菅原さん
「いもち病に対する農薬を
普通の栽培ならまかなくても
被害は最小限に抑えることができます!」
森崎「そっか~」
藤尾
「1ついいところが引き出ると
なんかへっこむ(悪いこともあり)みたいな。
ちょっと味が落ちたりするとか…」
菅原さん
「味のほうもななつぼしと同じくらい、
もしくは少し優る!と言われています」
今年デビューしたきたくりん。
いいお米が実りにくくなる『いもち病』の薬を
減らして栽培できる!
という特徴を持っているのですが
一体どのように開発されたのでしょうか…
そこで親として選ばれたのは
この3つの品種。
病気に強く味が良いとされる「ふ系187号」
「空育(くういく)162号」を掛け合わせ
さらに寒さに強く味が良いとされる
「渡育(といく)240号」いわゆる「ふっくりんこ」を
掛け合わせてできました。
菅原さん
「親となるのは全部、番号の状態。
これは品種になる前のものなんです。
品種になる前のものを選んでくると
それこそ日本全国で数百~千の
候補が出てきます」
森崎
「つまり1000×1000の組み合わせが
考えられる…100万!?」
菅原さん
「場合によっては
それ以上のものになってきますね」
あぐり一同「へえ~」
菅原さん
「実はこの番号がつく…ここまで
辿り着くまでも大変なんです!」
藤尾
「この“ふ系187号”だった色んなものから
勝ち抜いた1つですもんね」
コウタロウ
「この2つがかわいそう…」
佐々木「惜しいところまで行ってね」
菅原さん
「のちの子供が空育172号(きたくりん)として
デビューしたということですね」
森崎
「ななつぼしよりも食味が優れている!
子供(きたくりん)がオヤジ(空育162号)の
無念を晴らしましたね」