あぐり王国 放送内容

2013ǯ1130土
新規就農が町のいい刺激に!


飛岡さん
「まずは土日夏休みを利用して
 『短期農業体験』『プレ体験』をやって
 農家に泊まり込みで農家の生活
 体験してもらう!」



森崎
「それで(自分には)合わないって場合は
 お断りすることも出来る?」

飛岡さん
「プレ体験で『農業は自分に向いてない』
 と思った場合は、
 辞める方もたくさんいます」
 
河野「ほかの町でもやってる?」





飛岡さん
「やってる所もあると思うんですが
 うちの特徴は
 『短期体験で農家に泊まる』。
 実際に農家の生活をして
 (農家の方と)ごはんを食べたり
 お酒を飲みながら
 農業のことやむかわ町のことを
 じっくり聞きことが出来る!」

森崎「飛岡さんお酒好きそう~!」





短期農業体験のあとは、
1年間の長期農業体験を行います。
その後、関係機関による
就農への意思確認
適性審査などを経て、
町内の研修農場で2年間、
より実践的な農作業を体験。
むかわ町では、このような段階的な
ステップアップによって
『新規就農』を支援しています。
そして、さらなる特色が-



飛岡さん
「地域の生産者受け入れ農家、
 農協・町・農業委員会、
 こういった関係機関が一体となって
 新規就農者をサポートするような
 体制をとっているんです!」

森崎「なんかいっぱいいますよ~!」

佐々木
「サポートする人がこんなにいます」





森崎
「一家族にこれだけのたくさんの
 人たちがバックアップしてくれる…」

河野「これは珍しいことですか?」

飛岡さん「そうですね!」

森崎
「町をあげて新規就農者を
 歓迎しますよってことですよね」





飛岡さん
「この体制を整えるのに
 一番最初に『やりましょう』と言ったのが
 農業者からなんです。
 これからのむかわ町の農業を考えたときに
 町外から農業に携わる人を育てようと…
 そこでむかわ町やJAも含めた関係機関が
 バックアップする体制を整えました」
 
森崎
「みんなで分担してフォローしようよっ
 盛り上げようよってことが
 むかわ農業・むかわ町のためになる!
 これが確立してるって素晴らしいですね」

飛岡さん
「長い年月がかかりましたけど
 なんとかここまで来たのかなっって!」





じゃーんもんすけです。
2010年に生産者やJA、
そして役場などが連携して本格的な
新規就農への取り組みが始まりました。

地域全体の万全なサポート体制によって
就農希望者の相談件数が増加。
就農後の営農体制にその理由があるんだって。

JAむかわ 西内敬宜さん
「取り組みやすい農業が“ハウス栽培”。
 今むかわ町ではトマトやレタス栽培に
 取り組んでいますので
 お金がかからない取り組み方として
 ハウス栽培をメインにしています。
 最近は農業法人も増えてきてますので
 農業者の片腕となって
 一生懸命に仕事してもらうことは
 むかわ町の農業のためになっています。
 関係機関や団体が一体となって
 積極的に支援しています」





むかわ町で取り組んでいる新規就農は
ビニルハウスなどを使った野菜栽培に
限定していて、年間を通した
安定的な生産体制を確立しています。

生産量の向上にも繋がる新規就農。
この取り組みを積極的に進めた
地元生産者さんにその想いを伺いました。

生産者 内海 久俊さん
「地域の人たちも新規就農者には
 かなり期待をしているし
 彼らもすごい前向きで真剣で活気がある!」





内海さん
地域の高齢化が進んでいるので
 若い人と接することで
 元気になって頑張る!
 そのような相乗効果いい刺激
 なっていると思ってます」

地域全体に活力を与える
むかわ町の新規就農の取り組み。
全道各地にもっと広がるといいよね!




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