あぐり王国 放送内容

2013ǯ1207土
♯270 北海道の重要作物・てん菜の魅力 編


こちらはあるモノの国内における
供給量を表すグラフです。

輸入品が大半を占めるなかで、
国産品の8割が北海道
生産されているもの。
いったい何か分かりますか?

答えは…砂糖!

北海道産砂糖の原料は北海道でのみ
栽培されている作物『てん菜』です。
その砂糖には人間の身体にとって
実は重要な役割を果たす成分が、
豊富に含まれています!

道産の砂糖をもっと学ぼう!
今回はその迫力の製造工程や、
地域を盛り上げる様々な役割など
『てん菜』から作られる
『砂糖』の魅力に迫ります。





佐々木
「道北の剣淵町にやって来ました。
 今日は北海道を代表する
  “てん菜”について学んでいきます。
 と言うことで我々の目の前に
 すでにありますよ…てん菜が!」

河野「すごい!迫力すごいよね」

佐々木「どういう作物か分からない人も…」

森崎
「いや~本州から来たら
 何だろう?ってなるでしょうね。
 子供たちも何だろうって思ってるでしょうね」

佐々木
「あぐりっこ分からないと思いますね」





さて今回のあぐりっこは、
小学5年生の松田一桜(カズサ)君と、
小学6年生の本間海斗(カイト)君
伊原麻菜(マナ)ちゃんと
阿部夢姫(イブキ)ちゃんの以上の4名です。



森崎
「みんなの目の前にある山。
 何にみえる?」

イブキ「ダイコンみたいな…」

カイト「レンコン?」

森崎「なるほど~」

あぐりっこは作物のことを全く分かりません…





では実際に手に持って考えてみよう。

佐々木
「この作物はあるもの変化します!」

森崎
「絶対みんなが知ってるものになります。
 さて何だと思いますか?」

しばしあぐりっこ考えて…





カイト「ニンニク?」

森崎「これがニンニク~?」

河野「なか開けたらポロポロポロって!?」





佐々木
「ではヒントです!
 お菓子に使われています」

イブキ「砂糖??」

森崎「せいか~~い!」





砂糖の原料となる『てん菜』は、
ビートサトウダイコンとも呼ばれ、
全道各地で栽培される、
涼しい気候に適した農作物なんです。

森崎
「このてん菜というのは
 お菓子やケーキに使われる
 砂糖の原料。寒さには強いんだけど
 長い期間、育てる必要があるんです」





森崎
「てん菜(ビート)の種っていうのは
 本当に小さい!
 俺のこのホクロぐらい!
 これぐらいの種があんなに大きくなるの」



『てん菜』の栽培は3月頃からはじまります。
まずは大量の苗を効率よく育てる
紙製の苗床(なえどこ)“ペーパーポット”に
種を植えてビニルハウスで45日ほど育てます。
そのあと苗を広大な畑へ移植して、
タネ植えから8ヶ月ほど経つと、
およそ1キログラムまで成長するのです。

佐々木
「それではこのてん菜が集められる
 製糖工場に行きたいと思います」

森崎「砂糖が作られる工場ですね!」




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