あぐり王国 放送内容

2013ǯ0112土
チーズの分類方法とは?


小林さん
「平成5年に建てた富良野チーズ工房!
 日本で唯一ここでしか
 作っていないチーズや珍しいチーズを
 全部で6種類、製造しています」

藤尾「日本で唯一って言いました?」

森崎
「大好きです唯一って言葉!
 唯一って聞いたら
 食べずにはいられません!」





一行がまず案内されたのは、
工房の2階にある「乳製品伝承室」。
ここではチーズに関わる情報や
歴史資料などが数多く展示されています。



佐々木
「世界のチーズパッケージと題して
 色んなチーズが展示されています」

藤尾「パッケージ見てるだけでも楽しい」

小林さん
「ヨーロッパ中心の物を展示してますが、
 モンゴルやインドでも
 たくさん食べられています。
 日本人ですと“そのまま食べる”か
 “ピザにのせて焼く”ぐらいですが
 ヨーロッパでは調味料代わりだったり
 デザートとして食べたりして
 消費量が多いと思います」 





森崎
「またチーズって種類がスゴイですもんね…」

小林さん
「だいたい1000~2000種類あると
 言われています。フランスだけでも
 400種類あるとも言われています。
 ただチーズも名前で分けると
 数千種類になるんですが、
 硬さの分類だとグッと減ります…」

藤尾「硬さ?硬さで種類分かれるの?」

小林さん
「分類の種類も色々あるんですが
 硬さが一番分かりやすいです」





ここでチーズの硬さによって
細かく分類した種類の違いを教えて頂きました。

ナチュラルチーズは4種類に分類されます。
【軟質チーズ】
 カッテージ・クリーム・カマンベールなど
【半硬質チーズ】
 ブリックチーズ・ブルーチーズなど
【硬質チーズ】
 エメンタール・コーダ・チェダーなど
【超硬質チーズ】
 パルメザン・ロマノなど

この4つの種類は何が違うかというと…
小林さん
「水分の量が違います!」





小林さん
「水分の多い物のほうが熟成期間も短く
 すぐ食べられますが、日持ちしない!
 逆に水分を徹底的に排除して作る
 超硬質チーズになると日持ちするので
 5年ぐらい普通にもちます

森崎
「5年!5年も待ったらこの子たち
 高校生になっちゃいますよ!」

小林さん
「今買って高校行ったら食べるって、
 できますよ!」





じゃ~ん もんすけです!
世界におよそ1000種類以上もあると
言われる種類豊富なチーズ!
国産チーズに使用される
生乳の98%
酪農王国北海道産!

だけど…





その消費量をナチュラルチーズで換算すると
80%が輸入品なんだよね…

グラフの2008年で消費量が
急激に下がっているんだけど、
これは最大の輸入先オーストラリアの
干ばつの影響で、日本への輸出量が減って
国内の消費量も落ち込んでしまったんです。





最近は日本国内でもチーズの生産が
盛んになってきて、
道内でも富良野チーズ工房を含めた
110以上の工場や工房で
チーズの製造が積極的に行われています。

酪農王国北海道の美味しいチーズ! 

もっともっと食べたいよね~





しっかりチーズのお勉強をしたところで
こんどは製造室でのチーズ作りを見学です。

みんなの目の前には
大きな牛乳のプールのようなものがあります…
一体コレは何かな~?




(C)HBC