あぐり王国 放送内容

2013ǯ0921土
有機栽培のタマネギとは?


お話を伺うのは
タマネギを栽培して19年の福田裕治さん。
様々な方法でタマネギ栽培を行っています。



森崎
「JAきたみらいのタマネギの生産量って
 どのくらいなの?」

佐々木
「年間で23万トン生産しています」

マサキ「待って…(頭を抱える)」

藤尾「数字踊ってるぞ」

佐々木
「タマネギを1個1個並べると
地球2周分!」

藤尾「すごいね」

佐々木「ポカーンって感じですよね」





JAきたみらいエリアは
全国一のタマネギ産地!
年間約23万トンも生産していて、
これは道内生産量の約40%も
占めているんです。



ひろ~いタマネギ畑ですが
ちょっと見た目に違いがあるようです…

福田さん
「こちらにあるのは一般栽培のタマネギです」

福田さんをはじめJAきたみらいエリアの
数名のタマネギ生産者は、
様々な方法でタマネギを栽培しています。

1つが化学肥料や農薬を地域によって
定められた基準の半分で育てる
「特別栽培」という方法。

さらに一番手間がかかるのが…





福田さん「“有機栽培”です」

森崎「聞いたことあるかな?」

マサキ「なんとなく…」

佐々木
「有機栽培とは化学的に合成された
 肥料・農薬を避け
 堆肥などによる
 土づくりを行った畑
 作物を栽培する方法!」





佐々木
「さきほどの畑は安全基準にのっとって
 年に何回か(化学的な)農薬・肥料をまくが
 有機栽培のタマネギは化学的な農薬肥料は
 避けて育てられているんです」



森崎「みんな堆肥って何だ?」

マサキ「動物のフンとか?」

森崎「そうだね」

福田さん
なたねカス・米ぬか・魚粉・鶏糞などを
 混ぜたものを使っています」
 
化学的な農薬や肥料を避け、
堆肥で地力を高めた畑で作物を作る
「有機栽培」。
環境に配慮した方法として、
近年、注目されているんです。





福田さん
「葉っぱをみてもらったら分かるんですが
 (有機栽培は)“根切り”をしたので
 葉っぱがほとんどないですよね。
 これは農薬がかかってない証拠なんです!」



森崎
「“根切り”ってわかるかな?
 タマネギにはながーい根っこがあり
 上には長ネギのような葉っぱが生えてる。
 これを収穫前に根っこを切る!
 根っこを切らないと…」

福田さん
“割れたり”“皮がむけたり”する」





福田さん
「農薬をかけていると
 根切りをしても多少の葉っぱは残りますが
 有機栽培は農薬を一切かけていないので
 溶けてなくなっちゃうんです

森崎
「葉っぱが枯れてしまうのも
 大きな特徴なんですね」




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