あぐり王国 放送内容

2013ǯ1207土
まるで南国♪驚きの製造過程とは…


じゃ~ん、もんすけです。
北海道だけで栽培される砂糖の原料・てん菜。
その栽培は道内各地で行われていて、
士別を含めた8か所の製糖所で
砂糖が作られています。
てん菜はボクたち消費者にとってだけではなく、
生産者にとっても重要な作物なんだよ。

JA北ひびき 甜菜振興協議会
高井俊一会長
「てん菜や馬鈴薯は地下になる作物です。
 小麦や豆は地上になる作物です。
 上のものを作ったら下のものを作る…
 それが輪作ですが土壌の活性化に繋がったり
 病害虫も減らすことが出来るんです。
 よっててん菜は大切なものなので
 絶対必要不可欠なものだと思います」

北海道の畑作に重要な役割を担う・てん菜!
安全安心な北海道産の砂糖が
もっともっと増えたらうれしいな~





さて一行はいよいよ工場の中へ…

何やら大量にレーンにのって運ばれています。

井上さん
「これは洗浄したてん菜を機械を使って
 千切りにしています

ここで特別に加工前のてん菜を
味見させてもらうことに…





イブキ「甘い!」

森崎「糖度計で計るとどれぐらい?」

井上さん「16%ぐらいあります」

森崎「16%!それは甘い。フルーツだ!」

洗浄されたてん菜は、
まず工場で細かく刻まれます。
そして温水で糖分を抽出する工程へ-





さて次の工程の場所に行ってみると…

森崎「南国だな!」

カイト「暑すぎて死にそうです!」





外の寒さとはうって変わって
南国に来たかのような…
うだるような暑さです。

佐々木
「私たちの後ろに大きなタンクがあって
 小窓から白い液体が跳ねているように
 見えますが、これは何ですか?」





井上さん
「ここは煮詰めている工程なんですが
 砂糖にするには水分を飛ばさなければ
 いけないので、ここで濃縮します」



森崎
「つまり糖度が16%から
 何%になるんですか?」

井上さん「65%ぐらいですね」

森崎
「かなり糖度が上がっているんですね」





てん菜から糖分を抽出した液体は、
およそ75度の温水で煮詰めて、
糖液(とうえき)と呼ばれる、
糖度65%ほどの甘い液体になります。



そして濃縮された糖液は最後の工程へ-

するとみんなに前には
再び巨大なタンクが登場!





あぐりっこ「あつい!」「あつい~」

井上さん「ここが結晶化する工程です」

さてどうやって結晶化するんでしょうか?




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