

この種イモを切断する作業ですが
みなさんは手にイモを取った瞬間、
一瞬で「切断するか、しないか」
「どの面を切断するか」判断しているのです。
森崎「そんなこと一瞬で見て切って??」
堀内さん(父)
「(一瞬で)わかります!」
森崎「すごい」

森崎「河野君、お手伝いしたら?」
河野
「えってだってこれ見てたらすごくない?
包丁、手の平に向っているよね?」
堀内さん
「それだけ肉厚であれば切れないです!」
河野「ちょっと!切れる切れる!」

では河野君が挑戦。
おっかなびっくり…
ゆっくりカットしていきます。
河野
「僕これぐらいゆっくりしか出来ない!」
2つにカットしましたが
少々大きさ違いがありますが…
森崎「大きさ全然違うよ!」
堀内さん
「大丈夫!ダメでも植えるしかないので!」
河野
「えっっ!ドS??」

あぐりっこもお手伝い!
なるべく芽の数がそろうように
切断面を見極めてカット!
集中力と忍耐力が必要な作業です。

森崎
「ユウタ、種イモ作りの感想は?」
ユウタ
「楽しいというか…
楽しくないというか…」

輪作作物のこの時期に行われる
大切な農作業を学んだ一行。
馬鈴薯とビートは5月上旬に畑へ移植され、
豆類は6月中旬に種蒔きが行われます。
そして昨年の秋に種を撒いた小麦は
現在青々と成長。
もうすぐ茶色の広大な大地が
作物で鮮やかに色づきます。

森崎
「十勝の大規模農業の担い手として
どんな思いでしょうか?」
堀内さん
「消費者にみなさんに我々のことを
伝えていかなくてはならない。
安全安心でやっているつもりなので…
大地に根付いたしっかりとした
農業経営をやっていきたいと思っています」

森崎
「馬鈴薯を半分にカットしたり
普段は想像もできないよね?
でもこうやって作ってくれることによって
“北海道”そして“十勝”が
日本の食料基地だと言われるように
なっているんだよね。
ご飯を食べるときにどんな気になる?」
ホノカ
「作っている人が頑張っているから
ありがたみを持って食べる!」

森崎
「この広大な農地、
守って頂きたいなって想いがあります!
子供たちにも安全な北海道の野菜を
食べてほしいなって想いがあります!」
堀内さん
「それを守っていけるように努力します!」
森崎
「腹の底から力いっぱい応援させて頂きます」

堀内農場の若奥さま・英代(はなよ)さんに、
生産者ならではの料理
『長いもパンケーキ』を教えて頂きます。
輪作で学んだ原料作物も使われますよ~
※詳しい内容はレシピコーナーを
ご覧くださいね。