ワイルドかつマイルド」! ブルーベリーの酸味とミルクの甘味で 表現しました。 ダイスミルクがどう変化しているのかが 気になるところです。
続いて女子チーム 個性的な組み合わせのこのパン! 二人が考えた名前も オリジナリティーに溢れています。
その名前とは…
ヒナタ・ミウ 「パンプキンキンライスパンパン!」
森崎 「…?? パンプキンキンライスパンパン? 合ってる?」
ヒナタ・ミウ「合ってる!」
佐々木 「まず使った材料に特徴があるんです」
ヒナタ「ごはんとカボチャあん!」
森崎 「ごはん入れたの??パンに??あっ! パンプキンキンライスパンパン… ライス入ってる~~!」
ミウ「新感覚のパンを作りたいと思って…」 森崎「まさに新感覚じゃないですか?」
北野さん 「ライスをね…パンに入れるっちゅうのは… 発想が浮かばないね」
ではみんなで試食タイム!
まずは男子チームから試食です。
じろじろパンをみる大人チームに
ユウセイ「こわい…」
森崎「いただきま~す」
園田さん 「(即答で)おいしいっ!」
北野さん「うん、おいしい」
森崎 「パンの上にまぶしたダイスミルクの粉。 これが美味しい」
佐々木 「中に入ったダイスミルクはどうですか?」
森崎 「ダイスミルクはね… 粉々したのだけで良かったかもしれない」
河野「そこ…失敗か?」
頭を抱えるタケシ。
ユウセイ 「少し砕いて入れたほうが良かったかも…」
森崎 「これはね…マイルドかつマイルド! ブルーベリー甘いです。 美味しいブルーベリー!」
タケシ「ワイルドつけなちゃ良かった!」
河野 「ワイルド付けたからみんな 『ワイルドじゃないじゃないか』ってな!」
続いては、女子チーム。
森崎 「持ってみたんですけどね… 驚きのズッシリ感です」
さてパンの中をみてみましょう。 作った女子も初めてみますよ!
森崎「じゃ~ん!」
中からキレイな黄色と真っ白なお米が 顔を出しました。
ヒナタ・ミウ「うわ~~!」
さてお味はどうでしょうか?
園田さん 「…うん!うまい!」
森崎 「お米全然邪魔してない! 逆にお米がカボチャのふくよか感を 助けて功を奏してる!」
さて自分たちのパンを食べてみて…
ヒナタ 「いやもう本当においしい! ただただ単に美味しい! 何本でもすぐいける!」
興奮気味の女子チーム。
とここで重鎮がボソっと…
北野さん 「いや…おいしいねこれね。 食べやすいしね」
河野 「随分前のめりになってきましたね!」
北野さん 「我々ではなかなか発想ができない アイデアなので(お店に)取り入れるか 十分に内部で検討させてもらいますが おいしくて意外性があって非常に良かった」
森崎 「今日は君たちにビックリさせられた! 君たちのアイデアが北海道ブランドを どんどん育ててくれるんじゃないかなって 確信しました!君らスゴイ!素晴らしかった」
この後、北野さんと工場長の話し合いの結果、 あぐりっこのパンの販売が決定しました。 数量限定になります。 この期間に是非、 美瑛の美味しい作物と あぐりっこの自由なアイディアを 堪能してみてください~! ≪あぐりっこオリジナルパン販売≫ ○パンプキンキンライスパンパン ○びえいベリーミルクパン
販売期間:2/1(土)~3/31(月) 場所:美瑛小麦工房(美瑛町大町2丁目) ※数量限定。土日販売のみです。
週刊あぐりNEWSの時間です。 北海道産牛肉のおいしさを感じてみませんか? 「北海道産牛肉グルメランチフェア」の お知らせです。 今年で3回目をむかえるこのイベント、 2月の1か月間、札幌市内のレストラン・ホテル スープカレー店など29店で道産牛肉を使った オリジナルのランチメニューが食べられるんです! 例えば道産牛肉たっぷりのビーフカレーや、 ボリューム満点の道産牛肉ステーキなど、 店の個性が光るメニューが続々登場!
更にこのランチフェアで提供された 料理を食べた人を対象に抽選で 道産牛肉すき焼き詰合せセット等が当たります。
詳しくはホクレンのホームページにある 「ドゥービーフ(Do Beef)」のコーナーを ご覧下さい。
おいしい道産牛肉をこの機会に ぜひ味わってみてください。 以上、週刊あぐりニュースでした!!
藤尾 「リーダーすごいっすね! タンチョウってこんなにいるんですね」
森崎 「この村にはいるんだよ!」
佐々木 「お二人さん!タンチョウに夢中すぎですよ。 双眼鏡のまま振り返らないでくださいよ」
佐々木 「ということで今回私たちがやって来たのは 鶴居村です!タンチョウのいる鶴居村!」
森崎「まさに名前がね!」
佐々木 「さっそく牛乳を学んでいきたいと思います」
今回のあぐりっこは、 初参加の今井大賀(タイガ)君(小4)、 同じく初参加の中川太壱(タイチ)君(小4)、 小学5年生の福田瑠夏(ルカ)ちゃんと、 初参加の高田青空(ソラ)ちゃん(小5) 以上の4名です!
森崎 「タイガ!酪農ってなんだ?」
タイガ「わからない…」
藤尾 「今日はかなり学び甲斐がありそう」
森崎 「牛さんからミルクをいただく… その牛を育てることを酪農 と言います」
森崎 「まず牛さんに会いに行くよ! 牛の大きさはどれぐらいだと思う?」
タイガ「人間3人分ぐらい?」
大人3人並んでみましたが…
ルカ「もっとあると思う!」
さあ牛さんはどのくらいかなあ~?
森崎 「白と黒の模様がある北海道らしい牛を ホルスタインというんだけど それは目の前で見たことある??」
タイガ 「(近くで)見たことはないと思う」
森崎「ブチのある牛!」
タイガ「…」
森崎「我々がパッと浮かぶ牛!」
タイガ 「オレには浮かばない…」
藤尾 「今日は取材し甲斐めちゃくちゃある!」
さあホルスタインってどんな牛かな? 今回お邪魔するのは松下農場さんです。
あぐり一行「こんにちは~」 お話を伺うのは鶴居村で酪農を営む 松下農場の3代目・松下雅幸さん。
早速あぐりっこ初めての「牛舎」を見学!
牛舎の扉オープン!
あぐりっこ「うわ~」
タイチ「でか~い!」
タイガ 「いつもより、すごいでかい!」
森崎・藤尾・佐々木「いつもより?」
藤尾「見たことないっていったでしょ!」
タイガ「すごい、おっきい~」
森崎 「これだよ黒と白の模様がある ホルスタインっていう種類。 お乳をもらうから乳牛とも言います」
タイチ「もっと小さいかと思ってた!」
牛さんもあぐりっこに興味深々。
森崎「ほらっ近づいてきた!」
固まるタイチ!
森崎「どう?」
タイチ 「なんか正直…ちょっとだけ怖い」
森崎「ソラはどうですか?」
ソラ「カワイイ!」
佐々木 「この牛の乳搾りはもう終わったんですか?」
松下さん 「搾乳は朝の5時と夕方4時からなんで もう終わったんですけど…」
森崎 「朝の5時から搾乳しているんですか?」
タイガ「起きられない!」
藤尾「起きるんだよ~~!」
藤尾 「お乳は1日どれぐらい出るんですか?」
松下さん 「出る牛だと50キロぐらいとか」
森崎 「ミルクの量だけであぐりっこの体重を 超えちゃっているよ~」
佐々木 「この後に行う作業はあるんですか?」
松下さん 「子牛を産んですぐの母牛を搾乳する 仕事が残っています」
藤尾「ちなみにいつ産んだんですか?」
松下さん「昨日です」
あぐりっこ「ええ~~」
佐々木 「では母牛に会いに行きましょう」
藤尾「何頭かいますね」
森崎「産んだ牛以外にもいますね?」
松下さん 「3週間後に出産を控えた牛もいます」
佐々木「産んだ後も別々なんですか?」
松下さん 「産後は5日間はここにおいて 6日目から(牛乳を)出荷できるので 検査を受けて合格したら出荷します」
藤尾 「けどお乳はめちゃくちゃ出ますよね。 すごく栄養があって高級な牛乳って 感じがしますけど…」
松下さん 「そうなんですけど… 成分などの問題で5日間は出荷できない ということになっているんです!」
森崎「じゃあ絞ったお乳はどこへ?」
松下さん「産まれた子牛に与えています」
では出産して間もない母牛の搾乳を見学!
あぐりっこ「うわっ出てる」
森崎「色が濃い気がするな…」
藤尾 「ちょっとつかんだだけで ビョッっと出たでしょ」
あぐりっこ 「すごい!すごい出ている」
佐々木 「絞られてるのわかるかな? それと音がしているでしょ。 カチカチカチ… これは子牛がお乳を吸うのと 同じタイミングの音なんだって」
あぐりっこ「へえ~~」
産まれた子牛に与える濃厚なミルク。 いったいどんな違いがあるのか、 見せてもらいました。
あぐりっこ「黄色い!」
森崎「色が特徴的!生クリームのような色」
タイガ「美味しいと思う…」
森崎 「そうなんだけど 産んだ直後の濃いミルクが入ると 製品のバラつきがでちゃうでしょ。 だからこういうのは5日間出荷を抑えて ここの地域の牛乳が均一化するようにして 私たちのもとに届くんですよ」
鶴居村一帯で搾られた出荷用の牛乳は、 乳業メーカーのほかに、 JA独自の厳しい検査が行われます。
検査場では受け入れた牛乳から採集した サンプルの品質を生産者ごとにチェック!
抗生物質などの牛が飲んだ 薬品の残留検査や 成分の異常診断など、 JAと乳業メーカーそれぞれの検査に 合格した牛乳だけが出荷されるんです!
安全安心な北海道の牛乳は、 こうした徹底管理のもとに 僕たち消費者へ届けられているんだよ
さてここであぐりっこがエサやりに挑戦! スコップを使って重たいエサを 牛さんの口元に押しやります。
タイチ「重い…」
藤尾 「みんな牛の横に並ぶと小さいっ」
佐々木 「牛さんってこんなに大きかった!」
森崎 「タイチ。これ毎日やるんだって!」
タイチ「辛すぎる…」
はじめての酪農見学は、 牛乳の生産方法を学ぶ 貴重な体験となりました。
苗畑先生 「みんな給食に牛乳ってついてくるよね? どうして牛乳は飲んだ方がいいのかな?」
タイチ 「牛乳を飲むことで背が伸びていくから!」
タイガ「骨が硬くなるから!」
飲まなかった時と飲んだ時で比較すると…
苗畑先生 「ほぼこのように100%の栄養を 取ることが出来るんです! 牛乳には栄養がたくさん含まれている! 不足している部分を補うために 給食に牛乳が付いているんですね」
苗畑先生 「高学年から二十歳になるまでの間は ぐ~~んとカルシウムを貯金しておく 大切な時期なんです。 だいたい女性で20歳ぐらいまで 男性で25歳ぐらいまでに 貯金をする必要があるんです。 このピークが骨が一番強くなる時なんです」
藤尾「あとは減る一方…」
苗畑先生 「もしもキチンと貯金をしていなかったら… いっぱい貯金をした人よりも どんどん減るのが早くなります」 藤尾「落ちていくしかないんだ…」
ここで苗畑先生手作りの骨の模型を使って、 健康な骨とカルシウム不足の 骨の違いを確認!
カルシウム不足の骨の模型は…
ソラ「柔らかい!折れやすい」
森崎「びっしりカルシウムが入っていると…」
ソラ「硬い!」
ここで苗畑先生は模型に トントントンと振動を与えます。 すると―
苗畑先生 「カルシウムを貯金する(蓄える) スペースが出来るんです!」
森崎「詰まった詰まった!」
苗畑先生 「そこに牛乳をたくさん 飲むことによってカルシウムを どんどん蓄えることが 出来るんです!」
牛乳は骨を丈夫にするほか、 病気になりにくくしてくれたり、 気持ちを落ち着かせてくれたり、 心と体のバランスを整える 様々な働きもあるんです。
苗畑先生 「みなさん給食でも 牛乳を飲んでいますが おうちでも毎日牛乳をのモウ~ ということで飲んでくれるかな?」
あぐりっこ「はい!」
佐々木「大人も一緒にね」
森崎 「大人になって牛乳を自分で選ぶことも 出来るんですよね! 北海道の美味しい牛乳飲みたいですね」
成分の割合で様々な種類に分けられている牛乳。 その違いは知っているかな?
そもそも牛乳は牛さんから搾ったままの生乳を 殺菌したもの。
そして生乳から水分、乳脂肪分、 ミネラルなどの一部を取り除いて 成分を調整したものは「成分調整牛乳」。
生乳の乳脂肪分を0.5%以上1.5%以下に 抑えて低脂肪にしたものは「低脂肪牛乳」。
そのほか生乳の乳脂肪分を取り除いて 無脂肪にした「無脂肪牛乳」などもあります。
自分の好みに合わせて、 北海道の牛乳を美味しく飲みたいよね!
佐々木 「さてみなさん牛乳のこと しっかりと学びましたね。 ここ鶴居村は美味しいミルクがありますが 加工品作りも盛んにおこなわれていて 中でもチーズはコンテストで 4大会連続受賞するほど! ということでチーズとミルクを使って 手作りアイスクリームを作りましょう!」
教えて下さるのは酪楽館の小山田愛さん。 「ミルク味」と「チーズ味」の 2種類を教えてもらいました。
そして手作りならではの方法は ボールごと冷凍すること!
小山田さん 「氷に塩をふるとよく冷えるって 聞いたことあるよね? ではボールいっぱいに塩をふりましょう」
ボールの周りに氷を敷き詰めて 塩を全体にふったら、 アルミホイルでしっかりと密閉して、 およそ20分冷やすと完成です!
佐々木 「手作りアイスが完成しました!」
ではみんなでいただきま~す!
ソラ「甘い!おいしい」
佐々木「食感がシャリシャリしている」
小山田さん 「機械だと固まるまで混ぜてしまうが 手作りだとふんわりぐらいで止められる」 タイガ「チーズの味がすごいする!」
森崎「これいいと思うよう」
寒い冬にもピッタリの 栄養満点ミルク料理を紹介! JAくしろ丹頂女性部鶴居支部の 井上信子さん、松下いち子さん、 館山順子さんに教えてもらいました。
※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
和風チャウダーとグラタンを食べましたよ。
ソラ 「表面がパリパリで中がトロトロで美味しい」
森崎 「牛乳の風味が強く残ってますよね」
佐々木 「さて今日は酪農って何?という所から 学んできたけど、どうでしたか?」
森崎 「今日学んだことだけどね 嫌な気持ちで飲むのと これは体にいいんだって飲むのでは 全然体に訴えるものが違うと思う。 明日からきっと… 牛乳美味しくなるぞ君は!」
タイガ 「おいしく飲んでみる!明日から!」
週刊あぐりNEWSの時間です。 北海道のおいしいもので、お・も・て・な・し 「ミルク&ナチュラルチーズフェア 2014」の お知らせです。
今月16日から帯広藤丸百貨店で ミルク&ナチュラルチーズフェア2014が 開かれています。 23日からは札幌東急百貨店でも開かれます。
このイベントは、 北海道の牛乳・乳製品を 家庭でもっと取り入れてもらおうと、 道内の68の乳製品工房が それぞれ自慢の商品を販売するものです。 今年のキーワードは 「北海道の牛乳・乳製品でおもてなし」。
会場では各工房の人気商品の販売のほか、 道内初出店!東京の老舗居酒屋や 京都の人気餃子店などの オリジナルメニューも楽しめますよ。
その他バター作り体験や簡単で手早く作れる おもてなしレシピの実演もありますよ!
詳しくは「ミルクランド北海道」の ホームページを検索してみてください。
この機会に牛乳・乳製品をいっぱい食べて、 家族みんなで健康になりましょう♪
以上、週刊あぐりニュースでした。