あぐり一行は子牛の牛舎にいました。
かわいらしい子牛にウットリのあぐりっこ。
実はこの子牛たちは神田さんの息子さん達が
お世話をしているです。早速お話を伺ってみました。
神田修輔くん(中2)
「エサやりをしてます。
牛(の身長)が伸びていると時は
タンパク質をあげたり、
太っている時は濃厚飼料を減らしたり…」
修輔君が子牛の世話を任されたのは
小学校6年生の冬。
それから毎日、学校と子牛の世話を
両立しているんです。
今は部活が終わり家に着いたら、
早速着替え子牛の牛舎へ。
エサをあげたり牛舎内を掃除したり、
牛の観察をします。
この中にはコンテストに出場する牛もいるので
エサの管理は重要なのです。
さらにご両親の搾乳を手伝っています。
神田ファームでは家族みんなで
牛の世話をしているんです。
とここであぐりっこが-
「牛に触りたい…お願いします!」
実は朝からず~っと
牛を触ってみたかったあぐりっこ。
ユウト
「気持ち良い!
洗いたてのカーペットみたいで気持ち良い!」
アヤカ「ふわふわしている」
ミク「あったかい!」
大満足の体験でした!
さて今日一番印象的だったことは何かな?
アヤカ
「牛のツメ切りかな~やっぱり。
すっごいワイルドだな~って思った」
ミク
「(牛さんが)近くで見たら可愛かった」
カイト
「危ないんじゃないかってぐらい
太く(ツメを)切っていて、怖かったけど…
見ていて気持ちよかった!」
ユウト
「牛のツメの話でこんなに盛り上がったことが
なかったから、すごく勉強になったし
最後の牛も可愛かった!」
森崎
「削ていで一番気をかけていることは?」
片山さん
「削ていをする牛に対して
ストレスをあたえないこと!
そのためにはツメに対しての知識・技術を
持っていなければ出来ない仕事ですね」
森崎
「片山さんはどんなリーダーですか?」
武田さん
「グイグイ引っ張ってくれますよね。
ついて行きたいと思いますね」
あぐり一同「お~~」
片山さん「照れますね…」
美味しいミルクは健康な牛から。
食卓にあがるミルクは、
プロ達の技と牛への愛情で
守られているものなのです。
こんにちは週刊あぐりニュースです。
これからの北海道農業の方向性を決める
JA北海道大会が先月、札幌で行われました。
3年に1度開かれるこの大会には、
道内の109すべてのJAから
職員や役員などおよそ2000人が集結し、
これからの3年間で、
JAが目指すべきビジョンなどが決められました。
飛田稔章(とびたとしあき)
JA北海道中央会会長はあいさつの中で、
『安全で安心な農畜産物を生産し、
安定的に供給するという使命を果たすため
「農業生産の担い手の確保と育成」に
取り組むとともに、
地域の一員としてJAが地域における
ライフラインの一翼を担って
豊かな地域社会の実現を目指していく
という方針を説明しました。
大会では「持続可能な北海道農業の実現」と
「次代を担う協同の実践」に関する
2つの決議案が承認され、
食料自給率の向上や新規就農支援に
これからも取り組んでいくほか、
地域との連携を進め、
消費者や地域住民の満足度の向上を図っていく
ことなどが確認されました。
またTPP環太平洋パートナーシップ協定の
交渉参加問題については、
交渉参加を阻止するための理解促進運動を
続けていくことなどを盛り込んだ
「TPP交渉参加阻止に関する特別決議」が
満場一致で承認されました。
日本の「食の安全安心」を確保して、
北海道が食糧基地であり続けるために、
私たち消費者も北海道農業にもっと関心を持って、
そして応援していきたいですね。
以上、週刊あぐりNEWSでした。