あぐり王国 放送内容

2013ǯ01��05����土��
実践を通して身につける知識!


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器具を牛の口に入れて
三角フラスコの中に胃液を集めます。

藤尾「胃液が出てきました!」





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織井先生「匂いするよ」

早速あぐりっこも生徒も
匂いをかいでみると…

生徒さん「うわっ!」

森崎
「人間の胃液とちょっと違う。
 牧草が発酵した香り!
 これはなかなか普通の高校では
 やらないい授業だよ…」





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とここで胃液を採取された
牛さんの顔を見ると…

森崎
「牛さんちょっとグッタリ
 胃カメラ検査が終わった後です
 みたくなってる…」

藤尾
「牛ってグッタリした表情みせるんですね」

続いては場所を移して
胃液を観察していきます。





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森崎
「見てください…
 生徒さん1人ずつ顕微鏡があるんですよ」

では胃液の中にいる微生物を観察します。
牛さんの胃液をプレパラートに移します。
急がないと微生物が死んでしまうので
時間との勝負です!

では観察してみると…





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森崎
「うわ~~動いてますね!」

微生物が活発に動いていました。

織井先生
「この微生物が牛の食べた『エサ』を
 分解しているんです。
 そしてこの微生物自身が
 4番目の胃まで流れていって、
 タンパク源として消化されちゃうんです」

藤尾
「微生物が消化を助けて
 最終的にはタンパク源として
 牛に吸収されるんですか…
 この微生物がいないと牛は生きていけないし
 おいしい牛乳も飲めない!」

織井先生
「これは胃袋が4つある
 羊・ヤギ・牛・鹿などの仲間にみられます」

森崎
「こうやって実際に採取して観察するって
 全然実感が違うよね!」





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生徒のみんなにも感想を聞いてみよう!

「最初はキモチ悪い!と思いました。
 (だけど先生の話を聞いて…)
 『いい働きをしているんだ』と思いました」





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森崎
「この授業で感じて欲しいことは何ですか?」

織井先生
「エサを食べているのは牛なんで
 牛しか見てないんですけど…
 実は分解したりするのは微生物なんで
 エサを適当にやったら
 微生物に影響がでるっていう
感覚を
 将来的にもってもらえれば…と思います」
 
森崎
「生徒さんが酪農家デビューした後の
 ことまでも視野に入れている!へえ~」





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じゃ~ん もんすけです!
帯広農業高校には専門的な機械や
道具がたくさん!
酪農科学科ではどんなものを
使っているのかというと…

織井先生
「こちらはミルキングパーラー。
 牛乳を搾って地下にある
 ミルクメーターで乳量を測定して
 パイプを通ってバルククーラーに入ります」

プロの酪農家が行う搾乳と
同じ作業が出来るのです!
ちなみにここでは
毎日500~600リットルの
ミルクを絞っているんだって!





��続いては牛舎内に設置した
カメラを操作するマシン。
牛の行動を記録し
授業の教材として使っています。



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そしてここ、顕微鏡が並んだ
まるで研究室のような場所は??

織井先生
「今後、家畜の改良も大事になるので
 受精卵の操作の基本・衛生管理など
 そういう事も勉強してほしいと思います」

こんなに恵まれた環境で学べるなんて
うらやましいよね~~!



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