あぐり王国 放送内容

2013ǯ0209土
牛肉の食べ比べ!噛めば違いが分かる!


じゃ~ん もんすけです!
安全安心を第一に考えて生産される
北海道産の肉牛。
牛肉が一体どのように食卓まで届くのかを
簡単に解説します。

各農場で健康に育てられた牛は、
出荷されると改めて1頭1頭、
生体検査を行って健康状態をチェック。

さらにBSE検査などを行って
安全性を厳しくチェック。
そして全ての検査に合格した
安全な牛肉だけが僕たちの食卓に届くんだ!
牛肉の流通にも徹底した安全管理が
行われているんだね~





河野
「北海道って酪農王国じゃないですか。
 お乳を出す乳牛がいっぱいいて
 そこで絶対、雄が生まれる…
 絶対肉牛が生まれてくるじゃないですか。
 生産者としてはどんな思いで
 やっているんですか?」
 
小倉さん
「北海道は全国一の肉牛の生産地ということが
 皆さん方に知られていないんです。
 どちらかというと副産物のような
 オスなんですけど、そのおかげで
 北海道の牛肉生産が盛んに行われている
 ということがわかってもらえれば
 非常にありがとうことです」

森崎
「そうですよね。
 ずっと両立していくことですもんね」





さてここからは「道の駅ピア21しほろ」で
北海道産牛肉の特徴と
美味しい料理法を教わります。
教えてくれる方は以前スイートコーンの
お手軽料理でお世話になった式見貴光シェフ!



まずはモモ、ロース、バラ、スネという
4種類の部位が
牛のどの部分のお肉なのか学びます。



それぞれどこの部分の肉なのか?
牛の図を見ながら答えていくあぐりっこ。

サナ「モモはここかなあ~」

普段はよく聞くお肉ですが
いざどの部分かといわれると難しい…





では式見シェフから正解を図を見ながら
お聞きしましょう。

式見シェフ
《モモ》はお尻の部分。
 肉の特徴としては脂身が少なく
 赤身が非常に多いので噛むと味がでるタイプ」

森崎
「ホルスタインの特徴がよくわかる部位ですね」

《ロース肉》は背中の辺り。
柔らかく脂肪も程よく付いた上質なお肉です。

《バラ肉》バラ肉は牛のお腹の辺りで、
焼肉のカルビが代表的です。

《スネ肉》スネ肉は牛の足の部分で、
スジが多く硬い肉質ですが、
旨みがたっぷり含まれています。





続いてはそれぞれの部位を
軽く焼いて食べ比べ!
まずはモモ肉から。

森崎
「肉質は柔らかいけど
 しっかりと歯ごたえがする。
 噛めば噛むほど肉の旨味が噴出す!」

お次はスネ肉。

リネ「さっきよりちょっと硬いけど美味しい!」

佐々木
「しっかりしていてよく噛むからこそ
 味が感じられるお肉かなと感じますね」





さてロース肉は?

リネ「めっちゃ油が出てくる~!」
コウキ「幸せ~!」

最後はバラ肉。

サナ「一番脂がのってる!」

河野「やっぱ美味いっす!ジュワっと出てくる」

森崎
「4種類食べ比べることでそれぞれの食感や
 味の違いというものが、わかってきたね」





赤身が多くてヘルシーな北海道産牛肉。
その栄養価を聞いてみました。

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「ホルスタインの牛肉は牛肉の中では
 赤身の部分が多いんですね。なので
 低脂肪で高タンパクでヘルシーな牛肉!
 また赤い色は色素タンパク質
 ミオグロビンというんですけど、
 鉄を持っています。しかも吸収性のよい鉄で
 貧血気味の方には好都合な肉です」





美味しくて栄養価にも優れている牛肉。
それぞれの部位で味や食感が違うから、
その特徴を考えた調理の仕方で
料理がより一層美味しくなるんだって!
牛肉って奥が深いなぁ~~


(C)HBC