森崎
「実は…木は合体できるんだよ!」
ミナミ「そうなの??」
森崎
「このヒザみたいな関節にみえる
部分までが台木ですって!
どこから繋がっているのか見えないよ~」
判りやすくすると…
赤で囲った部分が「台木」。
黒の部分が実がなっている「リンゴ」の木。
なんと!ほとんどのリンゴの木は
根を張るための「台木(だいき)」とリンゴの木を
苗の時に合体させているのです。
もともとリンゴの木はとっても
高く育つ性質を持っているため、
収穫しにくく管理も大変。
そこで大きく育たない木とくっつける事で
収穫しやすい木に成長するのです。
タケシ「どうやって繋げるの??」
すると坂本さんリンゴの枝を使って
解説をしてくれました。
坂本さん
「木の周りに養分が流れるスジがあるんですよ。
それをこのように切ります。
そしてもう1本を裂いて…
くっつけるんです!」
これは“接ぎ木”という方法です。
この接ぎ木は大きくなった木にも
使われていてます。
その木を見てみると不思議なことが-
森崎
「このリンゴの木。
下のほうは赤いリンゴが実ってます。
しかし!途中から緑のリンゴ
“王林”が実っています!
これはもともと“王林”の木。
後から赤いリンゴを接ぎ木したってこと?」
坂本さん
「そうです!“ふじ”リンゴを
接ぎ木しました」
森崎
「なぜ、そんなことをしたんですか?」
坂本さん
「おもしろ半分ですね!」
あぐり一同大爆笑!
河野
「チョット…
こんな虫が来ないようにとか、
何かあるんかな?と思ったら…
おもしろ半分!!」
リンゴの不思議を学んだあとは、
お尻まで真っ赤な“ふじ”リンゴを収穫だ~!
リンゴの収穫ポイントは
軸をすこし押えながら真上にあげる!
ポキッと鳴って幹から離れるよ。
ねじらなくてもOKです。
ではみんな収穫スタート!
ユウセイ「取ったど~~!」
タカシ「取れた~~!」
河野「みんな上手~」」
あぐりっこ「イエ~イ!」
…と、あぐりっこが収穫している横で
何かコソコソやっている人がいますよ…
ミナミ「アレ?リーダー取りすぎじゃない?」
ユウセイ「赤ちゃん抱いてるみたい」
ミナミ「買えなくなるよ~!」
あぐりっこに攻撃されるリーダー!
森崎
「ぼく…だいぶ上手になりました…」
それではみんなで
もぎたてのリンゴを食べましょう!
タカシ「パリパリしてる」
ユウセイ「甘い!」
河野「蜜スゴイ!」
森崎
「リンゴ汁がバシャーと来ました」
佐々木
「水分たっぷりあるのがわかりますよね」
ユウセイ
「めちゃめちゃ汁がたれてくる!」
森崎
「そうだよな~~上手に食べろよ~」