さてここで黒大豆の種を拝見。
森崎「何色している?」
あぐりっこ「紫色」
鷲尾さん
「大豆根粒菌(こんりゅうきん)と
農薬がかかっています。
それによって発芽しやすくなります」
河野「大豆なのにさらに大豆の菌をつける?」
鷲尾さん
「大豆は根っこに
根粒菌(こんりゅうきん)という菌がついて
そこから養分を吸うもんですから、
そのために付けるんですね」
森崎「これをどうやってまくんですか?」
鷲尾さん「あの機械でまきます」
森崎
「こっちに来ましたよ。
あれは動きながら種をまいているんですか?」
鷲尾さん「肥料もまいてます」
森崎「いっぺんに?そんなに働いてます?」
森崎
「本当に植えてあるんですか?」
土を掘り起こしてみると…
森崎「出た!種出てきた」
鷲尾さん「6センチから7センチくらい」
河野「この機械、どうなってるんですか?」
では播種機(はしゅき)を見てみよう!
肥料を入れるタンクが4つ。
そして種のタンクも4つ。
同時に4列蒔けるようになっています。
この播種機のスゴイところは
この円盤のようなもの!
森崎「LPレコードみたいな…」
佐々木「シンバルみたいな感じ」
森崎
「これが2枚あって、
この機械が走ることによって溝が広がる」
このマシーンでは
溝をきる→肥料の付いた立を落とす→
土をかけて埋める
これらの作業を一瞬でしているんです。
森崎「一台で何役も!」
河野「すごいですね」
さて種植えが完了した場所を
再びマシンが土煙を上げながら
走行してきました。
河野
「あれ?あそこって種植えてしまった
場所じゃないんですか?」
鷲尾さん「そうです!」
森崎「えっ何しているんですか?」
鷲尾さん「鎮圧をかけているんです」
森崎
「あんなズッシリ重みをかけて大丈夫ですか?」
鷲尾さん「大丈夫なんです」
種を撒いたばかりの場所を走る鎮圧ローラー。
800キロもの重さで
土を固めています。
実はこれ、大豆の栽培には欠かせない
重要な作業なんです。
ローラーをかけて所に上がってみると-
ユウマ
「さっきは何か柔らかかったけど
ちょっと固くなっている」
森崎
「フッカフカの土だったのが
踏み固められてるよね」
河野
「これはすごい!河野乗っても大丈夫!」
鷲尾さん
「種が土と密着すると
空気と触れないですから
種が乾燥しないんです。
水分を保ったまま発芽するので
発芽がよくなるんです」
あぐり一同「へえ~」
種を踏んでいじめているのではなく
より土と密着させることで
水分を保ち発芽しやすくなるんですね。
さてここであぐりっこ体験!
森崎
「ジャジャーン大豆の種を手植え体験~」
あぐり「いえ~い」
森崎
「今回は特別にあぐりっこが手植えでさせて
もらいましょう。みんな出来そう?」
かおり・みゆうは首をかしげて
「わかんない…」「多分…」