さてみんながいる田んぼの状態は?
山田さん
「今は穂が出て花が咲く状況なんです。
白い小さな花なんですけど
朝2時間ぐらいしか咲かないんですけどね」
この花が見れるのかどうか…
まずはあぐりっこが5月に田植えをした
田んぼに行って稲の生長を確認しましょう!
河野「わかるみんな?」
あぐりっこ「あそこだ~」
河野「すごい成長してる!」
森崎「すごいじゃん!」
あぐりっこ
「メチャクチャ大きくなってる」
ハヤト
「なんか…自分の子供みたいに思える!」
森崎
「小学校5年生にして…
自分の子供みたいに愛着をもっている!」
森崎
「けど2~3本植えたものが
約10倍近くに“分げつ”で
株もとが広がっていったんだね」
では貴重な稲の花を探してみましょう!
山田さん
「これが咲いた後なんです!」
森崎「咲いた後??」
河野「何か白いところありますね」
山田さん
「今日は太陽が照ってませんから…
太陽が出ていないと花は咲かないです」
みんなで花を探してみますが
すべて開花した後のものばかり。
本当に一瞬しか咲かないので
簡単には見ることは出来ないようですね…
山田さん
「米の花って白くてブワ~ってなっているのを
イメージしているかもしませんが
実際は小さい花なんです。
開花して受粉するんじゃなくて
もみの中で受粉して、
そしてもみが開いて白いおしべを
出すんです。
それが花となるんです。
この花が無い…ってことは
もみの中で受粉していないことになるので
不稔米(ふねんまい)というキチンとお米が
実らないものになるんです」
森崎
「花はちゃんと実るよっていう証なんですね」
稲は8月上旬に、
穂が出て花が咲く
「出穂(しゅっすい)・開花期」
と言われる時期を迎えます。
開花するのは晴天で気温が高い
午前10時頃から2時間程度だけと言われ、
その開花からおよそ40日で収穫となるのです。