佐々木
「さて別のハウスに移動してきました。
ここでは何をやるんですか?」
佐藤さん
「先ほど収穫したアサツキを洗浄します!
冷たい水で洗います」
森崎「ハハハハッ」
(笑っているが顔は凍り付いている)
河野「“冷たい”ってのが入りましたよ」
では洗浄風景を見せてもらいましょう。
蛇口からは水が霧状に出てています。
佐藤さん
「アサツキは柔らかいので水圧を少し下げて
傷つかない程度に洗います」
これを1本ずつ丁寧に洗っていきます。
冷たい水で行う洗浄作業。
収穫と同じく、
この作業も体験させて頂けることに…
ヒカル
「スゴイ冷たい!
手にかかるだけじゃなくて
ちょっと顔にも跳ねて飛んでくる!」
フウ「右手が冷たいです!」
森崎
「こんなに手をかけて…
どうして大変なのに続けているんですか?」
佐藤さん
「やっぱり美味しさもあるし
魅力もあるんで…
みなさんに春一番の新鮮な野菜を
食べてもらいたい!
そういう気持ちで続けていきたいです」
森崎
「いや~感謝です。こんな想いをして…
ありがとうございます!ちなみに
“イチゴ”と“アサツキ”、
どっちがすきですか?」
佐藤さん
「やっぱり~~イチゴの方が…」
一同あれれれ~~
森崎「イチゴなんだっ!」
まさ今が旬の野菜「アサツキ」ですが
その栄養価を聞いてみました。
天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「ベータカロテンや葉酸(ようさん)とか
ビタミンKとかビタミンが
豊富という特徴もあります。
中でも葉酸(ようさん)というビタミンは
最近の若い女性たちが不足しがちですが、
不足すると貧血気味になるんです。
そのため貧血予防につながるビタミンが
豊富に含まれています。
またアサツキはネギの仲間ですけど
普通のネギに比べて辛味成分が豊富で
薬味には好都合だと思います」
料理の彩りに…味のアクセントに…
いろいろ使えるアサツキ。
その手軽さも魅力なんだよね~
例えば溶いた卵に細かく刻んだ
アサツキを入れて
玉子焼きにしてみたり、
1センチ程度の長さに刻んで
市販のイカの塩辛と和えて
和え物にしてみたり!
彩りや栄養だけではなく、
シャキシャキの食感と
ほのかな辛みが楽しめるんだよ~
JAとうや湖エリアで生産される
春一番の野菜「アサツキ」。
平成15年に8戸のアサツキ生産者が
“アサツキ部会”を発足。
高品質で安全安心なアサツキ
を出荷しています。
JAとうや湖 浅月部会 部会長
河野誠さん
「平成18年度より
『Yes!clean』に取り組んでます。
土壌分析を行い化学肥料や農薬の抑制を行い
昔に比べると市場の評価も上がってきてます」
『Yes!clean』の取り組みのほか、
「目慣らし」と言われる
生産者全員が集まっての品質チェックなど
様々な取り組みも行っています!
札幌・旭川・室蘭の市場やAコープなどに
出荷される今が旬のアサツキ。
僕も早く食べたいな~~