ある晴れた日、
河野くんはお食事中でした。
河野
「今日もボクの好きなものばっかり~♪
納豆・油揚げの味噌汁、おから、冷奴(笑)。
いただきま~す!」
河野君が美味しそうに食べてる 食事。
どれもよく食卓に上がるメニューばかりですが、
実は一つの作物から
作られているものばかり!
その作物がなくなってしまうと…
河野
「納豆・お味噌汁…おからも無い!
えっ?冷奴にしょう油も??あれ?
おかずが全部、消えちゃったよ~」
さてその作物とは何か?を
一緒に勉強してくれるあぐりっこをご紹介。
男子チームは地元・旭川市から初参加の
中西悠馬君(5年生)、渡辺倖生君(6年)、
札幌からは初参加の森実優ちゃん(5年)と
高野かおりちゃん(5年)です。
佐々木
「さあ河野さんがご飯を食べていたんですが
消えちゃったんです…」
森崎
「消えちゃったものには
ある農産物が共通しているんです!
その農産物は何でしょう?」
かおり「大豆??」
森崎
「おお~大正解!よく分かったね。
全部これ大豆なんです。
大豆を原料に加工されているものなんです。
もしこの世に大豆が無かったら。
例えばお醤油が無いってことは…
みんな大好きなすき焼きは、
微妙な味付けになるよ~
お刺身だってお醤油つけられないよ。
だから大豆が無くなるというのは
大豆を原料にした物が全て無くなる…
こんなに日本人にとって大豆は
重要な農産物なんですね~」
しかも栄養パワーもすごいんです。
天使大学看護栄養学部の
荒川義人教授にに聞いてみると-
「大豆は昔から畑の肉というぐらい、
畑でなる物の中で群を抜いてタンパク質が豊富、
しかも栄養価も優れている食品なんです。
それ以外にオリゴ糖・食物繊維も豊富、
更年期障害を遅らせてくれる期待もあります」
見かけによらず大きなパワーを秘めている「大豆」
今回はそんな大豆の中でも、
プラスαの栄養素が含まれているという…
黒大豆に注目!
佐々木
「今日は旭川にお邪魔してますけど
収穫に向けてあることが始まる
とっても大切な時期なので、
みんなで今日は黒大豆を勉強しましょう!」
あぐり一同「いえ~~い!」
とここで、おかずが消えて
茶碗を持ったまま固まっていた河野君が一言!
「お…かず…」
ではみんなで黒大豆の生産者さんに
会いに行きましょう!
やって来たのは旭川市の永山地区。
佐々木
「生産者のみなさんがお待ちですよ~」
あぐりっこ「こんにちは~」
森崎
「あの…皆さんはどういうチームですか?」
株式会社北永
代表取締役 鷲尾勲さん
「水田を作ってまして
麦と大豆の作業を請け負っている会社を
今年の2月に立ち上げました」
森崎「会社なんですね」
永山地区では昭和60年の
米の転作をきっかけに
大豆栽培がスタートしました。
「北永」は50ヘクタール、
札幌ドーム10個分もの畑で
大豆を栽培しているんです。
そんな北永の畑でまずは黒大豆のお勉強です。