今回は「きたくりん」の品種改良に
携わっていた菅原彰さんにお話を聞きます。
菅原さん
「この大きな木なんですけど
ユリノキと言います。
田園の幸福という花言葉がありまして、
ちょうど試験場が出来た時というのは
水田があったり畑があったり…
田園風景そのものだったんですね。
そこの一帯が幸福になるように…
そういう願いがユリノキに込められてます」
森崎「ステキ!」
佐々木「今日のテーマにピッタリ♪」
きたくりん!見てみましょう!
森崎
「僕らの後ろにあるのが…
“きたくりん”乾燥中」
菅原さん
「きたくりんの“くりん”は
クリーン農業に活用されるように…
という願いが込められています。
実はこのきたくりんは
この地方で広く栽培されている
“ふっくりんこ”の子供なので
その“くりん”をとってもいます」
森崎「くりん一族なのね」
名前の秘密を知ったところで、
どんな特徴のあるお米なのか聞いていこう!
実はとっても画期的なお米だったです。
菅原さん
「このきたくりんの特徴なんですが
いもち病に強い」
森崎「いもち病、知ってる?」
ルリ「黄色い斑点がつく!」
菅原さん「当たってますね」
菅原さん「これがいもち病にかかった稲ですね」
森崎「実はついてる?」
コウタロウ「ついてる…けど少ない!」
森崎
「日本の稲作にいもち病は天敵で
ずっといもち病をどう克服するかが
必要だったんですけど、
その病気に強く耐性のある品種!」
病気に強いということは?