あぐり王国 放送内容

2013ǯ1102土
目が充血?細かい選別作業に挑戦!


じゃ~ん、もんすけです!
十勝の畑作にとって重要な役割を担う豆。
その歴史について帯広百年記念館の方に
伺ってみました。

帯広百年記念館 持田誠学芸調査員
「十勝の豆は明治16年に
 晩成社(ばんせいしゃ)の
 依田勉三(よだべんぞう)達が入植して以来、
 作られている代表的な作物。
 大正時代に入って第一次世界大戦が始まると
 ヨーロッパで主にエンドウ豆が不足した為に
 大幅に輸出されるようになって
 十勝は空前の豆景気「赤いダイヤ」など
 言われて持てはやされる時代を迎えます。
 こうしたことから本州の製菓業界などを
 中心として使われるようになってきてます。
 そうしたことからも重要な作物と言えます。
 豆と十勝というのは単に農業だけではなく
 人々の暮らしの色々な部分で密接に関わってきた
 特別に思い入れのある作物といえます」
  
100年以上の歴史がある十勝の豆!
こうした歴史があるからこそ、
豆は十勝の代表的な作物として
大切に作られているんだね~





さて続いてはあぐり一行は出荷前に行われる
豆の選別作業を見学します。
教えてくれるのJAうらほろの舟橋敏行さん。

さて選果場に入っていきましたよ。

森崎
「お邪魔します。こんにちは…
 誰もこっちを見てくれません
 (みなさん)目と手がすごい動いてますね」

 





舟橋さん
「こちらは“大正金時”という豆です」

手作業で選別しているのは、
煮豆などの惣菜で主に使われる
「大正金時」という豆。
傷や変形など人の手と目で
入念に選別を行います。

森崎
「こういうふうに割れているものとかを
 目で見て判断して取り除いてるんだ」

河野「大変ですねえ」





ここで、あぐりっこが豆の選別に挑戦!
上手にできるかな~

河野「アマネが良い速さで手を動かしてる」

佐々木「まんべんなく見てよ~」

森崎「これは忙しい忙しい」

レーンにどんどん流れてくる
豆…

目と手で豆の割れなどを確認し
素早く手元の廃棄用の箱に入れます。

一瞬でも気を抜くと
豆は流れて行ってしまいます…
集中力と根気が必要な大変な作業です。





森崎「見てるこっちが…目が痛い!

佐々木「目が痛い!」

森崎
「みんな本当に大丈夫?大丈夫」





森崎「アマネ大丈夫?」

アマネ「最初はすごい大変だったけど…」

森崎
「ちょっと…目が充血してる!
 まばたきしてるか?」

アマネ「してない…」





森崎
「これアズキもやるの!?
 アズキは小さいから大変だねえ~」

JAうらほろでは手作業以外に機械でも
豆の大きさや重さ色合いもチェックしています。
このような作業を通じて安全安心な豆を
提供する為の品質管理を行っています。





さてお次は色んなお豆の勉強です。

佐々木
「浦幌町内で栽培されている
 少し変わった豆を用意して頂きました」

ということである豆の種類について学習!





佐々木
「お豆は3種類に大きく分類できます」

森崎「菜豆ってなんだ?」

ホノカ「なず?」

舟橋さん「これは“サイトウ”と言います」

菜豆(さいとう)は一般的に知られる
インゲン豆の総称で様々な色と模様が
特徴的な豆の種類なんです。





一体どんな色をしているのか?

サヤから取り出して確認してみよう。
まずはこの豆から!




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