ではJA上川中央の正確な出荷数を
学んだところで、
愛別町のきのこ栽培のパイオニアと言うべき、
なめこ生産者のもと来ました。
お話を伺うのは中田栄一さん。
きのこ栽培をはじめて40年という、
愛別町のきのこ博士です。
さてあぐり一行がお話を伺っているのは
巨大な工場の前!
佐々木
「こちら建物でなめこを栽培している?」
中田さん
「ここはなめこの菌を育てる培養センター」
森崎
「体育館ぐらいの大きさがあるんじゃない?」
中田さん
「広い場所が無いと健康ななめこを
育てることが出来ないんです」
では早速“なめこ”工場を見学しましょう!
あぐり一行
「おじゃましま~す!うおお~~」
「キノコの匂いする!」
「見たことない機械がいっぱいある!」
中田さん
「ビンにおが粉を詰めているところです」
佐々木
「おが粉だけが入っているんですか?」
中田さん
「おが粉の他に“ふすま(麦のから)”、
“おから”やウイスキーの搾りかすを混ぜて
きのこの栄養になるようにしてあります!」
森崎
「なんか美味しそうですね!」
中田さん
「健康に育つように栄養も入れています」
栄養分をたっぷり含ませたおがくずは、
培養基(ばいようき)と呼ばれる
瓶に詰めて蓋をしたあと、
大きな窯で余分な菌などを
120℃で高温雑菌!
そして無菌状態に保たれた部屋で
なめこの菌を植え付けるんです。
中田さん
「その過程で約8割が
良いキノコが出来るかどうかが
決まります!
だから一番大事な部分です」
河野
「野菜の土作りと同じ…ですね」
続いては菌を成長させる
《培養室》を見学させてもらいます。
森崎
「それにしても愛別、寒い~」
扉オープン!
一同「うわ~~」
森崎
「うわ~すごい、マンション!」
中田さん
「(培養基が)約26万本あります!」
森崎「全部なめこですか?」
中田さん「そうです!」
積み上げられたなめこのビン。
中身は一体どうなっているのかな?