ここで一般的なスイカと“ひまわりすいか”を
数字で比較してみました。すると-
【ひまわりすいか】重さ:2.28kg、まわり51cm
【一般のすいか】 重さ:9.18kg、まわり79cm
森崎
「重さは一般的なスイカの約4分の1。
周囲の長さは約3分の2ぐらいかな~」
森崎
「じゃあ勉強したね!
勉強したらら、もういいかな。
よしスイカを食べよう!!」
一同「やったー!」
食べきりサイズが特徴の
「ひまわりすいか」ですが、
名前の由来になったある事実が、
この小さな実の中にあります。
カットしていみると-
あぐりっこ
「黄色?」「赤くない?」
森崎「まさに?」
タカト
「ひまわり!」
タケシ
「ひまわり色だから“ひまわりすいか”
って言うのかな」
渡辺さん「そうですよ!」
さてそのお味は?
カオリ「あま~い」
タケシ「普通のスイカよりみずみずしい!」
水分が多くあっさりした甘味が特徴の
「ひまわりすいか」。
冷やしすぎは禁物!
食べる一時間前に冷蔵庫で冷やすと、
とっても美味しく食べられます!
渡辺さん
「組合ではひまわりすいかの糖度は
11%以上と決めています。
毎週金曜日になったら、
糖度検査をして全戸のハウスを
回ってるんですね。木の状態も見ながら
「水を送ったほうが良いよ」とか
指導もするんですよ」
河野
「自分の仲間に見られるわけですから…
手を抜けないですよね」
森崎
「オレ、今スイカ派だわ!!」
リーダーがスイカになびくほど
甘くてみずみずしい「ひまわりすいか」。
おいしいだけじゃない、あるヒミツが!
佐々木
「北竜町ではこの“ひまわりすいか”を
作っている生産者が14戸あります。
みなさん安全安心なひまわりすいかを
出荷するための『ある認定』を受けてます」
渡辺さん
「それが【エコファーマー】です。
化学肥料や農薬をなるべく使わないようにして
環境に優しく作物を育てる生産者のことを
いいますよ」
日々、自然環境との戦いである作物栽培。
《北竜ひまわりすいか組合》では
牛や馬のたい肥を使い、
土を健康に保つ工夫をしています。
森崎「みんな今日バスから降りたら何て言った?」
タケシ「くさい!」
森崎
「だよね。それは牛や馬の糞を肥料に
使っているからなんだ。
牛や馬の糞はものすごく畑に良いんだ。
環境に優しい畑作りをしてくれてるって
ことなんだよ~」
タケシ「知らなかった!」
渡辺さん
「10年くらい前から
組合では全員やっているんですよ」
安全安心の「ひまわりすいか」。
年間320トン出荷されています。