カオリ
「黄色い花がメチャクチャきれい」
渡辺さん
「雌花(めばな)と雄花(おばな)があって
雌花の下が大きくなるんです」
森崎
「花の下にちょっと丸いのがついてる!
それ何かに似ていない?」
あぐりっこ「スイカ~!」
森崎
「そう!その部分がどんどんふくらんで
スイカにになるんだよ」
めしべに花粉がついて受粉に成功したら、
雌花(めばな)の下に
赤ちゃんスイカが出来ます。
その部分が大きくなり、
やがて収穫されるのです。
渡辺さん
「受粉はミツバチに任せていますよ」
では受粉してどれぐらいで
出荷できるスイカになるのでしょうか?
渡辺さん「これですね…」と
ポケットから丸い石のようなものを出しました。
カオリ「卵みたい…」
渡辺さん
「この大きさになった
30日後に収穫します!」
これは赤ちゃんスイカの大きさを測るもの。
これと同じ大きさになった状態を
「着花(ちゃっか=果物や野菜が実をつけること)」
と言います。そうしたら、
ある重要なことをしなければいけません。
それは…収穫の目安にする旗をさすこと。
河野
「カラフルじゃないですか?違いは?」
渡辺さん
「旗は7種類あります。
それは曜日ごとに違います」
佐々木
「つまりその大きさになった日によって
旗の色を変えているんですね」
森崎「ピンクは?」 渡辺さん「木曜日」
森崎「赤は?」 渡辺さん「日曜日」
森崎「緑は?」 渡辺さん「月曜日」
森崎
「あぐり王国は?」
渡辺さん
「・・・・・(沈黙)」
森崎「土曜日!!」
渡辺さん大笑い!
「忘れた…」
さて話は戻って…。
森崎
「起点(スイカが実をつけたとき)を
みつけるのが大変ですよね」
渡辺さん
「1人で奥からず~っと見ながら歩いてくる」
河野「それは何日かおきですか?」
渡辺さん「毎日です!」
タケシ「大変…」
渡辺さん「7棟分ぜんぶやります」
河野「このハウス。7棟もあるんですか?」
森崎
「見落としたらどうするんですか?」
渡辺さん
「もう捨てるしかない…」
旗立て作業は5月から8月の間、
休み無く行われ
朝4時から昼ごろまでかかる重労働です。
森崎「大変だあ~」
さてここで体をつかってスイカを勉強。
スイカのツルは何センチ!?
力を合わせてみんなで測ってみることに-
絡まるツルに悪戦苦闘しましたが
てんやわんやで計測終了!
カオリ「252.5cm…」
森崎「ってことは?」
タケシ「2m52cm」
スイカはツルを伸ばして、
葉っぱをたくさん茂らせることで
実に栄養を送っているんです。
ここでスイカを収穫させてもらうことに!
渡辺さん
「今日は白棒の赤旗が収穫適期ですよ」
あぐりっこ「ここにある」「ある!」
みんな仲良く1個ずつ収穫!「とったぞ~」