では取れたてのカブを贅沢にも
その場でいただいてみましょう。
さてそのお味は…
ユウセイ「美味しい!」
シオン「甘いっ!」
ハグム「あま~~い!」
森崎「甘いっ!これは美味しい!」
藤尾「水分量がすごいですね!」
佐々木
「“渋み”とか“アク”が全然ない!」
平野さん
「ハウスでとっているので
皮が薄くなってまるごと食べられる!」
あぐり一同を魅了したカブ!
実は美味しいだけではないんです!
佐々木
「道内の春野菜の中で
出荷トップの野菜なんです」
あぐりっこ「へえ~~~!」
一年の半分が雪に覆われる北海道。
冬の間は作物の栽培や出荷数は激減します。
七飯町をはじめとする
JA新はこだてエリアのカブは
道産野菜がまだまだ品薄の4月中旬に、
出荷スタート。
北海道産の野菜を食べられる季節
春を知らせる野菜として知られているんです。
森崎
「全道トップを飾るためには
雪の中での作業も必要ですよね?」
平野さん
「このビニルハウスをかけるのが
12月中旬! 」
森崎「これから冬だよって頃じゃないですか!」
平野さん
「ハウスの中の雪がとけるのが1月なので、
1月中旬には種をまくんです!」
北海道の中でも温暖な気候に恵まれた七飯町。
どこよりも早く春が訪れる地域ではありますが、
雪を溶かすために融雪剤を撒くなど、
一番早い出荷を目指して努力しています。
平野さん
「JA新はこだての七飯地区では
10数年前から『Yes!clean』という
北海道の認証をいただいて低農薬、
低化学肥料で作るように頑張ってます」
森崎
「その認証があれば我々は本当に心から
安心できるものがいただけるってこと!」
春一番の出荷目指して努力する
平野さんに今後の抱負を伺いました。
平野さん
「1日でも早く道内・全国の人に
おいしい野菜を食べてもらいたい一心で
一生懸命、毎日働いて作物を育てています」
森崎
「これから一週間たったら、
もっと大きくなって食べ応えがあって…
う~~ん!楽しみだわ~」
地の利を活かし丹精込めて栽培されたカブ。
では、このカブを使って…
ユウセイ「みんなで~」
あぐりっこ「カブ料理を作ろう~!」
女子と男子に分かれてレッツクッキング!
JA新はこだて七飯支店所女性部の
中村和枝さんと渋谷道子さんに
生産者直伝のカブ料理を教えてもらいました。
※詳しい内容はレシピコーナーを
ご覧下さい!
さて七草の一つでもあるカブ
一体どんな栄養がふくまれているのかな?
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「カブの最大の特徴は緑色の葉っぱの部分も
地下の白い部分も両方食べることができて
しかも両方に栄養素がいっぱい
入っているのが特徴です。
白い部分にはビタミンCが豊富に入っていて
加熱しても壊れにくい特徴があります。
茎・葉っぱの部分は太陽によく当たって
ベータカロテン、
これは体内でビタミンAにかわります。
目や粘膜を作ってくれるますが
これがたくさんありますね」
へ~葉っぱも食べるといいんだね!
じゃあ男子チームが作ったゴマ和え、
もりもり食べちゃお~♪
森崎
「道南は一番、春が早い!
だから土地柄恵まれている。
それにあぐらをかかずに
早くから野菜の栽培を始めている!
改めてありがたいですね」
藤尾
「カブには『有る』ね。感動とか…」
そう思い出してください!
カブは漢字で書くと『蕪』。
草冠に無しと書くんですが
本当はたくさん『有』りました。
シオン「草冠に『良』の方がいい!」
藤尾
「そうだね。
けど学校でそれを書いたらダメだよ。
点数取れないよ」
この時期だからこそ味わえる
甘くて柔らかなカブ。
みなさんもお召し上がり下さいね!
こんにちは週刊あぐりニュースです。
今日はあぐり王国でも取材したことがあります、
米粉(こめこ)について。
中高校生たちの「北海道米粉料理コンクール」の
結果を発表いたします。
米粉とはお米を小麦粉のように粉にしたもの。
道内でもパンやスイーツのほか、
様々な料理に利用できることから、
人気が高まっています。
その米粉を使った中・高校生たちの
料理コンクールの結果発表が行われ、
最優秀作品などのレシピが
北海道農政事務所のホームページで
公開されているんです。
創作料理部門の最優秀賞は、
北海道三笠高等学校の
「サンマの揚げおにぎり~
山わさびじょうゆのおろしだれ~」。
米粉の衣の食感が良く、
サンマの味が引き出されていること。
具材のバランスが良いことが評価されました。
ほかにもお菓子部門の受賞作品など、
50品以上の料理レシピが掲載されています。
米粉料理に挑戦してみたい方は、
参考にされてみてはいかがでしょうか。
以上、週刊あぐりニュースでした。
北海道農政事務所HP
http://www.maff.go.jp/hokkaido/index.html