森崎
「こんにちは~!あぐり王国です」
今回あぐり一行がやってきたのは
旭川市のなかでも東に位置する
豊田(とよた)・米原(よねはら)・瑞穂(みずほ)地区。
のどか~で、自然豊かなこのエリアを
昔から地元の人たちはこう呼んでいます。
米飯地区???こめめし??
あぐりっこ
「ペーパン地区?」
佐々木
「アイヌ語で言うと“米飯(ペーパン)地区”は
『水 甘い 川』という意味なんです」
当時の暮らしを今に残すものがあるという事で、
一行は「養蚕(ようさん)民家」を訪れました。
ずっしりとした藁葺き屋根に
あぐりっこも「カッコイイ!」
米原・瑞穂市民委員会
佐々木善紀会長
「ここは昔、絹を作るカイコという毛虫を
飼っていた家なんですよ」
ここからは佐々木さんに案内してもらいましょう。
家の中に入ると
まず目に飛びこんできたのが「囲炉裏」。
佐々木さん
「仕事から帰ってきたら
そのまま“暖を取る”ことができる。
便利なようにできてますね」
森崎
「(まゆを)お湯で溶いて伸ばしていくと
数10メートルになるんですね」
佐々木
「そうです。
それを何本もつないで太い物にしていくんです」
ゆったりと時間が流れ
古き良き面影がのこる米飯地区…
しかし
実は「大きな問題」を抱えていたのです。