あぐり王国 放送内容

2013ǯ0223土
パスタに最適♪ルルロッソとは?


小平町大椴(おおとど)地区で
ルルロッソを生産している林寛治さん。
その栽培方法や特徴を教えて頂きます。

森崎「ルルロッソの畑はどちらですか?」

林さん
「雪の下で見えないですけど…」





振り返ると一面広大な《雪原》

森崎「見えないどころじゃないですよね」

佐々木「雪しか見えない!」

森崎「これは秋まき小麦ですか?」

林さん「そうです!」





森崎
「秋に種をまいて冬を越えて
 夏に収穫ですか?」

林さん「8月の頭ぐらいです!」

森崎
「ルルロッソ会いたかったなあ~」





河野
「留萌管内はルルロッソばっかり
 育てているんですか?」

林さん
「多くは『きたほなみ』です。
 ルルロッソは200ヘクタールのうち
 10ヘクタールなんで5%くらいかな。
 まだ栽培を始めて4年目で
 売れるかどうかわからないので
 あまり大きくも出来ない…
 ただ最近評判がいいので
 どんどん増やしていきたいなと
 思っています!」





ルルロッソは主に小平町大椴地区にある
8戸の生産者でおよそ10ヘクタールを栽培。
年々少しずつですが、
生産量を増やし続けていて、まさにこれからが
期待されている小麦なんです。



ここでルルロッソと留萌エリアの主力小麦、
「きたほなみ」の麦穂でその違いを確かめます。

コウタ
「先の部分が“きたほなみ”より
 ルルロッソのほうが濃い!

森崎「穂の色が違うよね」

リオナ
「クキの部分がルルロッソのほうが太い!





林さん
「クキの部分が太いんで倒れずらい!
 機械で刈りやすいという利点もあります」

河野「ピーンとしっかり立ってますね

林さん「穂が大きいですよね」

森崎
「粒感もルルロッソのほうが大きいですね」





河野
「ルルロッソってどういう意味?」

林さん
「留萌地域がアイヌ語で“ルルモッペ”。
 “ロッソ”というのは
 イタリア語で“赤い”という意味。
 留萌は夕日が綺麗な町でPRしてるので
 ルルモッペの“ルル”と
 夕日・赤の“ロッソ”をくっ付けて
 『ルルロッソ』という名前になりました」

森崎「留萌のあの赤い夕映えのねえ」

河野「黄金岬の赤いヤツね!」





コチラが留萌のシンボルとも言える
美しい夕日。
「夕日に映え、潮風にたなびく小麦」を
イメージして名付けられたのが
ルルロッソなんです。



森崎「今後どう広げていきたいですか?」

林さん
「パスタ用の小麦はほとんど輸入なので
 北海道産というのはほとんど無い状態です。
 “ゆめちから”というもの出てきましたが
 まだまだ少ない状況。我々生産者としては
 北海道の物を作っていきたい!
 好評なんでまだまだ面積を増やしたいですね」

森崎「好評なのはエネルギーになりますね!」




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