キーンコーンカーンコーン♪
学校のチャイムが聞こえてきましたよ。
≪田んぼの学校 1時間目≫
~お米の花って?~
森崎「起立!気を付け!礼!着席!」
佐々木
「ということで田んぼの学校開校しま~す!」
特別講師にお招きしたのは、
お米生産者さんから「先生」と呼ばれ
お米の事ならなんでも知ってる
JAびばいの粟崎弘利先生です。
粟崎先生
「お米の花についてお勉強していきましょう」
森崎「お米にも花が咲くんだって」
河野「見たことある?」
カイト「見たことない!」
佐々木「これがお米の花です」
森崎「どれだどれだ?」
粟崎先生
「1つ1つの籾(もみ)の中から
“おしべ”が顔を出しています」
河野
「見えているのは花びらじゃないんだ。
おしべなんだ~!」
森崎
「稲は他の植物や野菜と同じように
花が咲いておしべとめしべが受粉して
お米が成長していく!」
ここである映像を見てみましょう。
あぐり一行「うわ~~」
河野「ウニャウニャしてるう~」
籾がパカッと開いておしべが
ウニャウニャっと出てきました!
実はこれ、
あぐり王国北海道がとらえた貴重映像!
おぼろづきの花が咲く瞬間です。
天気が良い午前中、
およそ2時間だけしか咲かないお米の花ですが、
受粉はわずか30分で終わります。
受粉が行われると籾(もみ)は閉じるんです。
河野
「幻の2時間だけしか開店してない
名店みたいな!」
ユズ
「なんかちょっと…気持ち悪かった!」
森崎「正直だよね」
≪田んぼの学校 2時間目≫
~稲穂からミルクが?~
佐々木
「2時間目!稲穂からミルクが出る?」
森崎
「先生!稲穂からミルクは出ませんよ」
この実験に使うのは水田に生えている稲。
穂はまだ青い状態です。
粟崎先生
「少し膨らんでいる所を指でぐっと押して!」
佐々木
「つぶしてみてください~」
穂をつぶしてみると…
カイト「鼻にブチュってついた」
確かに稲穂から白い液体のようなものが
出てきました。
ユズ「ブシュって出てきた!」
みんな真剣に稲穂を指で潰します。
ユズ「楽しい~なんか!」
このミルクのような白い液体。
一体何かというと…