ではリーダーのB奈良時代を選んだ
ユウセイ君は?
「よく昔話の中でも食卓の絵で
漬物と一緒に御飯を食べている
のがあったので
そういう古い時代からカブがあると思って」
とここで藤尾君の一言…
「あの漬物、カブか判らないよっ!
大根の漬物かもしれないよ!」
昭和にアメリカから入ってきたというAが正解か?
それとも奈良時代には食べられていたというBか?
さぁ~どっち!?
佐々木「正解は…B奈良時代です!」
森崎「やった~~~イエ~イ」
ユウセイ君、ハグムちゃん、ご名答!
カブは日本で最も古くから食べられている
野菜の一つと言われていて、
日本書紀には「主食を補う作物」として
栽培をすすめる“おふれ”を出したと
記されています。
日本に伝わったのは奈良時代より前の弥生時代。
原産地は2つあって
アフガニスタンや地中海沿岸の南ヨーロッパと
言われていてるんです。
藤尾君はAの大根、リーダーはBのキャベツを
それぞれ説明してくれます。
藤尾
「演技が上手じゃない役者のことを
《大根役者》と言います。どういう事か?
もともと大根というのはカブの仲間!
カブって丸くてキレイじゃないですか?
でも大根って長細い、どっちかって言うと
大根はカブと比較したら
形が悪いものとされていたんです。ですから
形が悪い物=演技が下手くその役者
《大根役者》と言われたんです」
と藤尾説を聞いたリーダーは…
リーダー
「ワタクシ大根役者という言葉が
大嫌いでして!
煮ても・焼いても・おろしても
生でも食える大根!そういう役者こそが…
やはり日本でステキな俳優なんじゃないか!」
じゃーんもんすけです!
なんと「大根役者」という言葉に
我を忘れてしまったリーダー。
ここ僕の出番だ~
植物はは大きく分けて
「○○科 ●●属」に分けられます。
「科」をさらに細かく分けたのが「属」。
実はカブも大根もキャベツも同じ「アブラナ科」。
そして「カブとキャベツ」は
アブラナ科アブラナ属に分けられます。
しかし大根はアブラナ属ではありません。
よってカブは見た目の似ている大根より
見た目の全然違うキャベツに
「より近い」と言えるんです!