あぐり王国 放送内容

2012ǯ12��01����土��
健康に繋がる足元ケア…そして美味しい牛乳へ


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片山さんからみんなにプレゼント。
それは削られた“ひづめ”!

あやか「硬~い!木の板みたい」

リーダーも触ってみます。
森崎
「うわ~木の薄い板みたいな感触あるよ」





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牛の‘ひづめ’をケアする削蹄は
実は食卓に上がるミルクに
関係の深い仕事なんです!

ではプロの片山さんに色々聞いてみよう!
【牛の‘ひづめ’は
 どのぐらいのペースで切るの?】

片山さん
「1年に2~3回。牛舎に出向いて削ていします」

牛の蹄はひと月に約5mm
伸びると言われています。
つまり1回の削蹄でおよそ2~4センチ
削ってるのです。
ちなみに人間の手の爪は
ひと月に2ミリ伸びると言われています。
牛の方が2倍も伸びているんです。





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二つ目のギモン
【そもそも伸びっぱなしじゃだめなの?】

片山さん
「例えばケガをしたり
 “ひづめ”の病気にもなったりするんです」

ひづめが伸び過ぎると歩きにくくなったり、
ひづめの病気にかかりやすくなります。
病気がひどくなると
牛は痛くて立っていられません!
ひづめを削るという事は
病気の早期発見にも繋がるのです。
さらに伸びっぱなしだと…





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片山さん
「牛乳の量が少なくなってしまうんです」

森崎「ツメの長さで?」
片山さん「ツメの長さでです!」

とても小さな面積で体重を支えている牛。
‘ひづめ’が病気になったり、
しっかり立っていられない事は
大きなストレスになります。

牛はストレスにとっても弱い生き物なので
ミルクの出が悪くなってしまう
原因の一つになるのです。





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そこで酪農家は牛舎内を清潔に保つなどの
工夫をしています。
お邪魔した神田さんの牛舎は心地が良いらしく、
満足げに座っている牛がたくさん!

美味しいミルクのため、酪農家と削蹄師は
タッグを組み、日々気を配っているのです。





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藤尾
牛のツメと美味しい牛乳が関係しているって
 ここに接点があったのが意外でした」

森崎
全ては牛の健康からってことだよね!」





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ではお次は
《削蹄につかう道具を見せてもらおう》

※並んでいるのはハンマーやナタ、ヤスリ。
下段の右から2番目のニッパーのようなものは
「せんかん」という道具です。
 
色々不思議な道具がありますが…





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森崎
「これは何の道具ですか??」

塩ビニール管を半分に切ってヒモが付いている
この道具の正体は??

片山さん
「踏まれても大丈夫なように手作りしました」

これは足を保護する手作りプロテクターでした。

藤尾
「体を張った仕事っすね~~!」





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道具の説明をしてくれた武田守さん。
実はスゴイ人なんです!

片山さん
「全国牛の削ていの競技大会で
 最優秀賞に輝きました!」





��牛にあった削蹄が出来ているか?
削蹄に関する知識や技術を競う大会。
「全国牛削蹄競技大会」で
武田さんは二度も全国ナンバー1に
なっているんです!

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(C)HBC