あぐり王国 放送内容

2013ǯ1026土
ドラマティックな品種改良!


菅原さん
「いもち病に対する農薬を
 普通の栽培ならまかなくても
 被害は最小限に抑えることができます!」

森崎「そっか~」

藤尾
「1ついいところが引き出ると
 なんかへっこむ(悪いこともあり)みたいな。
 ちょっと味が落ちたりするとか…」





菅原さん
「味のほうもななつぼしと同じくらい、
 もしくは少し優る!と言われています」

今年デビューしたきたくりん。
いいお米が実りにくくなる『いもち病』の薬を
減らして栽培できる!
という特徴を持っているのですが
一体どのように開発されたのでしょうか…





菅原さん
「品種開発をする場合は
 まずどういう品種にしたいかを決めます。
 このきたくりんの場合は
 病気に強くおいしいお米! 
 これをコンセプトにしました」



そこで親として選ばれたのは
この3つの品種。
病気に強く味が良いとされる「ふ系187号」
「空育(くういく)162号」を掛け合わせ
さらに寒さに強く味が良いとされる
「渡育(といく)240号」いわゆる「ふっくりんこ」
掛け合わせてできました。

菅原さん
「親となるのは全部、番号の状態。
 これは品種になる前のものなんです。
 品種になる前のものを選んでくると
 それこそ日本全国で数百~千の
 候補が出てきます」





森崎
「つまり1000×1000の組み合わせが
 考えられる…100万!?」

菅原さん
「場合によっては
 それ以上のものになってきますね」

あぐり一同「へえ~」





菅原さん
「実はこの番号がつく…ここまで
 辿り着くまでも大変なんです!」

藤尾
「この“ふ系187号”だった色んなものから
 勝ち抜いた1つですもんね」





コウタロウ
「この2つがかわいそう…」

佐々木「惜しいところまで行ってね」





菅原さん
「実は空育162号と言うのは
 ななつぼしの同期生なんですよ。
 言ってみればオーデションの
 最終審査まで残ったいた!
 ただちょっと収量が足りなかった。
 で空育163号が後の
 ななつぼしなんです」




森崎
「ドラマティックですね~
 オレはダメだったが…
 お前は育ってくれ!」



菅原さん
「のちの子供が空育172号(きたくりん)として
 デビューしたということですね」

森崎
「ななつぼしよりも食味が優れている!
 子供(きたくりん)がオヤジ(空育162号)の
 無念を晴らしましたね




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