ここで興味津々のコウタロウが質問!
コウタロウ「食べられる?」
コウタロウ
「この2つが無かったら…
これ(きたくりん)が無かった…
ありがとうだね」
佐々木
「そうだね。
親になる品種の存在は大きかったね。
この子たちも優秀でなければ
良いところは次に残せない」
品種改良の大変さを学んだ後は
目と舌で品種改良を体験しよう~
ということでご用意いただいたのは
炊き立てのお米!ですが…
コウタロウ「玄米っぽい」
ユメ「あんまり白くない」
ルリ「カピカピしてそう」
んんん~?茶色い線が見えるし
全体的に茶色っぽいような…
これは正直、おいしくなさそう…
あぐり一行もなんだかけげんな表情を
浮かべてます。まずは、よく見てみよう!
アユ
「ふっくりんこの特徴を受け継いでいるとは
思えない…」
藤尾
「ここまでの話を聞いてるものとは
イメージが違うよね」
コウノスケ「食べるには勇気がいる」
恐る恐る食べてみると…
コウタロウ
「いつも食べてるお米より…
甘みがなくて…さっぱりしている」
コウノスケ「ごはんだけでいける!」
森崎「コウノスケは好きなのね」
ルリ「粘り気はあんまりない…」
藤尾
「そしてちょっと不機嫌な感じになりました。
これ炊いた人初めてごはんを炊いた?
水の加減を間違えてるな」
佐々木
「普段食べているお米と違いますか?」
みんな「ちがう…」
あぐり一行が試食しているこのご飯。
実はとっても貴重なお米だったんです!
菅原さん
「みなさんにいただいてもらったのは
≪赤毛≫という昔の
お米の品種なんです」
森崎
「これきたくりんじゃないんですか!
きたくりんを食べさせるような演出で!
きたくりんを応援できないな…
と思っていましたよ~」
赤毛の稲穂を見てみると…
「毛みないなのが長い!」
ルリ「髪の毛の茶髪みたい!」
コウノスケ「茶色とオレンジ混ざってる」
森崎
「その赤毛という品種は今でも
作っているってことですか?」
菅原さん
「道南農業試験場では品種保存をするために
毎年、昔の品種を植えて参観に来る方に
見てもらうために作っているお米です」