こちらはあるモノの国内における
供給量を表すグラフです。
輸入品が大半を占めるなかで、
国産品の8割が北海道で
生産されているもの。
いったい何か分かりますか?
答えは…砂糖!
北海道産砂糖の原料は北海道でのみ
栽培されている作物『てん菜』です。
その砂糖には人間の身体にとって
実は重要な役割を果たす成分が、
豊富に含まれています!
道産の砂糖をもっと学ぼう!
今回はその迫力の製造工程や、
地域を盛り上げる様々な役割など
『てん菜』から作られる
『砂糖』の魅力に迫ります。
佐々木
「道北の剣淵町にやって来ました。
今日は北海道を代表する
“てん菜”について学んでいきます。
と言うことで我々の目の前に
すでにありますよ…てん菜が!」
河野「すごい!迫力すごいよね」
佐々木「どういう作物か分からない人も…」
森崎
「いや~本州から来たら
何だろう?ってなるでしょうね。
子供たちも何だろうって思ってるでしょうね」
佐々木
「あぐりっこ分からないと思いますね」
森崎
「みんなの目の前にある山。
何にみえる?」
イブキ「ダイコンみたいな…」
カイト「レンコン?」
森崎「なるほど~」
あぐりっこは作物のことを全く分かりません…
では実際に手に持って考えてみよう。
佐々木
「この作物はあるものに変化します!」
森崎
「絶対みんなが知ってるものになります。
さて何だと思いますか?」
しばしあぐりっこ考えて…
カイト「ニンニク?」
森崎「これがニンニク~?」
河野「なか開けたらポロポロポロって!?」
佐々木
「ではヒントです!
お菓子に使われています」
イブキ「砂糖??」
森崎「せいか~~い!」
砂糖の原料となる『てん菜』は、
ビートやサトウダイコンとも呼ばれ、
全道各地で栽培される、
涼しい気候に適した農作物なんです。
森崎
「このてん菜というのは
お菓子やケーキに使われる
砂糖の原料。寒さには強いんだけど
長い期間、育てる必要があるんです」
『てん菜』の栽培は3月頃からはじまります。
まずは大量の苗を効率よく育てる
紙製の苗床(なえどこ)“ペーパーポット”に
種を植えてビニルハウスで45日ほど育てます。
そのあと苗を広大な畑へ移植して、
タネ植えから8ヶ月ほど経つと、
およそ1キログラムまで成長するのです。
佐々木
「それではこのてん菜が集められる
製糖工場に行きたいと思います」
森崎「砂糖が作られる工場ですね!」