あぐり王国 放送内容

2013ǯ0504土
寒い中から苗作りはスタート!


伊藤さん
「種がいっぱい入っています」

あぐり一同「うわ~~!」

伊藤さん
「袋に入れてこぼれないようにしてます。
 この作業を【芽出し】と言います。
 12度ぐらいの水に10日間浸けて、
 その後32度ぐらいの水で20時間
 そうすると良い根が出てくるんです」

森崎「そうなんだ~」





芽を出しやすくするための芽出し作業。
温度管理だけではなく、
水の鮮度にもこだわっています。

伊藤さん
「“種もみ”も空気が必要!
 古い水だとだめなので定期的に水を
 入れ替えなければなりません。
 そのためにいったん水を抜いて
 入れ替える作業をします」
 
藤尾「すごい量の袋入ってますよね?」

伊藤さん「40袋ほど入ってます」





早速あぐりっこに袋を運ぶお手伝いを
お願いしました。

もみ種袋は1つ8キロ。
大人でもなかなかの力作業です。
この時期になると伊藤さんたちは
3日に1回、この作業をしています。

育苗ハウスの環境整備から、
芽を出しやすくするための芽出し作業など、
米作りには苗を作る前から
様々な仕事があるんです。

5月中旬には、いよいよ田植え。
おいしいお米が収穫できるように
お手伝い頑張って~





一生懸命がんばったあぐりっこ。
全部完了しました!

カイト
「疲れちゃったけど楽しくて
 まだまだやりたいくらい!!」

森崎「まだあるよ袋!」

カイト「ええ~~」





お手伝いを頑張ったあぐりっこにご褒美!
美唄市中村地区の郷土料理をいただきます。

佐々木
「設立して16年になる【えぷろん倶楽部】
 みなさんが腕を振るってくれました」

えぷろん倶楽部 伊藤 裕美子
「郷土料理“中村のとりめし”です。
 この地域では100年以上前から
 食べられているというか受け継がれています」





釜のフタを開けると…
モワッと煙の中から黄金色に輝く
「とりめし」が登場!

あぐり一同「うわ~~」

伊藤さん
「鶏のコクを大事にしています。
 若鶏ではなく親鶏を使うとコクがでます」

※鶏のコクを引き出すために
 内臓とお米を一緒に炊いているんです。





卵の黄味のようなものは?

伊藤さん
「鶏のお腹の中にある卵の“卵”」

良い香りが部屋中プンプン…♪
ではみんなで「いただきま~す」

ユズ「(ニッコリ)♪」
コウキ「メッチャおいしい」 
カイトも箸が止まりません。

佐々木「味付けがちょうど良い!」





あぐり一同をとりこにする
「中村のとりめし」
誕生のきっかけは諸説ありますが、
当時の貧しい農家の人たちが
遠方からやってくるお客さんに
「美味しいものを振る舞いたい!」
ということから知恵を絞り
考えついたものと言われています。

そんな“おもてなしの心”は
今も受け継がれていています。

今回料理を作っていただいた
「えぷろん倶楽部」の皆さんは
実は中村地区の農家のお母さん達!
毎朝、交代でとりめしを作り
市内のお店で販売しているんだって~





こちらのお料理は「鶏モツ」。

伊藤さん
「こちらは出汁を取り出すために
 一緒に炊き込んで、(取り上げて)
 刻んで塩コショウしたものです」

コウキ
「なんか食べたことなかったから
 とても美味しいです!」

あまりの美味しさに
なんと美唄っこはあっという間に完食!

森崎
「さすが美唄っ子はとりめし食べるの早い!





最後に伊藤さんからこんな食べ方が…

伊藤さん
「我が家ではおじいちゃんとかが
 生卵をかけて食べたりだとか…」

森崎
卵かけとりめし??」

やってみると…これが激ウマッ

ということで、
あぐりっこもさらにとりめしをおかわり!
お箸が止まりません…
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さて、いよいよスタートする米作り。
今年も美味しいお米ができるかな~




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