佐々木「草地更新ってどういうものですか?」
宮本さん
「牧草地は利用年数が経過すると
牧草の数が減って
その隙間に雑草が生えてきます。
そうして牧草が少なくなって
雑草だけになると、
牛が草を食べなくなってしまい
栄養価も減るので
牛が牛乳を出す量が低下してしまいます!
それで土を起こして種をまいて
新しく牧草地を作る
というのが草地更新です」
宮本さん
「大きな機械が入って
一気にやってしまいますので…」
森崎「って起こす訳?土を?」
宮本さん「ハイ!30センチほど…」
森崎「30センチ!」
森崎
「牛が安心安全な牛乳を出すために
エサとなる牧草が必要になる!
で、草地更新をすることで
雑草の数が減って牧草がいっぱいになる!
そしたら牛さんは喜ぶわなっ!」
宮本さん
「8年程で牧草の量は
急激に低下しますので
多いところでは8割が雑草になってしまう」
森崎
「8割も!そしたら牛さん…
そこはモウいいよって…」
佐々木「牛だけにね」
藤尾「でました酪農ギャグです」
そこで重要になってくるのが草地更新。
早速、作業を見せてもらいましょう!
担当は北進工業の新濱(しんはま)彰さん。
森崎
「草地更新を行う前の畑が僕らの足元。
こうした場所を更新してくんですが…」
新濱さん「行きますか?」
森崎「行きましょう!」
新濱さん「ユウト!起こし…来い!」
森崎
「ちょっと~指示としてどうですか??」
新濱さん「イヤイヤこれで…来る!」
第1工程 『土を起こす』
轟音を響かせて重機がやってきました!
「何あれ?スゴイ!」
チャレンジャーという重機が土を
起こしながらやってきました。
あぐりっこ「うわ~すごい!」
あぐりっこ達がいる場所と
大きく段差ができています。
森崎「大地の裂け目!みたい」
黄色い草地から真っ黒な土が
あらわになりました。