あぐり王国 放送内容

2012ǯ1027土
グローバルギャップに取り組む人々!


さて収穫の感想は?
リョウマ
「硬くて両手を使わないと切れなかったから
 ちょっと大変でした」

ワカナ
「農家さんの大変なことが
 よくわかったような気がした」





森崎
「農薬にこだわる、水にこだわる、土にこだわる。
 これらは全道全国の農家さんが配慮して
 くださっていることだとは思うんです。
 でもそれを、わざわざ文書化して
 1個1個項目別にチェックをつけて
 今年はどうだった来年はどうしようって
 考えることって、すごく重要なことでも
 ありますよね」

泉田さん
「そうですね。大切なことでもありますよね」

森崎
「当たり前のことをキチンと当たり前にやる。
 こうやって安心安全は守られている…
 ということが、よく判りました」





じゃ~ん もんすけです!
グローバルギャップ認定のカボチャは
士別市内にある選果場へ運ばれるんだって。
なんと選果場もグローバルギャップの認証を
もらってるんだよ!ここからはJA北ひびきの
高橋昌司さんに案内してもらおっと♪

高橋さん
「(後ろに)警告の標識ということで
 貼ってありますけど、
 異物混入のリスクを減らすという意味で
 必要の無い物は持ち込みをして頂かない
 ようにしています」

なるほど なるほど~ 
畑と同じようなルールがあるんだね。





あと後ろにある緑のネットも気になるな~

高橋さん
「こちらのネットは鳥類の侵入を防ぐために
 設置しています。
 生産物がフンなどに汚染されないこと
 目的として、防鳥ネットを設置してます」





JA北ひびき多寄野菜集出荷施設では
1日およそ30トンのカボチャを選別し
出荷しています。
施設内は出荷基準や怪我を防止するための
注意喚起のパネルが張られています。



高橋さん
「こちらは選果場ないに設置されている
 蛍光灯です。割れた際に飛び散ることがない
 “飛散防止型蛍光灯”と言いまして、
 異物混入のリスクを軽減する
 ひとつの良い方法なんですよ」
 
選果場・貯蔵庫に用いられている蛍光灯は
全て飛散防止型蛍光灯。両建物合わせて
400本が設置されています。



選果場や貯蔵庫でグローバルギャップの認定を
もらっているのは全国的にもまだ少ないんだよ。
全道一位の生産量を誇るJA北ひびきのカボチャ。
道内はもちろん南は鹿児島県まで
出荷してるんだって!
最後にグローバルギャップの認定を取得して
良かった事は何でしょうか?

高橋さん
「やりはじめて思うんですけど
 当たり前の事を今までなかなか
 出来ていなかった部分もあると思いますし、
 実際こういった取り組みをやることによって
 自信を持った商品を消費者のみなさまに
 届けることが出来る様になったと思っています」

 





その日の夜、
仕事が終わった選果場を覗いたら…
キレイに掃除されていて、
整理整頓が徹底されていました。
グローバルギャップもすごいいけど、
守っている人たちもすごいよね!



ここでカボチャの栄養について!
カボチャってキレイな色をしているよね。
実はこの色にも秘密があるんですよ。

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「カボチャは一般的な野菜と同じような
 栄養成分はもっているんですが
 なんと言っても特徴は『黄色い色』。
 カロテノイドと総称される色素です。
 カロテノイドは体内で皮膚や粘膜の
 健康維持を助けるビタミンAに変わります。
 これはカボチャをしまっておいても減らず
 むしろ増えるくらいで、秋から冬にかけて
 緑黄色野菜がだんだん少なくなる時期の
 強い味方なんです」

言いこと聞いたぞ。
これからモリモリ食べよう!





カボチャを食べましょう!
お料理を教えてくれるのは
泉田さんの奥様和代さんです。
マーボーカボチャやシフォンケーキなど
教えてもらいました。
詳しい内容はレシピコーナーを見てね!


(C)HBC