じゃ~ん、もんすけです!
近代農業に欠かすことのできないトラクター。
十勝におけるその歴史は、
今から50年以上前にさかのぼります。
昭和30年代以降から
トラクターの普及がはじまり、
農業の規模拡大が進められました。
食料自給率1000%を超える
十勝の大規模農業は
機械化と共に進んでいったんだね~
佐々木
「続いては馬耕(ばこう)体験です」
森崎「ばこう体験?」
木山さん
「馬で畑を耕す農作業の事。
それを体験してもらおうと思って」
森崎「それってつまり昔ながらの方法?」
木山さん
「昔はこうやって畑を起こしていたんです」
森崎
「昔はこれだったんだ。
これで北海道は開拓されたんでしょ!」
木山さん「そうです」
佐々木
「今日は数少ない
“馬耕オペレーター”の森浦政明さんに
お越しいただきました」
森浦さんがオペレートするのは
優しい目をしたリッキー号。
森崎「実際にみてみましょう!」
森浦さん「わかりましたハイハイ! 」
森浦さんが「ハイハイ」と合図すると
リッキー号は前に進み出しました。
森崎「速い!こんなに速いの!」
リッキー号がけん引しているのは
『プラウ』という農耕具。
プラウの両脇にはハンドルがあり
これを握ってプラウの刃を操作します。
森浦さんがリッキーに指示をだし
力強く前進することで
刃が深く土に入り
固い土も耕すことが出来るのです。
リッキーと森浦さんが進んだ後には
ほっこり土が盛り上がっています。
森崎
「こうやって耕していたんだ。スゴイね。
この広大な十勝平野を馬で…」
木山さん「切り開いてきたんです」
まさに人馬一体となった農法、
「馬耕」を見学したところで、
あぐり一同も体験させて頂くことに!
まず最初は河野くん。
河野「ハイハイ」
合図とともに引きずられる河野君。
スタートとともに危険な香りがプンプン…
河野「ちょっと待って!待って」
森崎「引っ張られてるだけだ~」
森浦さん
「オイオイオイ(止まれの合図)」
河野
「おいおいおいおい…
これは危ない!これは危ない!
腰もっていかれます!」
初体験の馬耕に悪戦苦闘しながらも、
少しずつコツをつかんで来た様子。
すると河野が無謀な挑戦に!
河野
「森浦さん、
一人で行かせてもらえませんか?」
森浦さん「いいよ」
ということで河野君、一人で挑戦!
河野「ハイハ~イ!」
リッキー君、
河野くんの合図に素直に従い前進します。
河野
「もう僕の言うこと聞くわ!森浦さんどう?」
森浦さん「いい感じだね」
張り切る河野君
河野「ハイハ~イ!ハイハ~イ!(余裕)」
と褒められたのも、つかの間…
再び危険な香りが周囲に漂い始めました。