

宮城県亘理町におじゃましているあぐり一行。
ふるさと復興商店街の中を散策していると、
遠く離れている北海道と宮城県との
嬉しい“繋がり”をたくさん見つけました。
まず佐々木アナとあぐりっこが見つけたのは
コロッケやさんです。
佐々木
「こんにちは~北海道から来ました!」
菊地なみ子さん
「こんにちは!うちは揚げ物専門店ですよ」

串かつ・うずらの卵・ひれかつ
とんかつ・エビフライ・アジフライ…などなど。
安くて豊富なメニューがズラリと並びます。
では早速お店で一番人気の
『手作りコロッケ』をいただくことに!
タクヤ「おいしい!ホクホク!」
ワカナ「う~ん美味しい!」
菊地
「男爵じゃないとやっぱりダメなんだよね!
ずっと前から北海道の男爵を
使っていますよ」
佐々木
「宮城と北海道が繋がった気がするね!」

続いてリーダーと河野くんが伺ったのが
八百屋さんの「丸舟商店」。
菊池多恵子
「(以前のお店は)全壊と言う形で
全部て流されてしまいました」
森崎
「ここにはまだ1000人を超える人がいて
そういう方からすると、
新鮮な野菜や果物がここにあるってことは
みなさんにとって励みになるんじゃないかな
とも思うんですけど…」
菊池さん
「それは反対だと思います。
私たちの方がみなさんに
助けられているんだと思います。
みなさんに助けられてここまで
来たんだと思います。全て感謝ですね。
感謝しかないと思ってます」

涙ながらに話をしてくれた菊池さんのお店には
イチゴの産地復興が進んでいることを
感じさせてくれる嬉しい商品がありました。
菊池さん
「亘理のイチゴをふんだんに使って
作ったワインです」
2年ぶりの復活販売された
「いちごだワ・イン『夢みる乙女』」です。
(数量限定となります)
森崎
「このワインはもともとあったけども、
製造をストップしていたって事ですか?」
菊池さん
「亘理のイチゴで作っている
“イチゴワイン”なんで!」
森崎
「亘理のイチゴじゃないと作れないから!
復興が始まりつつある象徴でもあるお酒!」

河野「製造が函館なんですね」
菊池さん
「函館にイチゴを送って製造してもらって
またこちらで販売しているんです!」
なんと北海道産のジャガイモ・玉ねぎも発見!
北海道と亘理町。
遠く離れているように思うけど、
しっかり繋がっているんです。

さてお次にリーダー達が訪れたのは
魚屋さん「丸八佐惣商店」。
森崎「魚屋さんの前で何かやってますよ~」
河野「この段階で美味しそうですよね」
大きなお鍋の中身は…

荒浜港でとれた「タラ」と
仙台特産の「白菜」をたくさん入れて
煮込んだ「タラ鍋」です。
あぐり王国が復興商店街にやってくると
いうことで、この時期、
宮城県などではよく食べられている
「タラ鍋」を用意してくれていました。

ではいただきま~す。
河野「うわっしみる~~!」
森崎
「おいしい~~!
白菜もシャキシャキで美味しいよ」
丸八佐惣商店さん
「寒い時期だとタラ鍋はみんな食べますね」

さて今日一日振り返ってみて…
ユカナ
「すごい津波がきて見ているだけで
怖かったけど…
実際にいた人はもっと怖かったのに
今では一生懸命復帰しようと頑張っているし
その温かさをすごい感じて
こっちが元気をもらった気がした」
タクヤ
「津波でイチゴとか全部なくなったけど
みんな共通して一生懸命
元に戻そうと頑張っていると思います!」

河野
「こっちからできることって…
頑張って一歩を踏み出した人を応援する!
北海道でも食べられますから
亘理のイチゴを美味しく食べたいと思います」
森崎
「宮城のイチゴ“もういっこ”は
北海道の人もスゴイ愛していますって
言いたかったんですけど、
どうでしょうか?
逆に僕らが言われたことって…
『北海道の野菜、使ってるよ~』とか
『北海道美味しい!けど宮城も美味しいよ』。
どっちがエールを送っているかわからない、
そんな想いがありました。
僕は北海道の野菜・果物が大好きだけど
こうなってしまった今…
亘理のイチゴ大好きだ!!
美味しく食べようと思います。
みんなも美味しく食べようね」