あぐり王国 放送内容

2012ǯ0825土
生産者の労力軽減!種まき無しとは??


では取れたてのニンジンを生のまま
いただいてみましょう!

“ガリッッ!ポリッ!”

リュウ「甘い!」
サアヤ「スゴイ!おいしい」
キョウカ「シャキシャキで、すごい甘い!」

佐々木「フルーツみたいですね」

さてここで河野君から質問が-





河野
「なんか見てたら収穫するのもスゴイ人数で
 機械もものすごい数で、
 親類とか近所の人が集まってやっているの?」

山田さん
「このニンジンは
 種まき収穫JAで行っていて、
 生産者の方には
 畑の管理をしてもらっているんです!」





森崎
「じゃあ生産者の方は
 “種まき”や“収穫”をするワケではない?」

山田さん「ハイ!JAがしております!」

一同「へえ~~」

山田さん「生産者の労働力の軽減を図ってます」

森崎
「年配の方とか種まきと収穫は
 大変な労働ですもんね」





じゃ~ん もんすけです!
生産者の労働力の軽減が
見込めるこの取り組み。
メリットは他にもあるんだよ!

例えば「種をまく時期」「収穫の時期」を
JAが決められるので、
安定した出荷を見込める事。

大型の収穫機などを何台も使う事が出来るので
スピーディーに作業できること…などなど!!

では実際にJAおとふけと契約している
生産者さんはどう思っているのかな?





ニンジン生産者 茂古沼 美則さん
「ニンジンに没頭しちゃうと
 畑作4品がおろそかになっちゃうし、
 畑作4品を真剣にやると
 ニンジンがおろそかになっちゃう!
 JAさんの力を借りて種をまいていただく!
 収穫していただくと、
 鮮度の良いものが
 消費者のみなさんの所に送られます。
 なかなか今までにない
 良いシステムだなと思います!」
 
このシステムを導入したこともあり、
にんじんの生産量は全道1位に!
2012年はスタート当初(2006年)の2倍以上。
2万トンの収穫を見込んでいるんだって!

森崎
「生産者にも優しいシステムっていうのは
 今後ますます注目を集めるんじゃないかな」

山田さん
「そのようになっていきたいと頑張っています!」

森崎
「ここがモデルパターンになって広がるかも!」





続いてやってきたのは「ニンジン選果場」。
畑で収穫されたニンジンは
1時間以内にここへ運ばれるのです。

河野
「あ~さっき畑で見たニンジンの袋ですよね」





森崎
「ここに集めてどうするの?」

山田さん
「この機械に入れて洗浄します」

この選果場、機械の音が大きく
声が聞き取り難いので
河野君がいつも持ち歩いているという
拡声器を使って話すことに!





森崎
「ここにどれぐらいのニンジンが集まるの?」

山田さん
「1日平均、約200トンです」

森崎
「にに…にひゃくとん!?」

河野
「リアクションは拡声器通さなくていいです!」





1日に約200トンものニンジンを
選別しているこちらの施設。

実は4つ目のナンバー1は-
《洗浄選別施設の処理能力》なんです。

森崎
「ニンジンの生産量が北海道ナンバー1でしょ。
 この広大な土地でしょ…
 そりゃ~日本で1番の処理施設がないと…
 まかなえませんよね」
 
しかもここには「こだわり」のキーワードが…。





山田さん
コールドチェーンです。
 JAおとふけ産のニンジンは
 徹底的に冷やすことに
 つとめているんです」

畑から1時間以内に運ばれてくるニンジン。
収穫したての鮮度を出来る限りキープするため、
この選果場では冷やす事にこだわっているんです。
コールドチェーン早速見せてもらいましょう。




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