

森崎
「でっかいなあ~!
『雪蔵工房』は雪のエネルギーを使って
お米を貯蔵する場所なんだって~」
小山さん
「こちらには4つの倉庫が入っていて
各倉庫に雪にちなんだ名前がついています。
白銀の蔵、樹氷の蔵、大雪の蔵…」
藤尾「本当に大きな施設なんですね」
小山さん
「今回は粉雪の蔵に入ってみますね」
では蔵の扉をオープン!!

あぐり一同「うわ~広い」
森崎
「小学校のグラウンドぐらい
あるんじゃない?」
そんなひろ~い蔵の中に
お米が山のように積まれていました。
森崎「これ1つはどのくらいの重さ?」

小山さん
「この袋には約1トンの米が入っています。
今この部屋に1000個、
約1000トンが入っています」
藤尾「米1000トンだってよ!」
森崎
「今年の米が出来るまでは
去年収穫したお米を食べる必要があるもんね」
小山さん
「今年の収穫までには空になっていますよ!」
森崎「そうか~!」

袋に入った米を見せてもらいましたよ。
森崎
「いつも食べているお米と違うかな?」
コウキ「茶色っぽい!」
ミスズ「色が違う!」

森崎「どうしてだ?」
コウキ「精米されていないから?」
森崎「そう!すごいねえ~」
小山さん
「白い状態を“精米”と言うんですが
精米のまま倉庫に保管してしまうと
どうしても鮮度が落ちてしまいます。
なのでこの倉庫で一年中玄米で貯蔵して
鮮度とおいしさを保っています!」
袋の中にはお米の温度“穀温”を計る
温度計まで設置されていました。

森崎
「やっぱり貯蔵っていうのは
欠かせないものなんですかね?」
小山さん
「絶対、欠かせないものだと思います。
一定の温度(5度)と湿度(70%)で
保管しています。
この環境が整っていなければ
お米も美味しいものは提供できない…」

「貯蔵の大切さ」について学んだところで
リーダー、あることに気がついた!
森崎
「みんな大変だ!雪蔵工房なのに
雪がないぞ!探して探して…」
ウロチョロ探してみると
冷たい風が吹き出ている通気口を発見。
ここにはどんな秘密が…?

ミスズ
「冷たい風がきている!」
カイト
「涼しくて快適になる!」

森崎「夏もこんなに涼しいの?」
小山さん「夏は寒いくらいです」
森崎
「この壁の中に雪が入っている?」
小山さん
「雪は別の場所にあります」
森崎
「別の部屋に雪があって
そこから空気を送り込んでいる?」

「冷気を送り込んでいる」とは
一体どういうことなのか?
雪が入っているという別の倉庫に
案内してもらいました。
森崎「すっかり防寒対策しました」
小山さん「この中は真冬状態です」
では貯雪室の扉をオープン!すると-