じゃ~ん、もんすけです!
十勝の畑作にとって重要な役割を担う豆。
その歴史について帯広百年記念館の方に
伺ってみました。
帯広百年記念館 持田誠学芸調査員
「十勝の豆は明治16年に
晩成社(ばんせいしゃ)の
依田勉三(よだべんぞう)達が入植して以来、
作られている代表的な作物。
大正時代に入って第一次世界大戦が始まると
ヨーロッパで主にエンドウ豆が不足した為に
大幅に輸出されるようになって
十勝は空前の豆景気「赤いダイヤ」など
言われて持てはやされる時代を迎えます。
こうしたことから本州の製菓業界などを
中心として使われるようになってきてます。
そうしたことからも重要な作物と言えます。
豆と十勝というのは単に農業だけではなく
人々の暮らしの色々な部分で密接に関わってきた
特別に思い入れのある作物といえます」
100年以上の歴史がある十勝の豆!
こうした歴史があるからこそ、
豆は十勝の代表的な作物として
大切に作られているんだね~
さて続いてはあぐり一行は出荷前に行われる
豆の選別作業を見学します。
教えてくれるのJAうらほろの舟橋敏行さん。
さて選果場に入っていきましたよ。
森崎
「お邪魔します。こんにちは…
誰もこっちを見てくれません
(みなさん)目と手がすごい動いてますね」
舟橋さん
「こちらは“大正金時”という豆です」
手作業で選別しているのは、
煮豆などの惣菜で主に使われる
「大正金時」という豆。
傷や変形など人の手と目で
入念に選別を行います。
森崎
「こういうふうに割れているものとかを
目で見て判断して取り除いてるんだ」
河野「大変ですねえ」
ここで、あぐりっこが豆の選別に挑戦!
上手にできるかな~
河野「アマネが良い速さで手を動かしてる」
佐々木「まんべんなく見てよ~」
森崎「これは忙しい忙しい」
レーンにどんどん流れてくる
豆・豆・豆…
目と手で豆の割れなどを確認し
素早く手元の廃棄用の箱に入れます。
一瞬でも気を抜くと
豆は流れて行ってしまいます…
集中力と根気が必要な大変な作業です。
森崎「見てるこっちが…目が痛い!」
佐々木「目が痛い!」
森崎
「みんな本当に大丈夫?大丈夫」
森崎「アマネ大丈夫?」
アマネ「最初はすごい大変だったけど…」
森崎
「ちょっと…目が充血してる!
まばたきしてるか?」
アマネ「してない…」
森崎
「これアズキもやるの!?
アズキは小さいから大変だねえ~」
JAうらほろでは手作業以外に機械でも
豆の大きさや重さ色合いもチェックしています。
このような作業を通じて安全安心な豆を
提供する為の品質管理を行っています。
さてお次は色んなお豆の勉強です。
佐々木
「浦幌町内で栽培されている
少し変わった豆を用意して頂きました」
ということである豆の種類について学習!
佐々木
「お豆は3種類に大きく分類できます」
森崎「菜豆ってなんだ?」
ホノカ「なず?」
舟橋さん「これは“サイトウ”と言います」
菜豆(さいとう)は一般的に知られる
インゲン豆の総称で様々な色と模様が
特徴的な豆の種類なんです。
一体どんな色をしているのか?
サヤから取り出して確認してみよう。
まずはこの豆から!