あぐり王国 放送内容

2013ǯ1102土
改めて知る十勝の偉大さ…


サヤから出すと真っ白な豆が!

森崎「真珠みたいだね」

河野「光り輝いてる!」

森崎「白真珠豆?」

舟橋さん
「おしい!福白金時といいます」

「福白金時(ふくじろきんとき)」は、
主に和菓子の原料などに用いられる
生産量が少ない希少な豆です。





続いてはコチラの豆!

ホノカ「なんか茶色っぽい!

森崎「なんかカワイイな」

舟橋さん
「こちらの豆は“とら豆”です」





「とら豆」はその名の通りトラ模様が特徴で
主に煮豆や惣菜に用いられる珍しい豆。




そのほか紫色が特徴の
「紫花豆(むらさきはなまめ)」
ウズラ模様が特徴の
「中長(ちゅうなが)うずら豆」など、
菜豆と呼ばれる豆には
様々な種類があるんです。



舟橋さん
「浦幌町ではアズキより
 菜豆(サイトウ)の方が面積が多いんです

森崎「へえ~」

ユウタ
「トラ豆とか見たことがないから
 珍しいと思った」

森崎
「豆にもこんなに柄があるんだもんね」





さてここからは十勝シリーズで学んだ
輪作作物の小麦・じゃがいも・てん菜・
豆類で作った生産者直伝の
お手軽料理を頂きます。

1品目はビーンズクラブ代表
佐藤とも子さん。
千切りにした地元産のじゃがいも
「きたあかり」の生地に
チーズをたっぷりのせた『いもピザ』。

2品目は十字(じゅうじ)満さん。
地元産小麦と豆の煮汁を
合わせて作るパンで大正金時・福白金時・
とら豆などの煮豆をサンドした『煮豆のサンド』。
生クリームにはてん菜が原料のグラニュー糖を
使っています。

※レシピコーナーに『いもピザ』の作り方が
 アップされています!





ではみんなでいただきま~す。

もう豪快にかぶりつきます。





アマネ
「チーズがキレイで
 焼き加減がすごいいい感じ!

森崎「うめ~イモ甘いっ」
河野「美味しい!」

ホノカ
「パンとあってて豆の甘さが
 引き出されていて美味しい!」

河野「豆の味がしっかり出てる!」

十字さん
「生クリームは甘さ控え目で作ってます」

森崎
「いや~豆うまいわっ
 うちの隣にパン屋さん出してほしい」





さてこの半年間
あぐりっこは十勝の畑作を学んできました。

森崎
「取材を3回やって十勝への想いって変った?」

タクヤ
「札幌では畑とか見ないから
 農家さんが作った作物をJAさんに送って
 お店に並ぶだけだと簡単に思ってたけど
 このシリーズで農家さんの大変さが
 良くわかりました」
 
森崎「十勝に住んでてどう思う?」

アマネ
「今までは(十勝は)作物を作っている量が
 多いだけでちょっとあっちやこっち(全国)に
 行ってる(出荷されてる)ぐらいだと思ってたけど 
 ここまで色んな人たちが作ったりしていて…
 改めてスケールが大きいなって思った」

森崎
「これまでも道路走ってて目にしていたこと
 だと思うんだよね。
 けど知らないと通り過ぎちゃう。
 勉強したことで豆を食べる時…
 小麦を食べる時、馬鈴薯を食べる時に
 考えることが出来る。
 そういう事を大切にしてもらいたいですね」





食糧基地十勝の生産者としての想いは?

佐藤とも子さん
消費者に安心な作物を届けたい!
 そういう気持ちをずっと忘れないで
 農業を続けていきたいです」

十字満さん
「四季が春夏秋冬ってあって
 この十勝の中で四季を感じながら
 仕事を出来るのはとても楽しいんです。
 楽しみを感じながら美味しいものを作る…
 というのをいつも心がけてやってます」

佐々木
「頑張っている皆さんのお話を聞けたのは
 本当に大きいですね」





河野
「本当にアレですよね…
 ありが十勝ですよね」

森崎
「ありが十勝…
 言うならもうちょっと
 自信を持って言ってくれないかな!」

私たちの食を支える十勝。
そのスケールの大きさを学んだだけでなく
生産者さんみなさんの熱い想いも
学ぶことができました。
これからますます重要になり
パワーアップしていく十勝農業!
これからも感謝していただきます!




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