

森崎
「一般的に北海道の畑と言うと
大量に野菜を育てますから
化学肥料や農薬を使わざるを得ません。
その中で有機栽培に特化するというのは
ラクなことではないですよね…」
福田さん
「大変です!
一番大変なのは…草取りですよ」
森崎
「農薬まかないから雑草生えてくる…」
福田さん
「病気にも弱く、一時期、病気のせいで
ものすごく減収したことがあり
微生物殺菌剤などを見つけて使ってます」

一番大変な草取りとは?
今回はあえて撮影用に草を残してもらい
どのように作業するか教えてもらいました。
福田さん
「このまま(雑草を)残しておくと
種を落として来年は
この倍、草が生えてしまう!
なので手で全部とって行くんです」

佐々木「向こうからどのくらい?」
福田さん「180メートルあります」
あぐり一行「やだ~~」
森崎
「ちょっと…やってみるかあ!なあ!
(と藤尾君を見る)」
藤尾「みんなでしょ?」

では藤尾君、草取りにチャレンジ~
福田さん
「コツは腰が痛くなるので
這いつくばるようにやること!」
藤尾
「あ…確かに腰痛くならないですね」
佐々木「雑草との戦いですよね」

森崎「足元に1個忘れてるよっ!」
藤尾「えっ…どれ?あっホントだ」
佐々木「まだ見落としてる!右足右足」
藤尾「どこ?どこ?」
みんな「そこ!そこ!」
藤尾
「(面倒になって)これくらい大丈夫!」
福田さん「ダメですね」
藤尾
「細かいのも残したらダメなのは難しい。
しかもかなりの集中力がいる」

ここで、あぐりっ子もお手伝い!
森崎「自分でやるとどうだい?」
マサキ
「疲れる…
細かく見なきゃいけないから」

黙々と作業するあぐりっこ。
佐々木「これは細かい作業ですねえ」
雑草が生い茂ると通気が悪くなり
病気の発生が増したり、
堆肥の栄養がとられてしまったり、
いい事はありません。
そこで福田さんは雑草が生え出す
5月下旬になると
機械で雑草の根を切ります。
そして6月下旬から1本1本
手作業で草むしりを行うのです。

実際に30分作業をやり終えました。
森崎「取りました。雑草で~す!」
藤尾「とったど~」
ソウタ
「腰が疲れるし…
何本とっても何本とってもまだあるし!」
藤尾
「かなり手入れしてある畑でも
こんなに取れるんだね」

あぐりっこが体験させてもらった草取り。
福田さんは草を取るだけではなく…
佐々木
「ここに分厚いファイルがあります。
これはみんなが頑張った草取りなどの
記録が書かれたものなんです。

佐々木
「やったことの内容・いつやったか?など
細かく書かれてます」
森崎「うわ~日記だあ」
なぜこのように記録をとるのでしょう?