あぐり王国 放送内容

2012ǯ1222土
なめこはどこで育っているの??


ではJA上川中央の正確な出荷数を
学んだところで、
愛別町のきのこ栽培のパイオニアと言うべき、
なめこ生産者のもと来ました。

お話を伺うのは中田栄一さん。
きのこ栽培をはじめて40年という、
愛別町のきのこ博士です。





さてあぐり一行がお話を伺っているのは
巨大な工場の前!

佐々木
「こちら建物でなめこを栽培している?」

中田さん
「ここはなめこの菌を育てる培養センター」

森崎
「体育館ぐらいの大きさがあるんじゃない?」

中田さん
広い場所が無いと健康ななめこを
 育てることが出来ないんです」

では早速“なめこ”工場を見学しましょう!





あぐり一行
「おじゃましま~す!うおお~~」
「キノコの匂いする!」
「見たことない機械がいっぱいある!」

中田さん
「ビンにおが粉を詰めているところです」





佐々木
「おが粉だけが入っているんですか?」

中田さん
「おが粉の他に“ふすま(麦のから)”、
 “おから”ウイスキーの搾りかすを混ぜて
 きのこの栄養になるようにしてあります!」
 
森崎
「なんか美味しそうですね!」

中田さん
「健康に育つように栄養も入れています」





栄養分をたっぷり含ませたおがくずは、
培養基(ばいようき)と呼ばれる
瓶に詰めて蓋をしたあと、
大きな窯で余分な菌などを
120℃で高温雑菌!

そして無菌状態に保たれた部屋で
なめこの菌を植え付けるんです。





中田さん
「これが殺菌が終わった後、
 菌を植えた“種菌”です」



中田さん
「この後もっともっと
 菌糸(きんし)を増やしていって、
 充分、体づくりをしたあとに
 きのこを発生させます!



中田さん
「その過程で約8割が
 良いキノコが出来るかどうかが
 決まります!
 だから一番大事な部分です」

河野
「野菜の土作りと同じ…ですね」





続いては菌を成長させる
《培養室》
を見学させてもらいます。

森崎
「それにしても愛別、寒い~」

扉オープン!

一同「うわ~~」





森崎
「うわ~すごい、マンション!」

中田さん
「(培養基が)約26万本あります!」

森崎「全部なめこですか?」

中田さん「そうです!」


積み上げられたなめこのビン。
中身は一体どうなっているのかな?




(C)HBC