あぐり王国 放送内容

2012ǯ0728土
生きがいとしての農業を提案!


佐々木
「実は人口の減少が著しいんです。
 この三年間で70戸ぐらい減っています」

森崎「え~何があったんですか?」

佐々木
高齢化ですね。
 子供さんの所に行って同居するとか…
 離れていってます」





森崎
「歯止めを利かせたいですよね」

佐々木
地域としても成り立たなくなる
 可能性もありますから」

農業で栄えた米飯地区にとって、
農業者の減少はとても深刻な問題。
そこでJA東旭川と行政が立ち上がりました。

佐々木
「そこでチャレンジファーマー制度という
 取り組みが立ち上がりました!」





米飯地区での新規就農を支援する取り組み
「チャレンジファーマー育成事業」。
詳しい内容を
旭川市農政部の唐渡愛さんに伺います。

唐渡(からと)さん
「小規模で生きがい的に趣味的な農業に
 取り組みたい!という方を支援するものです。
 現金収入があったり定年退職を迎えた方が
 趣味的に農地を使って小さな農業をすることを
 《生きがい農業》と言っています」

森崎
「どちらかというと高齢の方にむけた
 チャレンジファーマーなんですね」





じゃ~ん、もんすけです!
米飯地区の活性化を目的にはじまった
「チャレンジファーマー育成事業」。
JA東旭川ではどんなサポートを
しているのかな?

JA東旭川 吉原寿一さん
「JA東旭川では研修のために
 受け入れ農家の紹介や就農地の確保、
 手続きのサポートをはじめ、
 就農後の資材の確保や出荷のための
 フォローなど行っています」





応募条件はこちら!
旭川市東旭川 米原・瑞穂地区に就農すること。

農地を管理するために必要な生活費、
農業経費などの資金を確保できる方…などです。

平成23年からスタートした
チャレンジファーマー育成事業。
他の農業研修とは違い、仕事を辞めずに
土日での研修が可能なコースもあるのが
特徴なんです!





森崎
「これで生計を立てる…
 という訳ではないですけど
 年金受給者がこうして
 《生きがい》として農作業を続けていく…
 四季折々の生活をしていく…
 なんかちょっと憧れちゃうなあ~」



さっそく一行はチームに分かれて
米飯地区の魅力を探ることにしました。
まずは藤尾君とアヤカちゃんの二人。

都会ではなかなか出合うことができない
生き物にも遭遇し、二人は農村を大満喫!

そうしてハウスを発見。
地元の人にお話を伺ってみました。





アヤカ「こんにちは~」
突然の訪問にも関わらず
快く迎え入れてくれたのは中村肇さん。 
この地区でオクラなどを栽培している農家さん。

さてここでアヤカがインタビューを開始!

アヤカ「この町にどれくらいいるんですか?」

中村さん
59年間この地区で生まれて育っています」

アヤカ「ここの美味しい食べ物は?」

中村さん
清らかな水と美味しい空気の所で育った
 野菜とお米は最高だと思いますよ!」





打ち解けたところで
中村さんが見せてくれたのが、
大きなオクラ!

藤尾
「普通のオクラより大きいよ!」

中村さん
「イスラエル産のスターオブデイビット
 という品種です!」

アヤカ「カッコイイ!」





すると中村さん
「持っていってください!」

お土産までもらって
地元の人の「優しさ」に触れた
二人でした。




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