ではみっちり育った育苗パレットごと
持ってみましょう。
頬ずりしてみると…「こちょばしい!」
ミスズ
「こんなに小さかった種が
ここまで大きくなるのはすごいと思う」
伊藤さん
「この品種は《おぼろづき》と言います」
カイト「知ってる!」
ユズ「お家で食べてる!」
おぼろづきの特徴は、
なんと言っても「粘りの強さ」と「柔らかさ」。
「おぼろづき」は「ゆめぴりか」などと並んで、
北海道を代表するお米。
大阪府では小学校の学校給食に
おいしくて安全安心なお米として、
この「おぼろづき」が使われています。
伊藤さん
「ここ美唄で先駆的に取り組んだ
農家さんがいらっしゃいまして、
その方が作ったお米を私達も
食べさせてもらったんです。
そしてこれだったら(本州の米に)
引けを取らないと思って、
是非作りたいと思い
おぼろづきを作りだしました」
佐々木
「全国のお米品評会がありまして
最高ランクの金賞を取ったことがあるんです」
中村南集団のみなさんも愛着を持って
栽培し続けている「おぼろづき」。
今年も美味しいお米ができるように、
まずは苗を運ぶお手伝いをしよ~
伊藤さん
「効率よくいっぱい苗が運べるように
レールが敷いてあります。
そしてこのトロッコに苗を乗せて外に出し
トラックに積んで田んぼに運びます」
森崎
「美唄駅まで繋がっているんじゃないですか?」
河野「違うでしょっ!」
それでは苗運びをお手伝いしましょう。
まず鉄でできたケースに苗を4つ入れます。
そのケースごとトロッコに乗せます。
伊藤さん
「ケースを1つ重ねて…
全部で6ケースを載せます。
苗が折れなければ重ねても大丈夫ですよ!」
素早く丁寧に…
では苗運びスタート!
しっかりパレットを持って
ケースにセットしていきます。
伊藤さん「入れるときは“そお~っと”入れてね」
佐々木「大切に育てた苗ですからね」
ミスズはパレットを地面からはずして…
「気持ちいい!楽しい~!」
いよいよ6個そろいました。
伊藤さん「外に出しましょう」
トロッコを押してハウスを出ると
トラックが待機していました。
そのトラックに苗を積み込んでいきます。
河野「これ重いわあ~っ」
さて準備が整いましたよ!